2011年11月アーカイブ

場所前に師匠を亡くし、傷心のまま挑んだ九州場所で、
10勝を上げ、大関昇進となった稀勢の里。

今場所は精神的にも厳しく、肉体の疲労もこれまでの場所とは比べようもないほど
大きかったことは想像に難くない。

そんな状況でも、10の勝ち星を並べたことは立派の一言。
昇進目安となっていた11勝にひとつ足りなかったことが、
今後稀勢の里が更に上を目指すに際して吉と出るかもしれない。

本人が大関に昇進できたことだけを良しとして、
その地位に安穏とする満足感が十分に得られたとは考えづらい状況。
足りなかったことが、逆に昇進後の精進に繋がることを願いたい。

超えるべきは横綱白鵬。
悲しみを乗り越えて、大関の地位を手にした稀勢の里。
更なる高みを目指して、精進してもらいたい。
史上最高の顔ぶれとなった今年のジャパンカップ。
国内外のチャンピオンホースたちが揃ったレースで
先頭を切ってゴールしたのが、日本のエース、ブエナビスタ。

昨年のジャパンカップで1位入線も斜行2位降着となり、
勝ち運から見放され続けた女傑ブエナビスタ。
その鬱憤を払拭する見事な勝ち星を上げ、噂された力の衰えの不安説も一蹴した。

勝ち馬ブエナは内枠2番から最内ラチ沿いを進む省エネレースを展開。
レース自体は積極的な逃げ馬が不在のためスローな流れとなる。
開催最終日ながらも内側が伸びる東京コースで理想的な位置取り。
最後の直線では一瞬出口を失いかける前走天皇賞・秋を連想される同様な展開。

しかも、昨年の因縁となったローズキングダムと進路が被るいやな流れ。
今日は瞬発力勝負で先にコースを抑え馬郡を突き抜けることに成功。
一瞬の判断力が今日のレースの勝因となる。

伸びる内側を逃げ馬の直後につけた天皇賞馬トーセンジョーダンとの叩き合い勝負。
実力で勝るブエナビスタが最速の上がりを見せ、首差かわしてゴール板を駆け抜ける。

期待された凱旋門賞馬デインドリームは出遅れに加え、馬郡の中に閉じ込めらる展開。
最終コーナーで外側を回されるコース取りの差も出てしまい、6着に沈む。

ドバイWCの覇者のヴィクトワールピサも久しぶりが堪えたのか、ゲートの反応が悪く、
馬の行きっぷりもイマイチでスタートから最後方に着けてしまい、レースの流れに乗れず仕舞い。
まったくの見せ場なく13着の大惨敗を喫する。

この2頭よりもさらに醜態を晒してしまったのが、3番人気と期待された関東馬ペルーサ。
スタートのでも良く、レースは中段に位置取りまずまずの展開。
しかし、前半61.8秒と、前走天皇賞よりも5秒近く遅くなるスローペースに
向こう正面で掛かってしまうストレスの溜まる展開。

このスローペースをいち早く察した安藤勝騎手がロングスパートの大まくりを見せる。
外側からあおられる格好となり、今年の春の天皇賞と同様にレースの流れが急転する。
スローペースでガマンしきれずに掛かった時点で騎手との折り合いは付かなくなってしまい、
最終コーナーを回るころには、ペルーサ自身はすっかり走る気をなくしてしまう。

切れ味勝負のペルーサが3F36.2のメンバー最低上がりで最下位入線。

きちんとゲートを出なかった3歳時の様子から気分屋であることは周知の事実ではあったが、
今日のように、レースで走ることを諦めてしまう事はファンに対しての背信行為。

最近の藤沢厩舎のサラブレットには最近、気分屋が多く見られる。
今日のペルーサもそうだが、春先にはクラシック候補とされたダンスファンタジア、
残念ダービー・ラジオNIKKEI賞で逸走して他馬に多大な迷惑をかけたプランスデトワールなど。

名門と謳われる厩舎にはあるまじき失態が続いている。
厩舎での求心力を失っているのか、馬至上主義の厩舎で、
若駒のメンタル面の矯正が機能していないように感じる。

ペルーサにおいては、精神面もさることながら、適正距離についても疑問符が付く。
東京2400m青葉賞を完勝していることからクラシックディスタンスが得意な馬と決め付けているが、
524kgの馬体重はジャパンカップ出走馬で最重量。

筋肉がつきパワーアップしたとされる肉体に反して、
心肺機能はその馬体の推進力に与え続けるだけのスタミナを持ち合わせているのか疑問。
東京2000mがベストパフォーマンスを見せることが出来るというのならば、
むしろ、マイル距離に適正が高いことも十分に考えられる。

また、筋肉を付け過ぎた為に自身のもつ持続力を相殺している可能性も考えられる。
一瞬のスピードを活かす為の筋肉を手に入れることが、
決してパフォーマンスの向上になるとは限らない。
ゴツゴツした脚さばきを余儀なくされ、パワーが無駄に伝達される可能性もある。

今日の大惨敗により、精神的な回復が成されないままではとてもレースに出させられない。
今年の有馬記念への出走は厳しい状態になった。
来春までに肉体面の改善で適正な馬体重に戻してもらいたい。
もしくは、マイル路線に変更し、活路を見出すのもひとつの策。

肉体の充実期も精神面が不安定な状態では惨敗を繰り返す危険をはらむ。
ここは心機一転を図り、来年以降の躍進を願いたい。

また、最強と謳われた4歳世代も今年のジャパンカップでは
4着のトレイルブレイザーが最先着と不発に終わる。

しかも、5着に入った、3歳ナンバー2のウインバリアシオンに先着を許してしまう。
エイシンフラッシュ・・・・8着
ローズキングダム ・・・・9着
トゥザグローリー ・・・・11着
ヴィクトワールピサ・・・13着
ペルーサ・・・・・・・・・・16着

5歳牡馬トーセンジョーダンの覚醒により、競馬界の覇権は4歳世代が手の内に入れることは厳しい。
今日惨敗した4歳馬たちに加え、残りの実力馬ヒルノダムール、ルーラーシップが有馬記念で巻き返しを図りたいところ。

マイルCSを制覇したエイシンアポロンを筆頭に、
ミッキードリーム・リディル・アドマイヤコスモスなど
4歳牡馬世代は次々と重賞勝ちを上げているところからも、
レベルの高さ・層の厚さは実証済み。

あとは覇権を取るべく、もう一段のレベルアップが必要。
オルフェーブルに有馬記念をあっさり捕られる様ではこの先覇権を取ることは難しくなりそう。
重賞止まりの不運な世代と呼ばれることの無いようにGⅠレースでも存在感を示しておきたい。


【11月27日(日)ジャパンカップ(GI)】※JRAデータ参照


調教後の馬体重


馬 名 馬体重 計量
場所
所属厩舎 (参考)
前走
馬体重
1 1 ジャガーメイル 490 美浦 堀 宣行 美浦 490
1 2 ブエナビスタ 462 栗東 松田 博資 栗東 462
2 3 ローズキングダム 478 栗東 橋口 弘次郎 栗東 460
2 4 オウケンブルースリ 490 栗東 音無 秀孝 栗東 488
3 5 トレイルブレイザー 500 栗東 池江 泰寿 栗東 490
3 6 トゥザグローリー 542 栗東 池江 泰寿 栗東 528
4 7 ペルーサ 532 美浦 藤沢 和雄 美浦 520
4 8 ヴィクトワールピサ 522 栗東 角居 勝彦 栗東 海外
5 9 サラリンクス 410 東京 J.ハモンド 海外
5 10 キングトップガン 510 栗東 鮫島 一歩 栗東 506
6 11 ミッションアプルーヴド 528 東京 N.チャタポール 海外
6 12 ウインバリアシオン 524 栗東 松永 昌博 栗東 516
7 13 デインドリーム 430 東京 P.シールゲン 海外
7 14 シャレータ 444 東京 A.ドゥロワイエデュプレ 海外
8 15 エイシンフラッシュ 504 栗東 藤原 英昭 栗東 490
8 16 トーセンジョーダン 492 栗東 池江 泰寿 栗東 478

上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。



【プレレーティング】
日本馬

馬  名  性  年齢 調教師 レーティング 該当レース
ヴィクトワールピサ 4 角居 勝彦 122 I(A) ドバイWC1着
ウインバリアシオン 3 松永 昌博 117 東京優駿2着
エイシンフラッシュ 4 藤原 英昭 118 宝塚記念3着
オウケンブルースリ 6 音無 秀孝 116 JC7着(2010)
カリバーン 4 鹿戸 雄一 110 オールカマー3着
キングトップガン 8 鮫島 一歩 105 函館記念1着
ジャガーメイル 7 堀 宣行 118 JC4着(2010)
トゥザグローリー 4 池江 泰寿 120 日経賞1着
トレイルブレイザー 4 池江 泰寿 108 AR共和国杯1着
トーセンジョーダン 5 池江 泰寿 122 天皇賞(秋)1着
ヒルノダムール 4 昆 貢 121 フォワ賞2着
ブエナビスタ 5 松田 博資 121 JC2着降着(2010)
ペルーサ 4 藤沢 和雄 120 天皇賞(秋)3着
ローズキングダム 4 橋口 弘次郎 120 JC1着(2010)


外国馬

馬名  性  年齢 調教師 レーティング 調教国
サラリンクス(愛) 
Sarah Lynx
4 J.ハモンド 118 仏国
シャレータ(愛) 
Shareta
3 A.ドゥロワイエデュプレ 120 仏国
スノーフェアリー(愛) 
Snow Fairy
4 E.ダンロップ 122 英国
デインドリーム(独) 
Danedream
3 P.シールゲン 128 独国
ミッションアプルーヴド(米) 
Mission Approved
7 N.チャタポール 115 I-L 米国
最強4歳世代の一角、エイシンアポロンが待望のGⅠ制覇。

最強と謳われた現4歳牡馬陣も、蓋を開けてみれば、
今年獲得した国内・芝GⅠは天皇賞・春の1冠のみ。
主戦場ではないとはいえ、短距離・マイル路線では結果を残せずにいた。

最強世代の看板を守るべくマイル戦線に路線を合わせてきた3頭の4歳牡馬。
11ヶ月の休養から順調にステップレースを運んだエイシンアポロン。
4歳世代最後の大物ミッキードリーム。適正距離を掴んだリディル。

スタートで人気の一角の外国招待馬イモータルヴァース・3牝が遅れをとる。
内枠からシルポートが大方の予想通りに軽快の逃げ。
平均ペースで進む中、1番枠のフィフスペトルが2番手経済コースを通る絶好の展開。

エイシンアポロンも有利な内枠を活かし、先行集団につける。
レースは直線で逃げるシルポートをフィフスペトル・エイシンアポロンが早めに捕まえ、
叩きあいの勝負。自力で勝るアポロンが先頭に替わり後続の強襲を許さずそのままゴール。

馬場のダメージが大きくなり、外枠有利ともささやかれた今日のレース。
しかし、馬場コンディションは前日の大雨で、やや重までにしか回復せず。
京都外回りコースとはいえ、スピードの乗りやすいコース形態。

差し馬にとっては厳しいレースとなってしまった。
出遅れたイモータルヴァースは最内から逆転を狙うも、差し脚が伸びず7着。
3年連続の日本遠征となったサプレザ・6牝が意地を見せるも、3着まで。
4歳馬ミッキードリームは中段からの流れも末脚を発揮できず9着。
2番人気に押されていたリディルに至っては、道中折り合いが付かず、14着と大失速。

注目を集めていた3歳馬たちも安田記念馬リアルインパクトの5着が最先着。

NHKマイルの覇者グランプリボスは出遅れて結局レースの流れに乗れず仕舞いの13着。
海外遠征の失敗から崩れたリズムは今日も戻らず。来春を見据えて休養に入る可能性も大きい。

1年近くの休養から見事に復活したエイシンアポロン。
抜群のマイル適正から、今後のローテーションに注目が集まる。
東京の1800mでの好走から2000mまでは持ちそう。
スプリント戦となると、距離不足が懸念される。

ダート戦・海外遠征などに活路を見出す可能性も十分。
エイシンアポロンの父Giant's Causewayは2009年・2010年と2年連続で
北米リーディングサイヤーに輝く注目の種牡馬。

今後の活躍次第ではエイシンアポロンの血統はとても魅力的なものとなる。
次走、どのレースを選択してくるのか注目したい。

巨人の内紛騒動も起こり、日本シリーズを尻目にストーブリーグに注目が集まるプロ野球界。
今年のシーズンオフは例年に無い選手・監督の出入りが起こる可能性を秘めている。
横浜はDeNAへの承認が12月1日以降と、オフの選手獲得争いでは出遅れ、厳しい状態。

横浜DeNAベイスターズとなる1年目、注目を集めるスター選手を捕りに行くのか要注目。

去就が注目される選手(抜粋)

ダルビッシュ(日ハム) 大リーグ・ポスティング    
青木(ヤクルト) 大リーグ・ポスティング    
中島(西武) 大リーグ・ポスティング    
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村田(横浜) FA    
栗原(広島) FA 残留 広島
新井(阪神) FA 残留 阪神
鳥谷(阪神) FA    
川崎(ソフトバンク) FA・海外?    
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杉内(ソフトバンク) FA    
和田(ソフトバンク) FA・海外?    
岩隈(楽天) FA・海外?    
帆足(西武) FA    
寺原(オリックス) FA    
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ラミレス(巨人) 戦力外    
グライシンガー(巨人) 戦力外    
ソト(中日) 残留 中日
ネルソン(中日) 残留 中日
チェン(中日) メジャー挑戦?    
ブランコ(中日) 残留 中日
スレッジ(横浜) 戦力外    
ハーパー(横浜) 戦力外    
マートン(阪神) メジャー復帰? 残留 阪神
ブラゼル(阪神) 戦力外 残留 阪神
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黒田 国内復帰?    
井川 国内復帰?    
川上 国内復帰?    
福留 国内復帰?    
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落合(中日) 退団  
梨田(日ハム) 退団  
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菅野 日ハム? 浪人  
         
         
         
         
今日から、大相撲九州場所が開催。
開催直前に師匠の鳴門親方が急性心不全のために死去。
傷心の中、大関昇進のかかる稀勢の里関。

中学卒業とともに角界入りし、貴乃花に次ぐ最年少で十両入りを果たした逸材。
大卒力士・外国人力士が幅を利かすようになった相撲界で、
古くからの相撲ファンの声援を一身に浴びる期待力士。

まさかの訃報に精神的にはボロボロの状態で、場所が始まってしまう。
親同然の師匠を失ったのだから、休場してもおかしくない状態での出場。

そんな中での今日の一番。
長身の外国人力士・旭天鵬にまわしを許し、窮屈な展開も
休まず攻め続け、寄り倒しでの白星スタート。
本人にとって、期する思いがあったのだろう、勝ち名乗りで思わず目が潤む姿が映し出される。

今場所は昇進とともに、弔い場所となった稀勢の里。
なんとか、強い気持ちを保ち続けて、最高の報告を師匠も元に届けてもらいたい。
白毛馬のマシュマロが11月13日の京都6レースのダート1400m戦でデビュー勝ちをおさめる。
姉は交流重賞を勝った白毛馬のカリスマ、ユキチャン。

父はクロフネ、オーナはそのクロフネも所有していた金子真人ホールディング。
パドックには、GⅠ並みの観客が押し寄せたというほどの人気ぶり。

真っ白な馬体がゴール板を先頭で駆け抜ける姿はカッコ良くもあり、なんといっても可愛い。
ダートを主戦場として戦うこととなりそうだが、どこまで上り詰めることが出来るのか注目していきたい。

今日の鞍上は川田騎手。現在リーディング3位を走る若手ホープ。
マシュマロとともに一気に全国区の騎手になれるか、結果も期待される。
去年の勝ち馬で、今年の凱旋門賞3着の圧倒的な実績を誇るスノーフェアリー。
堂々の1番人気を背負っての参戦。来日後じんましんを発症させ、体調面に一抹の不安材料。

レースは今年の英オークスを逃げ切ったダンシングレインが出遅れ、
最後方の位置取りという予想外の展開でスタート。
ダンシングレインに代わり先頭に立ったのが最低人気のシンメイフジ。

1000mを57秒台の大逃げで、後続に20馬身差を着け、場内をどよめかせる。
関東の有力馬のホエールキャプチャとアパパネは2・3番手から好位追走。
秋華賞馬のアヴェンチュラが直後を追走。
逃げ馬を除く後続は平均ペースと位置取りは理想的展開。

スノーフェアリーは中段より後方ラチ沿いを進む省エネコースを選択。
去年のレースをトレーシングするかのような作戦。
最後の直線に入ったところで大逃げを打ったシンメイフジが先頭に粘るまさかの展開。

しかし、ここからホエールキャプチャが捕まえにいくと後続の実力馬が一気に押し寄せる。
まずは、アパパネが絶好の位置からホエールキャプチャを交わし、
牝馬GⅠ完全制覇の夢が膨らみかける。
しかし外側から秋華賞で素質を開花させたアヴェンチュラがヨレながらも脚を伸ばし、
のこり100mで体制有利となり、GⅠ連覇が見えた最高の騎乗。
しかし、まさかの内側から豪脚炸裂でスノーフェアリーが先行馬をまとめて交わす。

3着アパパネの蛯名騎手は外側アヴェンチュラしか視界に入っていなかったような仕草。
それだけ、予想だにしない内側からの強襲一気の末脚。
結果は首差勝ちと去年の4馬身差から縮まった格好だが、内容は驚愕の一言。

日本の絶対女王ブエナビスタ以上ではないかと思わせる強さ。
牝馬GⅠに出走しただけで日本をあとにすることは勿体無いと感じさせる圧巻のレース。
しかし、ブエナビスタとの一騎打ちは誰しもが見てみたいと感じた願望。

凱旋門賞賞のあとに今年から英国最高賞金に昇格した英チャンピオンSに出走したことから、
スノーフェアリーの疲労は相当に溜まってしまった状態。
中1週でのジャパンカップ参戦は非常に困難であろうと推察される。
疲労次第ではジャパンカップへの出走もありえると報道されていたため、
その可能性はゼロではない。
最後の切れ味からも東京競馬場がこの馬にとって最高のパフォーマンスを見せることが出来そう。
そういった意味からもジャパンカップでの勇姿を拝見したいところだが、
一度疲れを抜いてからブエナビスタとの頂上決戦を実現してもらいたい。

このまま日本に滞在して、有馬記念出走となれば、その夢のようなレースが可能となる。
JRAとしても最大限のバックアップでスノーフェアリーの日本滞在を後押ししてもらいたいところ。

しかし、このスノーフェアリーを一蹴した凱旋門賞賞1・2着のデインドリーム・シャレータはどれほどのポテンシャルを秘めているのだろうか。ますます、ジャパンカップの期待値が上がる、それほどの衝撃を与えた、今日のエリザベス女王杯。間違いなく、史上最高のエリザベス女王杯であった。

また、アパパネが3着と好走。前走の府中牝馬Sでの大惨敗から見事に立て直してきた。
今日再び惨敗を喫するようだと、引退の可能性もあったため、一安心。
1つ下に強力な世代の出現で牝馬GⅠ完全制覇はまたひとつ困難なものとなってしまったが、
三冠牝馬としての実力は伊達ではないことをなんとか証明してもらいたい。

一方、2歳牝馬チャンピオンのレーヴディソールにとっては厳しいレースとなってしまった。
3月のチューリップ賞から8ヶ月ぶりのレース。成長期とはいえ、
+20kgの馬体はまだ出走するには一歩手前であったのであろう。
同厩舎ブエナビスタを超える逸材と謳われた女傑候補にとって、11着の大惨敗は痛恨。
自身の持つカリスマ性に大きな傷を付ける結果となってしまった。
やはり、若駒が最も成長する3歳春~秋の大事な時期を
ケガで棒に振ってしまったのは大きなハンディとして、今日のレースに現われてしまった。

2着・4着したアヴェンチュラ・ホエールキャプチャとの差は決して小さくはない。
海外を見渡すと凱旋門賞勝った馬も同世代の3歳牝馬。
将来的に凱旋門賞制覇をも夢見られていた逸材。
今後の出走レースの選定は慎重に決めてもらいたい。
フルゲート18頭で今のところ出走を表明している馬

ペルーサ・4牡(天皇賞・秋 3着) ← 出走頭数と秋天のレーティング?次第
以下、ペルーサよりも出走権利を持つ馬。

▼招待外国馬 4~5頭
デインドリーム(凱旋門賞1着)
シャレータ・3牝[仏](凱旋門賞2着)
サラリンクス・4牝[仏](カナディアンインターナショナル (G1) 1着)
ミッションアプルーヴド・7牡[米](Manhattan Handicap(G1) 1着)

スノーフェアリー・4牝[仏]←エリザベス女王杯優勝→香港C

▼日本馬 11~12頭
ヴィクトワールピサ・4牡(有馬記念・ドバイWC 1着)
ヒルノダムール・4牡(天皇賞・春 1着)
アーネストリー・5牡(宝塚記念 1着) → 有馬記念直行
ブエナビスタ・5牝(ジャパンカップ・有馬記念・宝塚記念 2着)
ローズキングダム・4牡(ジャパンカップ 1着)
トーセンジョーダン・5牡(天皇賞・秋 1着)
ダークシャドウ・4牡(天皇賞・秋 2着) → 来春まで休養
ウインバリアシオン・3牡(日本ダービー・菊花賞 2着)
エイシンフラッシュ・4牡(天皇賞・春 2着)
トゥザグローリー・4牡(日経賞・京都記念GⅡ 1着)
ルーラーシップ・4牡(金鯱賞・日経新春杯GⅡ 1着) → 有馬記念直行

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ミッキードリーム・4牡 → マイルCS出走
ナリタクリスタル・5牡
トレイルブレイザー・4牡(アルゼンチン共和国杯GⅡ 1着) → 香港ヴァーズ(G1)
オウケンブルースリー・6牡(アルゼンチン共和国杯GⅡ 2着)
ジャガーメール・7牡

アルゼンチン共和国杯の結果、
1・2着馬ともに出走の可能性を示唆。
しかし、トレイルブレイザーは除外の可能性が高く、香港ヴァーズに矛先を変えそう。
ペルーサの出走は微妙な状況。なんとか出走に漕ぎ着けて欲しい。

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