2010年12月アーカイブ

横山典弘騎手が120勝で悲願のリーディングジョッキーを獲得。
内田博騎手の猛追(118勝)を受けるも辛くも逃げ切った。

地方重賞を加えた最多勝では、内田騎手に最後の最後で差されてしまった。
その他、JRA賞の受賞者は以下の通り。(2011年1月6日付け)

2010年度JRA賞
騎手部門

最多勝利騎手 内田 博幸 美浦
最高勝率騎手 横山 典弘 美浦
最多賞金獲得騎手 蛯名 正義 美浦
最多勝利障害騎手 五十嵐 雄祐 美浦
最多勝利新人騎手 高倉 稜 栗東

明けて3月には、息子が騎手デビューを果たす、横山典騎手。
父親として、名実ともにトップジョッキーとして迎え撃つことになる。

競馬の見どころがまた一つ増えた。

2010年の競馬最決算・有馬記念を見事制したのが
今年大活躍の3歳馬勢の1頭、ヴィクトワールピサ。

レースは序盤からスローの流れで
結局はスタートから先行していた6頭中5頭が
6着以内に収まる究極の前残りの展開。

予想外で逃げたオウケンブルースリーが11着に沈んだだけで、
他の先行馬は後ろからの圧力をほとんど感じることなく
マイペースを守りぬける理想的なながれであった。

ほとんど、逃げ馬と肩を並べるようにレースを進めていた、ヴィクトワールピサ。
その直後に着けていたトゥザグローリー、ネバブション。
練習の成果を見せ、好スタートから先頭集団に取りついたペルーサ。

これらの馬がほとんど掲示板を埋め尽くし、後続の馬は、
ただの1頭をのぞいてまったくゴール前でカメラに捕えられることはなかった。

その、唯一、後続集団から恐るべき伸び脚で強襲してきたのが
1番人気を背負った女傑ブエナビスタ。

この遅い流れは明らかにブエナビスタにとっては不利な展開。
普通のなら、掲示板に載ることすら難しかったであろうが、
この女傑の底力には感服するのみ。

ゴール前で捕えたかもと見えたハナ差での惜敗。
秋三冠といわれる、王道を1着・1着(2着に降着)・ハナ差2着で駆け抜けた。
常に1番人気を背負う中、結果を出し続けることは至難の技。

過去の名牝たちの中に入ってもその実力はナンバーワンであるといっても
過言ではないであろう。
それどころか、ターフを沸かせて最強牡馬たちの中に入っても
遜色のない結果といえよう。

その歴史的牝馬を破ったヴィクトワールピサ。
大金星を挙げたのは、やはり、レベルが高いと言われてきた3歳牡馬。
この結果で、ガ然、来年の競馬が面白いものになってきた。

最近は牡馬が全く結果を残すことが出来なかったため、
競馬界全体に層の薄さを感じさせるさみしい状態が続いていた。
ようやく、3歳牡馬が結果を残してくれ、
古馬戦線に多くの見どころをもたらしてくれた。

今日出走した3歳牡馬たちに、さらに、
JC馬・ローズキングダム、菊花賞馬・ビックウィークが加わる、
鉄壁の陣容。

今年デビューで競馬界に新風を巻き起こしつつある
ディープインパクト産駒。
その前に大きな壁となってくれそうな、世代が一つ上にあることで、
日本競馬のレベルがさらなる高みにアップすることができる。

来年はここ最近にはなかった牡馬の世代間でのレベル争いも見ることが出来る。
そういった意味でも、ヴィクトワールピサの1勝はとても価値あるものと言えよう。

来春の天皇賞・春が今から楽しみなレースと感じられるのは
何年ぶりであろうか。それだけ牡馬がだらしない結果を出し続けていたのだが、
やはり、春の大一番の3200mはワクワクするものでなければ、物足りない。

海外遠征する予定のブエナビスタと再戦する時、
その勢力図がどのように変化しているのか、
もしかすると、ディープ産駒から化物が現れているかもしれず、
想像するだけでもドキドキが止まらない。

2011年は競馬界が新時代に突入したと感じさせる年となることを
願ってやみません。

ローズキングダムが腹痛のため、
まさかの有馬記念の出走取消。

それにしても、主役になりきれない、
ローズ一族の宿命。

ジャパンカップでは実質2位のため、
有馬記念での結果が最優秀3歳牡馬の決定に
大きく左右するのは間違いない。、
結局、ダービー・菊花賞・JCでのあと一歩の印象しか残らなかった。

JRAのエース騎手・武豊の参戦のない有馬記念となってしまったのは
非常に残念でならない。

海外の一流騎手に制圧されつつある、重賞レース。
その中、有馬記念では日本人騎手の意地を見せて欲しいところ。

毎週のように栗東から美浦に駆けつけて
騎乗予定馬ペルーサの調教をつけてきた安藤勝騎手。
最近は乗り鞍を制限して大レースに備えつつある大ベテラン。
今回の有馬記念一点に照準を合わせてきている熱の入れよう。

付きっきりといってもイイほどのペルーサとの関係は、
アンカツさんの、
晩年に差しかかってきた騎手人生を、
全身全霊を、賭けて挑む
覚悟・気迫・危機感すら感じられる。

当初は横山典騎手のピンチヒッターとしての
スポット騎乗だったはずが、
ここまで、情熱を賭けて下さろうとは、思いもしなかった。

数多くの名馬に跨ってきた一流騎手が
ペルーサに潜むの可能性を感じとってくれたのだろうか。
有馬記念ではその片鱗を余すことなく発揮してもらいたい。

日本人騎手の代表格として、期待せずにはいられない。

いよいよ週末に迫った有馬記念のプレ・レーティングがJRAから発表された。
断然の1番人気を背負いそうな、ブエナビスタが『121』の最高値。
他は、以下の通り。

 ◆日本馬◆
馬  名 年齢 調教師 レーティング レーティング該当レース
ヴィクトワールピサ 3 角居勝彦 119 皐月賞1着・JC3着
エイシンフラッシュ 3 藤原英昭 118 東京優駿1着
オウケンブルースリ 5 音無秀孝 115 ジャパンC2着(2009)
ダノンシャンティ 3 松田国英 115 NHKマイルC1着
トゥザグローリー 3 池江泰郎 109 中日新聞杯1着
ドリームジャーニー 5 池江泰寿 120 有馬記念1着(2009)
ネヴァブション 7 伊藤正徳 115 I-L 宝塚記念5着、天皇賞(秋)5着
ブエナビスタ 4 松田博資 121 天皇賞(秋)1着・JC1位→2位降着
ペルーサ 3 藤沢和雄 120 天皇賞(秋)2着
メイショウベルーガ 5 池添兼雄 112 京都大賞典1着、エリザベス女王杯2着
ローズキングダム 3 橋口弘次郎 120 東京優駿2着
レッドディザイア 4 松永幹夫 115 I-L ブリダーズカップF&M4着
ルーラーシップ 3 角居勝彦 113 M-L 鳴尾記念1着

ブエナビスタのレーティングが他馬と比べ、
やや低めに見積もられている様な気がするが、
概ね、納得の数値。

JCの時に付けた点数を下方修正することはできなかったのか、
まだ、GⅠ未勝利のペルーサが3歳牡馬陣では、
ローズキングダムと並んで『120』のトップ。

ペルーサに本番での人気がどこまであるのか、
競馬ファンとJRAとの馬の見立ての差を比べてみたい。

今年の朝日FSは関東馬のグランプリボスが制覇。

鞍上のデムーロ騎手からド派手なガッツポーズ。
2着には、これも、関東馬リアルインパクトがインコースから抜け出してのゴール。
京王杯2歳Sの1着2着馬が、そのまま1・2フィニッシュ。

勝ち馬のグランプリボスは、4コーナーでアドマイヤサガスとコース取りで
馬体をぶつけ合いながら(←審議対象)
バランスを崩すことなく、直線を力強く伸び、見事に差し切った。

掲示板に乗った5頭中、4頭が外国人騎手騎乗馬。
日本人騎手は福永騎手騎乗のリベルタスが3着のみ。
本場欧州でしのぎを削るトップジョッキーの実力は
やはり、計り知れないものなのか、上位を独占された。

父親はサクラバクシンオーなので、
距離適性からもマイル戦が限界かもしれない中、
見事に2歳チャンピオンに輝いた。
どちらかと言えば、晩成型の産駒を多く輩出しているバクシンオーなので、
グランプリボスにも息の長い活躍を期待したい。

それにしても、美浦の2歳牡馬の1・2フィニッシュ。
西高東低と言われ続けた中央競馬界は、その勢力図が変わりつつあり、
美浦所属馬の活躍がGⅠの舞台でも多く見られていた。
朝日FSでも、ここ最近の傾向を見事に反映した、うれしい結果となった。

来週はいよいよ大一番グランプリ・有馬記念。

今日の勝ち馬名同様、グランプリボスとなるのは、どの馬か、
関東勢から勝ち馬が現れるのか、
非常に楽しみである。

今年の3歳牡馬の最強の呼び声もあるダノンシャンティが骨折明けで
いきなりの有馬記念挑戦を発表した。

当初は年明けの金杯(斤量次第)からとの話だったので、かなりの驚きである。
これにより、有馬記念はまさに、3歳牡馬ナンバーワン決定戦の様相を呈してきた。

ジャパンカップの勝ち馬ローズキングダム
凱旋門賞挑戦の皐月賞馬ヴィクトワールピサ
今年のダービー馬エイシンフラッシュ
鳴尾記念で初重賞制覇の超良血馬ルーラシップ
先週小倉で中日新聞杯勝利で最終切符を手にしたトゥザグローリー
秋の上がり馬菊花賞馬ビックウィーク。←年内休養。

そして、大味な競馬を繰り返す藤沢厩舎の問題児ペルーサ

ゲート練習の結果次第とのことだが、
ここはこの「3歳牡馬まつり」に参加しない手はない。
出走すると、しないとでは、この先馬に持たれる印象度・スター性が
全然ちがうものになりかねない。それほどの一戦。

・・・それにしても・・・

過去、これほど、3歳牡馬が一堂に会したGⅠレースがあっただろうか。
簡単には思い出せないほどのネームバリューの集まり!
競馬界全体を見渡せば、芝における条件戦から重賞レースまで、
もはや今年の3歳馬が制圧したといっても過言でない状況。

この3歳勢を『最強世代』たらしめているのは、
有力馬の致命的な故障が例年に比べ
ほとんど見受けられなかったことも一因にあるかもしれない。
『無事是名馬』を体現する優良な世代ともいえる。

もしかすると、今回は歴史的なグランプリなのかもしれない。
それだけ、楽しみなメンツが集まった有馬記念。
いまや、最後の砦となっている、ブエナビスタの首を獲って
勝ち名乗りを揚げる一番槍はどの3歳牡馬になるのかが
最大の注目ポイントになっているといえよう。

今年の有馬記念では、過去に例のない衝撃的な
『世代交代劇』が見られるかもしれない。
ジャパンカップで実質勝利した、ブエナビスタも
よれて、降着を取られてしまったことからも
すでに、『おつりのない』状態に見受けられる。

右回り・ゴール前の急坂の中山コース。
阪神・宝塚記念でナカヤマフェスタに屈してしまったことからも、
適性値の高い東京コースのようにはいきそうもないブエナ。

圧倒的に見えた天皇賞・秋とジャパンカップ。
しかし、やはり牝馬。これだけの激戦を潜り抜けた後に
まだ「上がり目を残していた」ということは
さすがに考えにくい。

ここが逆転のチャンス。
3歳牡馬勢が一気にチャンピオンホースの牙城を崩して欲しい。
近年まれにみる『最強世代』の総決算。
まさに、束になって襲いかかり、
長らく続いた、「牝馬最強の時代」に終止符を打ってもらいたい。

競馬界の革命・下剋上の決定的な瞬間を拝むことができるかもしれない
今年の有馬記念。
いまから、ワクワク感が止まりません!

願わくば、ペルーサ開花の瞬間となることを・・・。

阪神ジュベナイルフィリーズは一番人気を背負った
レーヴディソールが直線一気の差し脚で、見事にファンの期待に応えてくれた。
そして、GⅠ史上初となる、1着から3着までを芦毛馬が独占するというおまけ付き。

1着・レーヴディソール
2着・ホエールキャプチャ
3着・ライステラス

芦毛の馬はそれ自体が少ないので自然と応援してしまう。
今年は芦毛のスーパースター『オグリキャップ』が天寿を全うした。
そんな中、現れたスター候補のレーヴディソール。

いくら、2歳牝馬のマイル戦とはいえ、
初めの1000mを61秒台で追加するという、GⅠでは考えられない
超スローペース。

そんな中、2番人気に押されていた『ダンスファンタジア』は、
折り合いをつけることが出来ずに、向う正面で
レーヴディソールを追い越していくという、
なんとも、子供じみた姿を晒してしまった。

レーヴディソールは悠然と馬群の後ろから徐々に進出する
差し馬台頭の昨今の競馬を象徴する
王道ともいえるレース運び。

普通なら、これだけのスロー展開だと差し馬に見せ場をつくることは難しくなるところ。
しかし、前走のデイリー杯で魅せた末脚を今回もいかんなく発揮。
最後の100mで難なく先頭に躍り出ると、後続馬に隙をみせることなく、完勝のゴール。

きちんと実力通りの走りをレース毎に見せることが出来るのは一流馬の証。
ファンの期待を背負う1番人気の馬が予想通りの結果を出すのは簡単なことではない。
同厩舎(栗東・松田博厩舎)同オーナー(サンデーレーシング)の先輩の名牝
ブエナビスタ』をイメージさせる見事な勝ちっぷりを披露したレーヴディソール。
芦毛の馬体からは、すでにクラシックに王手をかけたかのような圧倒的なオーラが感じられた。

それにしても・・・
藤沢・武豊・社台レーシングの完璧ともいえる陣容で挑んだダンスファンタジアの
期待を裏切る失速ぶり。
スタートで後手を踏み、どスローの流れに我慢できず、序盤で脚を使いきり、
最後の直線では馬群に沈むどころか、顔をアップアップさせながら、
よれよれの足取り。斜行ギリギリの進路どりは、最早エネルギー切れのグロッキー状態。

ファルブラヴの気性難がそのままレースに反映してしまった無残な結果。
同厩舎の先輩「ペルーサ」同様に持てる力をレースで存分に発揮できない幼い気性では、GⅠレベルでは通用しない。この大味な感じは魅力にもなるが、いかんせん『そつのない』イメージのある藤沢厩舎では、なんとも期待外れなガッカリ感はぬぐえない。
ペルーサにしても、ダンスファンタジアにしても、
成長とともに気性面でも落ち着いてくるのだろうが、
なんとしても、クラシックで活躍して欲しいと願うのも、また、ファン心理。
来春までには、藤沢ブランドを感じさせる馬に調教してもらいたい。
失礼ながらも、失敗が阪神JFでのものなら、まだ取り返しが効く。
やはり、本番は樫の大舞台。母が失速した直線を先頭で駆け抜けてほしい。

それにしても、
今年のは藤沢厩舎の2歳陣の勢いを象徴していた1頭だけに
今日の惨敗はファンとしてはショックが大きい。
来春のクラシックでの活躍を夢見ていただけに、今日の敗戦が厩舎自体に
暗い影を落とさないように祈るばかりである。

直線でのダンスファンタジアの失速ぶりは一抹の不安を覚えるもの。
なにか、故障でも発症したかのような馬の嫌がり方にも見えたので、
レース後無事であるように願いたい。特に馬体検査などは行っていなかった模様だし・・・。

来週の朝日杯フューチュリティSでは、藤沢厩舎の期待馬が抽選に通ってくれるかが注目される。
新馬勝ちしたばかりのサトノオーが出てくれば応援したい1頭となるだけに、なんとしても、
抽選の壁を乗り越えてダンスファンタジアの無念を晴らしてもらいたい。

!?

・・・
第1回特別登録 28頭のなかにサトノオーの馬名がない・・・
まだ、GⅠの器ではないと判断されたのだろうか。
ファンの贔屓目から期待値を大きくしすぎてしまっているのだろうか。
うーむ、今週の阪神JFに比べて、スター性に見劣りを感じてしまう出走予定馬。
ちょっと、ワクワク感が足りないような・・・。

もとより、期待の2歳馬たちは、まだデビュー前ではあるので、
予想外の新星が現れることを期待したいと思う。

FA宣言をしていた森本選手が横浜のオファーを受け、
移籍することが発表された。
おそらくはセンターで2番を任せることになるであろう。

内川の抜けた穴を埋めるのは打力分ではなく、
守備力・走力の向上を計ることで
総合的に埋めることができる。

センターラインを固めることで余分な失点を防ぐ。
尾花監督はどちらかといえば、やはり、守備的な采配を好むのだろう。
ちょうど、内川と入れ替わるように、森本選手を獲得できたのは、
運が良かったともいえる。

チームの雰囲気を変えるような活躍を期待したい。

そして、期待の有望株、筒香選手の背番号が
『55』→『8』に変更されることが発表された。

これは、巨人の太田と番号がかぶっていたのを嫌ったのか。
それとも、このオフシーズンに本家ゴジラの所属球団が
まだ決まっていないことと関係しているのか!?

まあ、ほとんどありえない、妄想をしばしの間、楽しむこととしよう。

ベイスターズの安打製造機、内川がソフトバンクに移籍することが
正式に発表されてしまった。

残念である。
こうなったら、ソフトバンクから粋のいい若手投手を交換で獲得したいところである。
新垣投手は、プロテクトから外れてないかなぁ...。

この穴は筒香選手に埋めてもらいたい。
来年はハンカチ世代がプロ入りしてくる、かなりハイレベルな
新人王争いが予想される。
入団2年目でも、高卒入団なだけに年代は2つも下ではあるが、
『圧倒的なレベルの差』を見せつけて、誰の文句もつかないほどの
結果を出して欲しいところだ。

そして、もう一人。
今年は散々な結果に終わった吉村選手。
レギュラー落ちどころか、2軍生活に後戻りという、
まさかのシーズンを送ってしまい、ベイファンの期待を裏切ってしまった。
はっきりいって、唯一の希望の星だっただけに、この失望は大きかった。

降って湧いた内川移籍で再びポジションの一角が空席となった大チャンスが到来。
実力とともに運もあるのがスター選手の条件。
この機会を逃すと次はないという、強い気持ちでレギュラーを勝ち取って欲しい。

尾花監督の構想に内川のポジションを埋めるだけの結果が見込めるのは
恐らく、吉村選手ということになろう。
2軍でいきなり2冠王を獲った筒香選手といえども、
シーズン通して結果を出したことのある吉村選手との差はまだかなりある。

外野の一角をこの2人が争うことで、チーム内にレベルの高い、競争意識が生まれる。
これで、なんとなく、ゆるーい雰囲気が漂うベンチもピリッとするだるう。
この2人のどちらかでも覚醒して、タイトルホルダーに名を列ねるくらいの選手に
成長してくれれば、内川の流失をすっきり忘れることが出来る。
・・・内川の頭角が多村のトレードがきっかけだった時のように。
  皮肉にもまたしても、相手球団はソフトバンクであるし・・・。

来年は球団存続が掛かる瀬戸際のシーズンになると覚悟して、
死に物狂いで結果を残して欲しい。
ベイファンは球団が横浜に存続することを心より願っているのです。

ジャパンカップはブエナビスタの強さばかりが目立ったレースと思いきや、
まさかの『斜行・降着』。パトロールビデオを見てみても明らかに
ローズキングダムの進路を塞いでいる。それも、馬群の外側から、
右鞭を入れて、一気にインコース近くまで馬体を寄せてくる荒っぽさ。

たしかに、最内のヴィクトワールピサもローズキングダム目掛けて
寄れてきて、ローズが外に逃げようと進路を外に取ろうとしたことも
原因のひとつではあっただろう。

しかし、ブエナビスタの寄れっぷりは、武ローズがまっすぐ進路を取る
綺麗な騎乗を魅せていることからも、審議の対象に値する危険なもの。

1度ならずも2度馬体を寄せていては、擁護のしようもないか。
GⅠの勝ち馬の降着は正直見たくはない。
とても、後味を悪くさせるもので、写真判定での審議中とは
まるで違う『ガッカリ感』。

ブエナの寄れた原因はスタート直後のつま突きから、
しばらく、自分の走りをできずバタバタしたことで、
余計なスタミナを消耗してしまったためであろう。

楽勝に見えたが『おつり』のない競馬であったのかもしれない。
しかし、ブエナ陣営は無念でならないだろう。
名牝ウォッカ以上の結果を出したはずのこの秋競馬。
ボーナスの3億円の権利も逃してしまった。

勝馬ローズのオーナーはブエナと同じサンデーレーシング。
オーナー自身は内心2着がローズなのだから、大目に見て欲しいと願ったことだろう。
・・・会員制なので、そうもいかないか・・・
明らかに実力では劣ることを証明してしまったローズキングダム陣営としては、
素直に喜べないのも無理もない。
しかし、これも血のなせる業か。
どうしても、ここぞで勝ち切れなかったローズ一族の本格GⅠ獲得が
このような、しょっぱさを醸し出すものとなろうとは・・・。

この先、G1勝ちを収めることが出来なければ、
『なんちゃってジャパンカップ』と言われかねない。
しかし、他の3歳勢も世代としてのレベルの高さは証明する事が出来たことからも、
再び、大舞台での最先着は並大抵の難しさではない。
ローズにウイニングランをする機会は訪れるのだろうか・・・。

それにしても、ペルーサ・・・。

またしても、スタートを決められず。
名伯楽・藤沢調教師にスタート直後に「帰りたい。」と嘆かせる始末。
皆のお手本となる師の面目を丸つぶしにする、
あまりにお粗末な『子供っぽさ』。

よりによって、毎日王冠→天皇賞・秋→ジャパンカップの秋王道ローテーションで、
全て出遅れを犯すことになろうとは・・・。
大器の片鱗を十分に魅せつける直線での伸び脚。
しかし、スタートで負うハンデは2400メートルコースでも返済しきれない。
ましてや、各世代の代表が集まる最高峰のグレードレース。

有馬記念への出走は
『この先1カ月間でのゲート練習次第』だという、3歳秋のサラブレットには
あるまじき、幼すぎる条件。
名門厩舎の底力をこの1カ月で是非見せてもらいたい。
どうにか、この子供馬を躾け直してピリッとした馬に仕上げて
有馬記念を迎えて欲しい。

それにしても、唯一「ほっ」としたことは、
武豊騎手の連続GⅠ勝ち年数が遂げれなかったことである。
やはり、持って生まれた星があるのか。
完全な力負けの中でも諦めずに、2着まで押し上げる誠実さが、
勝利の女神に愛される理由なのであろうか。
『23年連続GⅠ勝利』を達成。
日本競馬界のミスターはまだまだ輝き続ける。

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