2012年5月アーカイブ

DeNA 5-4 ソフトバンク

今日のスタメン
(中) 荒波 .287
(二) 石川 .200
(一) 中村 .286
(左) ラミレス .276
(右) 下園 .244
(三) 筒香 .232
(遊) 藤田 .227
(捕) 黒羽根 .111
(投) 田中 


長崎でのホーム戦。相手は九州お膝元のソフトバンク。
先発は中継ぎで結果を残してきた田中が今季初先発。
打線は3・4回にそれぞれ1点ずつ上げ、2点をプレゼント。

田中は序盤の4回を無難に乗り切るも、
5回2アウトから暗転する。
勝ち投手の権利まであと一人というところで力が入ったのか、
怒涛の5連打を浴びて3失点と逆転を許してしまう。

ここで、中畑監督もガマンしきれず、投手交代。
逆転されるまでマウンドを任せたのはベンチの温情。

今年の大卒新人選手と同級生の期待の若手左腕。
あと1アウトが取れずに無念の降板。
恐らくは悔しくて、一生忘れることは出来ない試合になるであろう。

今後の野球人生で、今日の試合が
大きな糧になったといえるような日が来ることを願う。

試合はリードされた直後に中村・ラミレスのタイムリーで再逆転。
ベンチは5回途中から6人のリリーフ陣を継ぎ込み、執念の逃げ切り。

見事長崎での遠征試合を勝利で飾れたのは精神的に大きい。
明日は北九州に移りソフトバンクの地元での横浜ホーム戦。
交流戦に入り、初めての連勝を伸ばせるか注目。

今日の勝利の立役者は、5打席すべて試合に貢献した2番石川。
1安打1犠飛2打点に3四球。試合の流れを作る見事な働き。
8回無死から四球で出塁後、盗塁を試みるも失敗。
しかし、今日のプレーからは自信を取り戻しつつある積極プレー。

打率もようやくジャスト2割。出塁率も3割近くまでに回復。
石川が打線の中で機能することが出来れば、得点能力も上がる。
失敗を恐れずに盗塁機会を多く作れるようになれば、
相手投手にプレッシャーを与え、打者へのアシストにもなる。

バッティングもこれ以上ないところまで落ち込んでから上り調子。
今後打率が2割を下回ることが無いことを祈る。
出塁率を上げることも大事だが、あまりにも打率が低い。
2割程度の打率では、得点圏に走者を置いたときに
タイムリーの可能性は低く、打者としての怖さが生まれない。

ここまで調子が悪いのに、スタメンに名を連ねるのは精神的にも厳しいところ。
使うベンチが悪いと開き直って、思い切ってプレーをしてもらいたい。
明日以降、ラミレスに続いて調子を取り戻すことに期待。

DeNA 2-1 オリックス

今日のスタメン
(中) 荒波 .282
(二) 石川 .193
(一) 中村 .289
(左) ラミレス .277
(右) 下園 .238
(三) 筒香 .215
(遊) 藤田 .222
(捕) 黒羽根 .101
(投) 藤井 

引き分けを挟んで14連敗中と大の苦手としていたオリックス戦。
筒香の特大140m弾で2回に2点を先制。
先発の藤井が5回を1失点で切り抜け、リリーフ陣が試合後半を零封。
完璧な試合運びでついに、連敗ストップ、藤井も移籍後初白星を手にした。

筒香のライト看板直撃弾は、さすが長距離砲という一打。
パリーグでホームラン争いを繰り広げる、韓国の主砲李大浩が
4回に放ったレフトスタンド上段に突き刺さる特大アーチにも引けをとらない当たり。

これだけでも、筒香の将来性に疑いの余地は無い。

日本人長距離砲は各チームとも育成に苦労している。
そのため、侍ジャパンの4番候補の選抜も一本化しにくい状況。
今シーズン、試合に出続けて、結果を残せば、全日本の4番も夢ではない。
そんな妄想を膨らませることの出来る、印象的なアーチ。

今は6番に座る筒香。
「地位が人をつくる。」こともある。
将来性抜群の逸材。クリーンアップに固定して、より大きく育ててもらいたいところ。
そのためにも、今日一日だけの結果に満足せず、
明日以降もしっかりと成績を残してもらいたい。
DeNA 2-9 オリックス

今日のスタメン
(中) 荒波 .281
(二) 石川 .189
(一) 中村 .288
(左) ラミレス .285
(右) 下園 .211
(三) 筒香 .210
(遊) 藤田 .232
(捕) 黒羽根 .106
(投) 三浦 

ホーム横浜に帰ってきてオリックスを迎え撃つ一戦。
エース三浦で交流戦初の連勝を狙う。

しかし、ここまで安定感抜群の三浦が5回を投げ4失点の乱調。
勝ち星を計算していた試合だけにこの誤算は大きい。

打撃陣も先日の楽天戦で見せた繋がりはなく、2点を返すまでがやっと。
DHからレフトのポジションに戻ったラミレスは4打数1安打。
守備についても大丈夫な姿を見せてくれた。

打順を大勝した昨日の試合から入れ替え。
荒波を1番に戻し、2番に石川を抜擢。
5番に下園を初抜擢、6番には先日スタメン落ちした筒香が復帰。

金城・吉村・森本・サラサーと昨日出場した4選手がスタメンを外れる。

昨日の終盤に見せた攻撃陣のリズムが完全に無くなってしまう。
特に、荒波→中村→ラミレスと並びの良かった打順を崩してしまったことは残念。
間に石川が入ったことで、連打の気配が消えてしまったことも大きい。

石川に2安打生まれたが、前後を打つ打者からまだ信用されるには至らず。
この安打がゲーム序盤に出れば、チームの流れを作ることも出来る。
得点機を作ることが石川に望まれる仕事。

盗塁機会が全く見られないことも、期待はずれ。
仮に、自身の武器である走塁を封印しなければならない故障などを抱えながら
プレーをしているのならば、まずは、走れるような体に回復させてもらいたい。

走れないのであれば、打撃力に期待が持てるサラサーの起用も考えられる。
思いっきり走り回る姿を見せてもらいたい。
3番人気のディープブリランテが日本ダービーを制覇。
岩田騎手は念願のダービージョッキーの仲間入りを果たす。

積極的に先行し、経済コースを通り最後の直線で逃げるトーセンホマレボシを
ゴール前にきっちり差し切る見事な騎乗。

地方騎手独特の鞍上で飛び跳ねるアクション。
騎手自身の体重を馬の推進力に変えるうさぎ跳びフォーム。
外国人騎手も見せる、この騎乗スタイルは騎乗馬にゴール前のもうヒト伸びを与える。

当然、馬に与えるダメージも大きくなるため、中央騎手はあまり取り入れていない。
ここ一番の大舞台、このスタイルでGⅠを奪取する姿を多く目にする。
豪腕爆発といわれるゴール前の追い出しが今日のハナ差勝利につながった。

ゴール後、しばらくは勝利馬が確認とれす、ウイニングランとはいかなかったが、
勝利が確定すると鞍上で歓喜の男泣きを見せた岩田騎手。
騎乗停止で関係者に迷惑をかけていたことからも、
今日のダービーにかける思い入れも強かったのであろう、渾身の騎乗で結果を出す。

荒々しい騎乗スタイルから、馬がまっすぐ走り切るパワーを残していないと、
左右によれて、他馬に迷惑をかけることもしばしば。
その影響で、ヴィクトリアMで後藤騎手の落馬の原因を作ってしまった。

豪腕と強引は紙一重。
スタンドから確定後、岩田コールが起こった様に、注目される人気騎手。
馬の資質を理解して、ラフプレーとならないように心掛けてもらいたい。

2着の入ったのは蛯名騎手騎乗の関東馬フェノーメノ。
ハナ差で栄冠に届かなかったのは、コース外側からの仕掛けと騎乗スタイルの差か。
ゴール前ではまっすぐ走りきれず、外側によれてしまう。
これがハナ差負けにつながる痛恨の結果。文字通りの馬力切れ。

青葉賞から参戦した関東の最終兵器が、またしても2着という結果。
シンボリクリスエス・ゼンノロブロイのように、のちの名馬となることを強く望む。 

あまりの悔しさに男泣きをしたという蛯名ジョッキー。
岩田騎手の涙とはあまりにも対照的。勝負の世界の残酷な一面を垣間見る。
最終レースの目黒記念で勝利するも、苦い気持ちは晴れることは無い。 

ダービーのような大一番では豪腕騎乗を望まれることもあろう。
中央騎手でも関西の川田騎手がこのスタイルを見せる。
関東の騎手も馬に極力負担を掛けない育成重視のスタイルと、
勝利絶対主義ともいえる豪腕スタイルを使い分ける技術を磨いてもらいたい。

ディープブリランテの勝利により、
ディープインパクト産駒が同一年のオークス・ダービーを制覇。
サンデーサイレンスの活躍を思い起こさせる圧倒的なパフォーマンス。
SS系後継種牡馬としてその地位を確かなものにした。

種牡馬としても伝説の始まりとなるダービー制覇。
2着に入ったフェノーメノの父はステイゴールドと、完全決着とまではいえないも、
今後の日本競馬はディープインパクト産駒中心に流れることは間違いない。
競馬界を盛り上げるためにも、アンチ・ディープとなる血統の台頭にも期待したい。

タイムは2:23.8、先週のオークスレコード2:23.6には及ばないも優秀なもの。

レースは1000m通過を59.1秒とハイペースで流れる。
しかし、今の東京コースは高速馬場。このペースが決して飛ばしすぎではない。

逃げたゼロスの直後に着けたのがトーセンホマレボシ。
先行策から逃げ粘り、あわやの場面を演出。
前走京都新聞杯でコースレコードを叩き出し、ダービーへの出走権を獲得した馬。
タイムの裏づけから、自信を持った鞍上ウィリアムズの手綱さばき。
3着に粘りこんだことからも、ペースが無謀な大逃げではなかったことが分かる。

1番人気ワールドエース・2番人気ゴールドシップは道中は中段から後方待機策。
直線に入りエンジンを掛けるも、先行馬には届き切らず、不完全燃焼。
それぞれ最速の上がり、3F33.8秒を繰り出すも、4・5着までがやっと。

今の馬場状態を考えると脚を余しての敗戦にも写る。
特に福永騎手騎乗のワールドエースに至っては皐月賞と同様な負け方。
馬の絶対能力に疑問符すら浮かぶ敗戦となってしまった。

現在リーディングトップを走る福永騎手の技量は疑いようも無いが、
全ての馬との相性が良いというわけではない。
秋以降、どのような形で巻き返しを図るのかを注目したい。
楽天 1-8 DeNA 

今日のスタメン
(右) 金城 .233
(中) 荒波 .291
(三) 中村 .294
(指) ラミレス .286
(一) 吉村 .211
(左) 森本 .262
(二) サラサー .240
(捕) 黒羽根 .109
(遊) 石川 

(投) 高崎 

打率 .203と低迷する筒香が復帰後はじめてスタメン落ち。
下手に打順を下げて調子が上がるのを待つより、
打てないのなら使わないという明確な采配。
途中出場・代打などで結果を残して再びレギュラーの座を取り戻して欲しい。

筒香に代わってスタメンを任されたのが吉村。
5打数1安打とイマイチの結果。
明日以降の試合に期待したい。

DHに入って急激に調子を上げているラミレスが今日も大活躍。
まさに「ハマのラミちゃん絶好調!」。
初回に先制タイムリー2ベース。
3回も2ランHRを放ち先発高崎を援護。
猛打賞の活躍でチームに勢いを与える。

8・9回にそれぞれ4安打ずつ畳み込み、5点を奪う。
終盤にここまで得点を重ねる打線を姿は最近見られなかった。
2番・荒波と3番・中村ノリがつなぎのバッティングでこの攻撃に貢献。

理想的な得点の取り方で投手陣を楽にさせる。
先発高崎は7回を投げ1失点の好投で今季2勝目。
明日先発予定の三浦にエースの座を奪われた格好。
今日の勝利で番長とのエース争いを繰り広げながら勝ち星を重ねてもらいたい。

苦手としていたビジター戦はなんと4/12以来の勝ち星。
ビジター連敗を10で止める。
明日は横浜に戻り、天敵オリックスを迎え撃つ。

交流戦ではほとんど勝てていないオリックス。
エースを配して必勝の試合。
今日の勝利を機に流れが変わることを願う。
日本ハム 3-1 DeNA 

今日のスタメン
(中) 荒波 .283
(右) 森本 .262
(三) 筒香 .203
(指) ラミレス .271
(一) 中村 .283
(左) 一輝 .250
(遊) 石川 .173
(捕) 黒羽根 .100
(二) サラサー 

(投) ジオ 

先発のジオが初回に2失点。
パリーグ防御率1位(2.02)の日本ハム相手にいきなりのビハインド。

投手力の高い相手に試合の主導権を握れないと、
なかなか得点機は生まれない。

ましてや、相手先発は今パリーグで最も旬の左腕吉川。
5回に3本の安打を重ねて、ようやく1点を返すも、
その後はチャンスを作ることも出来ずに敗戦。

日本ハム2連戦を2敗で終えてしまう。
これで交流戦は6戦1勝で負け数は5つ。

借金が雪だるま式に増えていく現状で、
チームの覇気も上がらない。
そんな状況でも光が差すプレーも見られた。

黒羽根が俊足糸井の2盗を刺す強肩を披露。
先日は2塁悪送球で失点に繋がるプレーをしてしまった。
悪いイメージを頭の中から払拭。
次の試合に向けて攻撃的なプレーが期待できる。

また、DHに入ったラミレスがこの日猛打賞の活躍。
打率も一気に.271まで上げ、完全に復調した。
明日以降の試合でチームを引っ張る打撃を見せてもらいたい。
日本ハム 6-2 DeNA 

今日のスタメン
(中) 荒波 .294
(左) 森本 .260
(三) 筒香 .218
(指) ラミレス .256
(一) 中村 .276
(右) 金城 .242
(遊) 藤田 .206
(捕) 鶴岡 .152
(二) 石川 

(投) 小林太 

今季初先発の小林太に打線は2回に2点をプレゼント。
しかし、4回に昨年までベイスターズに在籍したスレッジに
逆転満塁ホームランを浴びてしまう。

DHに入ったラミレスは2安打で復調の気配を見せる。
ゲーム終盤に入っても守備固めの交代がないため、
8回・9回の打席も確実に回ってくる。

守備に就かないとリズムが取りにくく調子を崩すこともあるという指名打者制。
ラミレスに関しては、守備の不安から開放され、
打席に集中できるのが性格的に向いていそう。

セリーグの球場よりも外野が広いパリーグ。
そこでの守備機会が無いことはありがたい。
ラミレスが1軍復帰をしてから1ヶ月経過。
そろそろ調子が上がってきてもいい時期。
明日以降の4番に期待したい。

ラミレスに代わりレフトに入ったのが森本。
シーズン初めには絶好調も5月に入り成績は急降下。
交流戦を機に再びスタメンでの出番も増えてきた。

古巣北海道でのゲームで、奮起を期待したいところだったが、今日は無安打に終わる。
森本が活躍すると、ベンチ・スタンドのムードが一変する貴重な人気選手。
自然と気合の入る札幌ドームでの試合で、1本のヒットでも出れば気持ちが乗りそう。
早い回での安打でゲームを引っ張る活躍を期待したい。
DeNA 6-1 ロッテ 

今日のスタメン
(中) 荒波 .305
(右) 森本 .271
(三) 筒香 .235
(左) ラミレス .248
(一) 中村 .282
(遊) 梶谷 .162
(二) 藤田 .200
(捕) 黒羽根 .103
(投) 三浦 

 
 
ロッテとの2戦目。エースの座を取り戻した番長三浦の登板で連敗ストップを目論む。
三浦の登板日はチームとして必勝の体制で挑まなくては、勝ち星を稼ぐことは出来ない。
その気持ちが初回の攻撃で結集される。

2番に入った森本がワンアウトからセンター前ヒットで出塁すると、
筒香がタイムリー2ベースで先制点を上げる。
実に1週間ぶりの打点となった筒香。

この一打から中軸長距離砲に点火。
4番ラミレスもタイムリー2ベースを放ち、2点目。
5番中村ノリが2ランHRで畳み掛け、この回4得点で先発三浦を強力援護。

中村ノリはこの一打で通算1000得点を達成。
先発三浦と同い年のベテラン。
触発されたようにマウンドで躍動する番長。
7回を投げ4安打1失点の好投を見せる。

6回には筒香が今季3号となるソロホームランをライトスタンドに叩き込み、
復調の兆しを見せる。

クリーンアップ3人がそれぞれ2安打で5打点の活躍を見せれば、
チームは限りなく勝利に近づく。

エースが投げ、主軸が打つ完勝でチームの連敗を4で止め、交流戦で初勝利を上げる。
これで交流戦は1勝3敗。何とか1カードを2勝スイープ出来れば、5割ラインをキープできる。
そのためには、2敗しないことが大事。

今のところ、勝利が期待できるのは番長三浦のみ。
ジオ・ブランドン・高崎で勝ち星を拾うことが出来れば、
1週間の勝ち負けを5分に持っていける計算が立つ。

1軍に昇格した藤井を加えた5人でのローテーションで交流戦を戦い抜く中畑ベイ。
来週からはパリーグ本拠地でのビジター戦となる。
DHにラミレスを起用しながら、吉村・サラサーがスタメン復帰となるか。

主軸に当たりが戻り始めたのか、週明けの北海道日本ハム戦に期待したい。

桜花賞馬ジェンティルドンナが樫の女王、堂々の二冠馬となった。
タイムは2:23.6とこれまでのレコード2:25.3(2007年ローブデコルテ)を1秒以上も更新。
2着ヴィルシーナに5馬身の大差を付ける圧勝劇を見せる。

今日の東京競馬場は10Rの芝1400m・1600万条件でコースレコードが記録される高速馬場。
父ディープインパクトの産駒がマイルGⅠまでにしか距離適正がないと危惧されていたため、
桜花賞馬でありながら、3番人気としての評価。

しかし、来週の日本ダービーでも勝負できるような好タイムでオークス制覇。
一気に牝馬戦線の主役に躍り出るとともに、
ディープインパクトの種牡馬としての可能性も切り開く価値ある勝利となった。

日本ダービーのレコードがこれまで2:23.3(2004年キングカメハメハ)。
オークスと2秒近くレコード差があり、
この時期の牝馬にとって、2400mのレースが如何に過酷なものかを表していた。

近年の牝馬のレベルアップを今日のレースが実証する形となった。
ウオッカが勝った日本ダービーのタイム2:24.5を上回ったため、
名実共に三歳牝馬最高タイムがオークスの元に戻ってきた。

1・2着馬は桜花賞と全く同じ結果(4着にハナ差で桜花賞3着アイムユアーズ)。
1番人気に押されたミッドサマーフェアは直線で伸び切れず13着の惨敗。
フローラSからの参戦で桜花賞には見出走。
王道路線桜花賞組と裏街道からのトライアル組との実力差も明確となった。

主力級のメンバーで戦ってきた桜花賞組の底力。
先頭を走ってきたジェンティルドンナの見事な戴冠。
走破タイムはそのまま日本ダービーに出ても通用しそうなもの。

来週のダービーのタイム次第では、牝馬のダービー出走の機運が広がる可能性すら感じる。
菊花賞や天皇賞・春のような長距離戦では牝馬のチャンスは小さい。
しかし、2000~2400mの王道路線での実力差はほとんど無くなりつつある。

これは、世界的にも見られる兆候で、昨年の凱旋門賞勝ち馬も3歳牝馬。
牝馬限定のGⅠで確実に勝利を拾いにいくか、
牡馬一線級を打ち破り歴史に名を刻む名牝の座を目指すか。
二冠を圧勝したジェンティルドンナには、その選択権が与えられた。

秋華賞→エリザベス女王杯の牝馬現実路線を進むのか、
斤量差を優遇される凱旋門賞賞で歴史的快挙に挑むのか。
今後のローテーションが要注目される。

凱旋門賞が開催されるフランスでは、いち早くディープインパクト産駒の三歳牝馬が
フランス1000ギニー・1600mマイル戦を制覇し、海外での可能性も証明して見せた。
ディープインパクト産駒の人気にも拍車をかける勝利。

昨年の阪神JFでは、ジョワドヴィーヴルにその可能性を感じていたが、ケガで戦線離脱。
その穴を埋めて余りある最強牝馬の誕生の予感。
距離適正の壁を打ち破ったディープインパクト産駒。
サンデーサイレンスの後継種牡馬としての座をまたひとつ手元に手繰り寄せる。

来週の日本ダービーでは、その覇権争いの面からも注目したい。
また、走破タイム次第で、今日のオークスのレースレベルも計れる。
馬場コンディション次第では、ダービーレコードの更新も充分期待できる。

2分22秒台までレコードを短縮する可能性も考えられ、
その場合、馬の脚に掛かる負担も心配材料として生じる。
最近条件戦や三歳戦でコースレコードが更新されるシーンが目立つ。
超高速馬場で将来有望な若駒の芽を潰すことが無いことを祈る。
DeNA 2-4 ロッテ  

今日のスタメン
(中) 荒波 .317
(右) 森本 .261
(三) 筒香 .213
(左) ラミレス .237
(一) 中村 .273
(二) サラサー .238
(遊) 石川 .157
(捕) 黒羽根 .111
(投) 高崎 
 
 
交流戦2カード目の相手はロッテ。
成瀬vs高崎のエース対決となった一戦。

なんとか粘りの投球でチームの先制点を待ちたいところであったが、
4回2アウト2塁から4連打を喫し、3点を失う。

攻撃陣は吉村がスタメン落ち。
セカンドにサラサーが復帰し、6番に入る。
ショートは梶谷を外し、石川をセカンドからコンバート。
昨期まで守り続けた古巣のポジションに一時的に戻る形。

このような形での起用法を取らなけらばならないのはチーム状態が悪いことの裏返し。
梶谷・藤田と、遊撃手は揃っているにも関わらず、
決して打撃の調子が上がってきていない石川の起用。

中畑監督は今シーズンのベイスターズの命運を
キャプテン石川の復調に賭けているのだろうか。

2010年にはレギュラーとして盗塁王争いを繰り広げ、一気にチームの顔として頭角を現す。
しかし、昨年は打率が.260まで落ち込み、盗塁数も12と落ち込んでしまう。

今年もここまで、盗塁はたったの「1」。
スランプのないといわれる足といっても、
アグレッシブさを欠ける状態ではとてもスタートを切れることはできない。

打席・塁上であまり期待感が持てない状態が続いている。
一度、リフレッシュをさせて、再起動させたほうが良い場合もある。
一軍に帯同させながら復調を待たなければならないほど、
代わりとなる選手がいないというのはチーム編成に問題あり。

セカンドにサラサーが定着できるようであれば、
石川を二軍で再調整させることも可能になろう。
そういった意味でも、サラサーの打撃に注目したい。

今日スタメンを外された吉村。
筒香とともにベイスターズ期待の長距離砲。
打率3割を打てなくとも、本塁打という飛び道具を期待できるため、
よほどのスランプ状態に陥らない限り、使い続けてもらいたいところ。

チーム方針を走力重視から打力重視にシフトチェンジしたばかりのベイ打線。
試行錯誤することは仕方が無いとしても、替わりにスタメンは
調子の良い選手でなければ、代えられたほうのモチベーションも下がりそう。

今日に関して言えば、サラサーの起用で外されるのは石川と選手は受け取る。
しかし、スタメン落ちしたのは外野手の吉村。
ライトには森本を起用して、打線のバランスを調整。

相手投手が左腕の成瀬だったことを考えると、
4番以降をラミレス→中村ノリ→吉村→サラサーと
右の長距離砲を並べることもひとつの策。

7回に得点機にはサラサーに代打一輝を送り成功させる。
右打者に右の代打を送るところを見ると、
今日のサラサーは期待感が薄かったのであろう。

せっかくのスタメン復帰もアピールの場を奪われる形となったサラサー。
明日以降のスタメンに名を連ねることができるのか疑問。

結果を出した一輝にも先発のチャンスは生まれたはず。
粘り強いバッティングで相手投手に球数を投げさせることが出来る貴重なタイプ。
チーム方針によっては森本ともどもスタメンに使いたいところ。

調子が上がらない選手は思い切って入れ替える覚悟があるのなら、
ラミレスもその候補の一人であろう。
今日レフトポール際のホームランをビデオ判定の結果、
ファールにされた不運も重なる主砲ラミレス。

打率.237に本塁打2本はまだまだ物足りない成績。
長打力に期待するチーム編成で今後戦っていくのならば、
マークが分散されるような打線を組み、日替わりヒーローを待つのもあり。

ヒット2本でも点数が取れない統一球野球。
ホームランを期待できる選手を打線に並べることは
つなぎの野球(打率)が期待できないチームにとって救いの一手と成り得る。

長打に限らず、バットを思い切り振り切ることの出来る選手を中心にスタメンに据えて貰いたい。
交流戦はまだ勝ち星を拾えていない。
3戦全敗と最悪のスタートとなった中畑ベイ。
明日の先発は大黒柱の三浦。連敗を止める働きでチームの流れを変えてもらいたい。
DeNA 0-3 西武  

今日のスタメン
(中) 荒波 .330
(遊) 梶谷 .152
(三) 筒香 .233
(左) ラミレス .228
(一) 中村 .274
(右) 吉村 .216
(二) 藤田 .214
(捕) 黒羽根 .096
(投) 藤井 
 
交流戦、西武2戦目となる試合。
今日負けるとカード負け越し借金2となってしまう大事なゲーム。
先発は国吉に替わり1軍に登録された藤井。
村田のFAで巨人から人的保証として獲得した選手が今季初登板。

しかし、久しぶりの1軍マウンドで固くなったのか、
味方のエラーも重なり初回に3失点。

強肩黒羽根が2塁盗塁を悪送球から失点してしまったのが痛恨。
守備力(特に肩の強さ)を期待され、マスクをかぶる選手のエラーは計算外。
チームとして流れの悪さを感じさせる。

相手西武もチーム打率がパリーグで最下位と打力に期待を持てない状態。
ロースコアゲーム必至の戦いで初回に3失点では勝ち目は薄くなる。

筒香・ラミレス・中村・吉村の期待の中軸は
西武戦2試合で合計3安打に抑え込まれる。

投手陣は初回の3失点以後、無失点で切り抜けたことからも、
普段対戦しない投手から得点を上げることは困難。
まして、打力に自信の持てない両チームの戦い。

失点に繋がるエラーや四球を出してしまったほうが負けに近づく。
シーズンを無失策で切り抜けることは不可能。
1年に1・2回は自らのエラーでチームを敗北をもたらしてしまう事もある。

今日のエラーを明日の試合に引きずり、
消極的なプレーにならないことを心がけて欲しい。
エラーの連鎖が連敗街道につながる悪循環に陥らないよう、
気持ちを上手に切り替えてもらいたい。
DeNA 1-3 西武 

今日のスタメン
(中) 荒波 .333
(遊) 梶谷 .159
(三) 筒香 .231
(左) ラミレス .236
(一) 中村 .270
(右) 吉村 .224
(二) 藤田 .208
(捕) 黒羽根 .100
(投) ジオ 


ホームで西武を迎え撃つ交流戦が開催。
先発はジオ。
7回を投げ1失点の好投を見せるも、相手先発の牧田に打線は苦戦。

普段当たらないパリーグの投手。
尚且つセリーグには見当たらないアンダースロー。
期待の長距離砲、筒香・ラミレス・中村・吉村はまるでタイミングが合わない。
4人で1安打に抑え込まれてしまい、得点の気配すら漂わない。

逆に、西武の主砲おかわり中村に今期第2号を浴びてしまう。
ここまで、1本塁打と不調に喘いでいたスラッガーを覚醒させてしまう痛恨の1打。

7回裏の攻撃の前に牧田が足に違和感を訴え急遽降板。
まるで歯が立たなかったベイ打線が息を吹き返す。
先頭の藤田の3塁打を足掛かりに内野ゴロの間に同点に追いつく。

しかし、直後の8回の表、西武の主砲におかわり弾を喫する。
今日2本目のホームランをバックスクリーンに運ばれてしまう。
普段当たらない投手ゆえに、あれこれ考えずに思い切ったスイングが出来たのだろうか。
明日以降、爆発しないように徹底マークが必要となってしまった。

一方のベイ打線は覇気が感じられない。

最終回のマウンドに登ったのは横浜高校出身の涌井。
今シーズン大不調で2軍落ち・リリーフ転向中の迷走しているエース。

先頭で打席に入ったのが、高校同期の石川。
なんとか2-3まで粘るも、内角ストレートに見逃しの三振。
バットを振ってなんぼの途中交替選手にも関わらず、
自然と気合が入る元チームメートのストレートに手が出ない。

ここまで打率.163と低迷している石川。
技術よりも精神的にスランプに陥ってしまっているのだろうか。

昨年の最終戦で痛恨のエラーを喫し、オフにはセカンドにコンバート。
中畑体制1年目でキャプテンを任され、開幕からレギュラーを張るも結果が伴わない。
本人も相当な意気込みでシーズンに入ったのは間違いなく、
その反動が一気に噴出してしまったようである。

ここで無理をさせても今シーズン調子が上がる気配は見えそうも無い。
今の状態ではベンチのムードも暗くしてしまう。

先日の先発失敗で無期限2軍調整となった国吉投手同様、
今後のベイを背負うべき選手の石川。
野球をすることが苦しくなってしまう前に、充電期間を与えるべき。
ちょうど、区切りの良い交流戦。シーズンをトータルで運営するベンチワークに期待したい。
ホエールキャプチャが悲願のGⅠ獲得。
ヴィクトリアマイルを制覇。

鞍上の横山騎手に促され、外枠12番から早めに先頭集団にポジションを取る。
今週の東京競馬場は直線内ラチ沿いが伸びる馬場コンディションを計算に入れた好判断。
レースはマイル戦とはいえ、前半58.2秒の平均ペース。

3コーナーでは先頭から3番手に取り付いたホエールは、
直線に入り他馬の追い出しを待つ、抜群の手応え。
先行しながらもラスト3Fを33.8秒で上がる完勝劇。

前の馬が33秒台で上がられては後続の馬が捕らえるのはほぼ不可能。
東京マイル戦で究極の32秒台を繰り出すことは、女王アパパネでも難しい。
去年アパパネがブエナビスタを破った1:31.9(レースレコード)こそは破れなかったが、
今日のタイムも1:32.4と優秀なもの。

美浦所属馬が今年初のGⅠをもたらす事となったホエールキャプチャと横山騎手。
今年のGⅠ戦線で、内田騎手が皐月賞を制しているとはいえ、
生え抜きの美浦所属騎手はGⅠ制覇を成し遂げていなかった。
それだけに、ゴール後、喜びを爆発させた鞍上の姿にプレッシャーの一端が感じられた。

昨年もアパパネでヴィクトリアマイルを制覇した蛯名騎手まで
GⅠ獲得が出来なかった美浦所属騎手。
海外騎手が重宝される中、チャンスの場すら手にすることが難しくなっている状況。
今日の勝利をきっかけに、反撃の狼煙を上げてもらいたい。

勝ち馬ホエールキャプチャはマイル適正を見せたクロフネ産駒の芦毛馬。
5着に破れたアパパネに替わり、
関東競走馬を引っ張る存在になることが出来るか。
次走安田記念に駒を進めるのか、今後のローテーションが注目。
DeNA 3-8 阪神 

今日のスタメン
(中) 荒波 .352
(遊) 梶谷 .145
(三) 筒香 .250
(左) ラミレス .236
(一) 中村 .277
(右) 吉村 .244
(二) サラサー .278
(捕) 黒羽根 .104
(投) 国吉 


前回の登板で今季初勝利を上げた国吉。
勝てない焦りから開放され、投げ急ぎも無くなると期待されたが、
先頭打者鳥谷に四球を出す、制球力を欠く不安定な立ち上がり。

バントの構えを見せる2番平野にもストライクが入らずカウントを悪くする。
相手のバント失敗もありカウント2-3となるも、
自信最大の武器であるストレートをセンター前ヒットを許す。

ここから、拠り所となる球種に自信を無くしてしまう。
コースを意識するあまり3・4番に連続四球で押し出しの1点を献上。

5番新井を浅いセンターフライ、6番浅井はバットをへし折るサードゴロ。
開き直って投げるストレートの威力はさすがのもの。

これで流れも変わるかと思いきや、続くブラゼルを2ストライクの追い込みながら
誘い球の高め直球が手に届く範囲に入ってしまい、痛恨の2ベースを喫してしまう。

この回4失点。課題の立ち上がりを失敗してしまう。

2回の投球も3つの四球を与え、制球の定まる様子は見えず。
完全に独り相撲となってしまった国吉の投球。
これでは守備のリズムも生まれようはずも無く、エラーがらみで失点を重ねる悪循環。

許したヒットはたったの2本ながらも2回途中6失点。
その2本もバントエンドランとつり球の失投。
内容を振り返るとストレートが通用しなかったわけではない。

高身長から投げ下ろす150kmのストレートこそが国吉の生命線。
今日は制球が定まらなかったことが原因だが、そこで変化球に逃げず、
バットをへし折るくらいの気迫で投げ抜くことも必要。

豪腕としての凄みが垣間見れるピッチングは、ストレートで押し切る精神的なタフさが必要。
球の力と制球力が同居するにはまだ選手としての成熟が足りていない。
どちらに将来性があるかといえば、迷うことなく速球派。

今日の投球からも分かる通り、直球を攻略されたわけではない。
荒れ球は豪腕投手の代名詞でもある。
ベースの角々を狙うわけではなく、
真ん中高めに伸びのあるストレートを投げ込めば、
通用するという投手はプロの中でも稀な逸材。

体格的にも恵まれた国吉投手。将来のエース候補がもがいている状況。
来週からの交流戦では日程的に楽になる。
ローテーションの組み換えで先発から外される投手も出てくる。

今日の投球を見る限り、先発から降格される可能性すらある国吉。
一度ファームに落として再調整させるか、
中継ぎとして一軍に帯同させるか、
将来性にかけてローテーションを守り通させるのか、
中畑監督のベンチワークに注目したい。

今週は結局1勝止まり。2つの引き分けにも関わらず、借金を2つ増やす結果となった。
雨天中止が無い限り、1週間の試合数は最大で5となる交流戦。
1カード2試合なので、負け越すことはそのまま借金2となる。
ローテーションの谷間が出来ないことは、相手投手もエース格がずらり並ぶ。
普段当たらない投手との戦いは1点差がさらにシビアになる。

1つ勝つことが非常に大事で、難しくもなる交流戦。
まだ勝ち越したことの無いベイスターズ。
今年の戦力から見ても5割で乗り切ることは難しい。
筒香が昇格して、上昇ムードが生まれたゴールデンウィーク。
交流戦でもムードを代える選手が出てくることを期待したい。
恐らくはDHに入るであろうラミレスに替わり、レフトのポジションに着く選手に注目。

DeNA 2-1 阪神  

今日のスタメン
(中) 荒波 .337
(二) サラサー .333
(三) 筒香 .242
(左) ラミレス .225
(一) 中村 .287
(右) 吉村 .268
(遊) 梶谷 .140
(捕) 黒羽根 .111
(投) 三浦 

番長・三浦大輔が快投を見せる。
9回無死までヒット1本も許さずに連敗中のチームを救う完投劇。
9回先頭の代打桧山にライトオーバーのシングルヒットを浴び、
夢は潰えるも、反撃を1点に押さえ、今期4勝目を手にする。

去年の今頃は2軍落ちで現役生活の危機に瀕していた番長。
新相棒・黒羽根とバッテリーを組み始めてから、劇的な復活。
高崎からエースのポジションを奪い返した印象すら感じる。

リーグ最多タイとなる4勝目、リーグ最多の3完投と堂々の成績。
シーズン序盤は登板毎に2軍調整の中9日登板を繰り返していたが、
散発投手陣で今一番勢いのある投手なのは間違いない。
調子落ちの兆候が見えるまではローテーションの中心に据えてもらいたい。

打線は三浦をなかなか援護できず6回の攻撃。
先頭のサラサーがヒットで出塁すると、続く3番筒香が送りバンド。
好投する三浦に何とか点を与えたいという中畑監督の采配。

今週木曜日(5/10)の価値ある同点タイムリーを放ち、
復調の兆しを見せるかと思いきや、昨日は左腕能見の前に3三振。
この日も左腕岩田に対し2ゴロ・三振と結果を残せずにもがいている状態。

今までの野球人生でほとんど記憶にないであろうバント。
見事に決めて、吉村の先制2点ツーベースの呼び水となる。
しかし、本人としては悔しさも残るバントサイン。

将来はベイスターズの看板を背負うであろう若き大砲。
今週5試合で1安打と言う成績ではこの采配も仕方ない。
バットで答えを出さないと今後もこのようなケースがある。

今日は三浦のノーヒットノーランが掛かっている試合で、
緊急措置の作戦の色合いもある。
9回ノーアウト1塁の場面でも送りバントのサインは損、
と思わせるような選手に育ってもらいたい。

1番荒波・2番サラサーがともに2安打と、筒香の前でチャンスを作り出す活躍。
筒香が打てば、得点が取れる気配が生まれているベイ打線。
後続に控えるラミレス・吉村が調子を上げ始め、中村ノリは得点圏打率がリーグ1位。
2番サラサー・3番筒香と配された打線に手応えを感じつつある現状。

あとは筒香の復調次第。
ファンとしてはヤキモキしながらも覚醒を待ちたい。
DeNA 1-3 阪神   

今日のスタメン
(中) 荒波 .329
(二) サラサー .273
(三) 筒香 .267
(左) ラミレス .224
(一) 中村 .295
(右) 吉村 .237
(遊) 梶谷 .113
(捕) 黒羽根 .119
(投) 高崎 


今週のベイスターズは全3試合連続で先発が仕事を果たせていない。
1敗2引き分けと、勝ち星からも見放されている原因のひとつ。
今日の先発はエースの高崎と、必勝の体制。

しかし、2回に不運な当たりも重なり、3失点。
試合の主導権を阪神に握られてしまう。

打線も相手エース能見の前に沈黙。
サラサー・筒香・ラミレス・中村ノリ・吉村の
2番から6番までの5人でたったの1安打に抑え込まれる。

一人気を吐いたのが先頭打者の荒波。
ヒット・2塁打・3塁打の猛打賞で塁上を駆け回る。
守っても、左中間を抜けようかという当たりをダイビングキャッチ。
気持ちを前面に出した気持ちのいいプレーに心身ともに調子のよさを感じさせる。

今日の1得点も荒波のバットから生まれ、
なんとか、完封負けを逃れることが出来た。

しかし、試合自体は完敗。これで今週2敗2引き分け。
土日連勝しないと勝ち負け5分の成績を残すことが出来ない厳しい状況。
筒香・吉村に当たりが出ていないことに不安も感じる。
吉村に至っては9回の打席で代打を出される始末。
打撃の調子と共に、気持ちが萎えないことを願いたい。

お日様の下では伸び伸びとしたプレーを見せるベイ選手。
週末のホームで開催されるデーゲーム。
ファンが声を張り上げることのできる熱い試合を期待したい。
巨人 1-1 DeNA   

今日のスタメン
(中) 荒波 .307
(二) サラサー .375
(三) 筒香 .308
(左) ラミレス .234
(一) 中村 .296
(右) 吉村 .257
(遊) 藤田 .180
(捕) 鶴岡 .140
(投) ブランドン 

ここ2試合、先発投手陣が大量失点と投壊気味。
今日先発のブランドンは3回途中にピッチャー返しをひざに受けてしまい降板。
急遽登板となった左腕田中が1点を失うも、ここからリリーフ陣が試合を作る。

相手投手杉内になかなかチャンスをつかめないベイ打線。
6回はサラサーの四球からチャンスを作るも、本塁上のクロスプレーを刺され得点には至らず。

外国人特有のタックルではなく、キャッチャーのプロックを掻い潜る走塁技術を見せる。
惜しくもホームベースにタッチできずアウトとなってしまうが、
日本野球を理解し、適応してきた証となるプレー。

8回2アウトから、センターオーバーの2塁打を放ち勝負強さも見せたサラサー。
筒香の同点タイムリーを導く。

昨日1軍に登録されるや、途中出場から2安打1打点の活躍で、今日先発に抜擢。
その試合で打撃・走塁で首脳陣にアピール成功。
一気にレギュラーを勝ち取る選手は運と勝負強さを併せ持つ。
もしかしたら・・・という雰囲気を感じさせる昨日今日の新外国人サラサー。

久しぶりの当たり外国人選手の可能性もあり、明日以降のプレーに要注目。

ポジションはセカンド、開幕以来レギュラーを勤めてきた石川に強力なライバルの出現。
しばらくはサラサーに定位置を譲ることになりそうだが、
石川にはキャプテンとしてチームを引っ張る責任がある。
腐らず、真摯な姿勢を貫き、挽回のチャンスを窺って貰いたい。

今日のスタメンが開幕以来もっとも期待が持てるオーダーとなった。
4三振と大振りが目立つ吉村が少し気掛かりではあるが、
相手投手が良かったときはこんなものと、割り切って好調時の打撃を崩さないで貰いたい。
今日のような試合では、1発狙いは決して間違いではない。
首脳陣も長距離砲としての期待が大きい。
変に当てに行くのではなく強い打球を心がけて欲しい。

サラサー・筒香・ラミレス・中村ノリ・吉村と並ぶ打線は、迫力を感じさせる。
この打線で結果が出るようであれば、チーム方針もガラリと変わりそう。
統一球とはいえ、やはり強い打球を打てなくてはバッターに恐怖感は生まれない。
それには力強いスイングをするしかなく、この5人にはそのパワーがある。

オープン戦でチームに叩き込んだ積極的な走塁に加えて、
長打による攻撃パターンを駆使することが出来れば、
相手投手陣に大きなプレッシャーを与えることが出来る。
新打線が機能することを大いに期待したい。

巨人 8-5 DeNA  

今日のスタメン
(中) 荒波 .310
(遊) 藤田 .184
(三) 筒香 .318
(左) ラミレス .222
(一) 中村 .295
(右) 吉村 .290
(二) 石川 .167
(捕) 鶴岡 .146
(投) ジオ 

昨日の劇的引き分けを活かすためにも今日の試合は勝ち星を上げたかったが、
先発のジオが6回を投げて6失点の大乱調。
二日連続で先発が6失点と、これでは勝負の仕様がない。

2番手に登板した菊地も2失点。
ここまで、安定したリリーフをこなして来たが、
シーズン通して完璧な投球をすることは不可能。

先発が崩れ始めたベイ投手陣。そのしわ寄せが中継ぎに集まり始めた兆候かもしれない。
先発投手陣の入れ替え共々、リリーフ陣も疲弊する前に
ファームへオーバーホールに出すこともシーズンを乗り切るためには必要。

また、交代で1軍登板機会を得る若手投手の台頭も期待したい。

二日連続で当たりが出なかった筒香。
2四球・3三振と、なんとも微妙な成績。
今日は内角を主体に攻められた。
厳しいマークは相手球団に認められた証。
ここを乗り切れば、プロ野球選手として一段上に昇れる。

ラミレス・中村ノリのような一時代を築いたスラッガーを見本にして、
ホームランアーチストとして覚醒してもらいたい。

今日の敗戦で今週は1敗1引き分け。
明日の先発予告はブランドン(横浜)-杉内(巨人)。
投手の格としては、勝ち星を上げるのは厳しいマッチアップ。

ランナーを貯めると途端に制球を乱してしまう悪癖さえ出さなければ、
球の力は杉内に劣らないブランドン。

先制点を上げることで、精神的に楽にさせれば、快投も期待できる。
巨人戦のカードを5分に持っていけば、1週間の星勘定も楽になる。
なんとか、勝ち星をもぎ取ってもらいたい。
巨人 7-7 DeNA 

今日の出場選手
(中) 荒波 .313
(遊三) 藤田 .200
(三一) 筒香 .368
(左) ラミレス .209
走遊 梶谷 .102       
(一) 中村 .294
走左 一輝 .227
(右) 吉村 .296
(二) 石川 .171
(捕) 鶴岡 .135
打 下園 .192
捕 黒羽根 .125
(投) 小杉 .000
打 金城 .218
投 田中
打 小池 .222
投 小林太
打 森本 .259
投 藤江
投 加賀
投 山口


先発の小杉が巨人打線に気合負け。
4回を投げ、6失点と試合を壊してしまう。

そんな姿に観衆監視の中、マウンドで渇を入れた友利コーチ。
プロとしてのプライドに傷を付けられたかもしれない小杉。
しかし、厳しく接するのは期待の裏返し。
不貞腐れることなく、次の登板に向けて牙を研いでもらいたい。

この渇に気合を投入されたのは投手陣だけではなかった。

最終回を迎えて点差は3。
先頭の荒波が内野安打で出塁するも、続く藤田・筒香が倒れあっけなく2アウト2塁。

しかし「野球は9回2死から」の格言どおりの驚異的粘りを見せたベイ打線。
はじまりは、ラミレスのタイムリーヒット。
集中した場面で結果を残せるようになってきた4番の一打にベンチの諦めムードは一掃。

代走に昨日1軍復帰した俊足梶谷。
2点差にもかかわらず、セオリー無視の2盗を敢行し成功。
このプレーに相手捕手・阿部のリズムが崩れたか、
5番・中村ノリのキャッチャーフェアフライをまさかの落球。
このプレーで2塁から梶谷が生還し1点差。

無謀ともいえる、盗塁指令。単独スチールとは考えにくいこの場面。
中畑監督の強い意志を感じる采配。
気持ちの上で攻めの姿勢を貫くプレーが、相手にプレッシャーを与えた。

一塁の残った中村ノリにも代走一輝を起用。
つづく吉村も執念のセンターオーバーのタイムリー2ベースを放つ。
このイケイケムードに乗れるのが、吉村の好調な理由。
今や、ベンチの期待値が高い選手の一人となった。

そして、俊足とは言い難いが一輝の代走策も見事に当たった中畑采配。
荒波・梶谷・一輝と塁上を駆け回りホームに戻ってきた2アウトからの同点劇。
目まぐるしく選手が走り抜ける姿はベンチ・スタンドと見るものの心を躍らせる。

9回2死から躍動感溢れるプレーで3点差を追いついたベイスターズ。
ここから、石川のヒット・黒羽根の敬遠で2アウト満塁と逆転のお膳立てが出来上がる。

打席に迎えるは中継ぎ投手・藤江。

無念にもベンチ入りの野手を全て使い切ってしまったベイスターズ。
最後の詰めの一手に持ち駒が不足してしまったのは、いかにも中畑監督らしい愛嬌。
しかし、同点に追いつくことが最低条件の場面で、
代走を送らず最後の切り札として駒を残すことは悔いを残しかねない。
ベンチの上げ潮ムードに水を差さないためにも最善策であったといえよう。

9回裏の守りでは、加賀→山口を継ぎ込み時間を上手に消費。
勝率が3割台という現実で、引き分けに逃げ込むことは決して責められることではない。
1週間を5割ペースで進行するためには、今日の引き分けは非常に大きい。

巨人戦のビジターで1つ勝てばOKとなった。
筒香が一軍に合流してから負け知らずのベイスターズ。
今はシーズン始まってもっともチームの状態が良い。
雨も予想される明日明後日を東京ドームで試合できることに巡り合わせの良さも感じられる。

相手チームに大きなダメージを与えた引き分け試合。
中日・岩瀬からの2本塁打を思い起こさせる同点劇。
明日の試合、序盤からリードを取れれば、チームの勢いも増す。
今日当たりのなかった筒香の長打・ホームランが出るようだと理想的。

先発投手には、巨人ブランドに名前負けしない気合と踏ん張りを期待したい。
DeNA 4-2 中日 

今日のスタメン
(中) 荒波 .274
(遊) 渡辺直 .219
(三) 筒香 .500
(左) ラミレス .198
(一) 中村 .278
(右) 吉村 .304
(二) 藤田 .220
(捕) 黒羽根 .125
(投) 国吉 

昨日の12得点大勝から1夜明けたゲーム。
打線は水物、連日の大爆発は期待薄とされる中、
今日の主役となったのが期待の若手・筒香。

初回、1・2番が出塁しノーアウト1・3塁と絶好の場面に打席を迎えると、
46歳の大ベテラン山本昌から20歳の若手が3ランを放つ。
風にも乗ってポール際に飛び込むアーチを描く。
ホームランバッターの打球軌道。

さらに3回に迎えた第2打席でもライトポール直撃の連続ホームラン。
変化球を拾い上げ、高々と打ち上げる長距離砲独特の弾道。
スタンド最短距離にソロアーチを放り込む。

今日は4・5番に座るラミレス・中村ノリは無安打。
今シーズン、打線の核に当たりが出ないと得点が取れないのがこれまでのパターン。

しかし、筒香が全得点を稼ぎ出す大活躍を見せる。

また、6番に座る吉村も3安打の固め打ち。
昨日の2本塁打につづき結果を残した事で、本人も自信を付ける。
いままで、淡白さが目立った打撃も影を潜める活躍で、首脳陣に猛アピール。

ラミレス・中村ノリが徹底マークされると得点への足掛かりを作れなかったベイ打線。
2人を挟む配置の筒香・吉村に当たりが出ることで、打線に厚みが生まれる。
4人全てが好結果を残すことは難しいが、入れ替わりで結果を残していくことで、
シーズンを通して打線としての機能を発揮する。

ファンに希望を与える、生え抜きの若手選手が結果を残したことが大きい。
次々とFAで主力が流出する球団運営において、その穴を埋める若手の台頭は必須。
長距離砲として期待を一身に浴びる筒香と吉村。
この2人が同時に結果を残したのは意味深い。
ライバル意識を高め、切磋琢磨していく環境が生まれつつある。

この先当然各球団からマークされることになろうが、それが一極集中にならないことも大きい。
筒香・ラミレス・中村ノリ・吉村。
この中から日替わりヒーローが生まれる相乗効果を期待したい。

打線にひとつの目処が立ったこの試合で、
開幕から勝ち星に恵まれなかった国吉に1勝目が付いたことも価値がある。

オープン戦では無失点と抜群の成績でホーム開幕戦に指名された期待の若手。
しかし、今日まで打線の援護に恵まれず勝ち星を得ることが出来なかった。
同い年の筒香の活躍により初回から3点の援護を受ける。
調子自体はあまり良くなかったため、6回途中での降板となったが、
8奪三振と素質の片鱗は見せた。

今日の白星により、次の登板以降、まだ勝てないという、精神的な重圧から解き放たれる。
気持ちの面でも守りに入らず、思い切ってストレートを投げ込む粋の良い投球を期待したい。

週末の中日戦を2勝1引き分けとして、
ゴールデンウィークを3勝4敗1引き分けとした。
ホームで5試合開催されたスケジュールから勝ち越すことが望まれたが、
最初の中日3試合を全敗してしまったことが、誤算。

ホーム5戦は3勝1敗1引き分けと合格点。
今後の課題はビジターでの戦い方。
3連戦でひとつも勝てないと1週間の星取りを5分に持っていくことは厳しくなる。
相手チームのローテーションも計算に入れて、
勝ち星が期待できる調子の良い投手の登板日を調整するのもひとつの策。

エース対決を制し3タテを狙うことも必要だが、今は1つでも確実に勝ち星を積み重ねたい。
言葉は悪いが、捨てゲームを作りながら、1週間のスケージュールを組むことも大事。
5割ペースなら勝率は上がる計算。

来週は、巨人・阪神との6連戦。
今日、苦手の澤村が登板したことから、巨人戦では対決が免れた。
巨人は裏ローテーションとなり、勝ち星を稼げる可能性は小さくない。

予想される巨人のローテーション
宮国→ホールトン→笠原
対するベイスターズ
ジオ→小杉→高崎

筒香が1軍に復帰してからまだ負け知らずの中畑ベイスターズ。
このまま上げ潮ムードに乗り、連勝街道を進めるか、
1週間を5割ペースで乗り切る堅実なローテーションを組むのか、注目。
1番人気に押されたカレンブラックヒルが見事NHKマイルCを制する。
レース直前に雷鳴轟き、風雲急を告げた三歳マイル戦。
1番人気馬として見事マイル王者の座を射止める。
4戦全勝での戴冠に今後のローテーションが注目される逸材の誕生であった。

レースは勝ち馬カレンブラックヒルが積極策を見せ、逃げる展開。
東京のマイル戦を逃げ切ることが出来るのは
スピードスタミナ両面を兼ね備えた実力馬の証。

1000mを59.9秒と、GⅠマイル戦としては決して早くはないペース。
自ら主導権を握り、ペース配分も絶妙に作り上げ、最後の直線の末脚を残す。
逃げ馬として見事なレース運び。

直線3Fを34.6秒で抜け出し、後続に3馬身半差をつける完勝劇。
馬体重は460Kgと筋肉隆々のパワータイプではない。
逃げ戦法を取ることからも、クラシックディスタンスを乗り切るには折り合いの問題。

しかし、この距離を乗り切ることが出来るのであれば、
自らレースを作り、勝利する最強馬の誕生も予感させる。
父はダイワメジャー。
その妹にして、最強牝馬との呼び声も高いダイワスカーレットも鮮烈な逃げでGⅠを制覇。
一族の気性を受け継いでいるのであれば、2400mを克服することも可能か。

この先のローテーション次第でダービーは例年にない盛り上がりとなりそう。

勝ち馬を出したダイワメジャー産駒は3頭の出走。
マイル路線の3歳戦で部類の強さを誇るディープインパクト産駒は1頭のみ。

先週・今週と、
有望なディープインパクト産駒は青葉賞・プリンシパルS・京都新聞杯に大挙出走。

青葉賞では2着に入ったエタンダール。
プリンシパルSに藤沢厩舎の最終兵器スピルバーグ。
レコード決着の京都新聞杯の1・2着にトーセンホマレボシ・ベールドインパクト。

4頭のディープ産駒が日本ダービーへの出走権を獲得。
いまだ、マイルGⅠしか制覇できていないためか、
NHKマイルには当初から目標になかったかのようなローテーションを取ったディープ産駒。

社台グループから緘口令が出ているわけでもないだろうが、
やはり、クラシックディスタンスを制さなければ種牡馬のステータスは上がらない。
1年目の産駒は成功には十分な結果を残したとはいえ、距離適正に疑問符を残したことも事実。

目の上のたんこぶとなりつつある「ステゴ×マック」の黄金血統。
皐月賞馬ゴールドシップにつづき、青葉賞を制したのもステイゴールド産駒のフェノーメノ。

いまや、王道路線での強さはステイゴールドに軍配が上がる。
絶対王者オルフェーヴルが気性難を見せ、隙を見せている今、
ディープ産駒がダービー制覇できれば、逆襲の狼煙となる。

ここでもゴールドシップ・フェノーメノに勝たれるようだと、
ステイゴールドとの間に距離適正の棲み分けが出来てしまいそう。
ディープ産駒の将来性からも、是が非でも今年の日本ダービーは制しておきたい。

三歳戦無双をしていたディープインパクト産駒。
そこに割って入ったステイゴールド産駒のゴールドシップに続き、フェノーメン。
さらに、第3勢力としてダイワメジャー産駒のカレンブラックヒル。

サンデーサイレンスの後継種牡馬争いも白熱してきた。
カレンブラックヒルのローテーションに要注目。

DeNA 12-1 中日 

今日のスタメン
(中) 荒波 .288
(遊) 渡辺直 .207
(三) 筒香 .364
(左) ラミレス .205
(一) 中村 .290
(右) 吉村 .211
(二) 藤田 .216
(捕) 黒羽根 .135
(投) 三浦 

昨日の守護神岩瀬を打ち崩したベイスターズ。
絶対絶望の場面から引き分けに持ち込んだ粘り。
チームに流れていた負の流れを反転させるには、
是が非でも勝利したい今日の試合。

注目の集まる初回のベイ打線。
2番渡辺が四球で出塁。
3番筒香はレフトフライに倒れるが、
4番ラミレス5番中村がタイムリーを放つ。
昨日の活躍そのままにチームに勢いを与える価値ある働き。

なによりも、不調に喘いでいたラミレスが自信を取り戻したのが大きい。

この2人に続き爆発したのが6番吉村。

ラミレス・中村のタイムリーに続き、今シーズン第1号の2ランを放つ。
初回にいきなりの4得点でようやくどん底から抜け出したベイ打線。

吉村は、4回の第2打席も緩いカーブを見事に救い上げ、ソロホームラン。
2打席連続ホームランと、チームに勢いをつける。

今日のお祭り騒ぎの起点となった吉村のホームランから、下位打線がつながる。
7番藤田・8番黒羽根・9番三浦の3連打。
予想外のピッチャー三浦の2点タイムリーで7点のリードを奪い、試合の体制を決する。

5回も筒香のヒットを足掛かりに再び下位打線の活躍でこの回2得点。
キャッチャー黒羽根もタイムリーを放ち、バッテリーが攻撃面でも活躍を見せる。

気持ちの乗った三浦の好投。
8安打を許しながらも要所を締め8回のソロホームランによる失点のみ。
「こどもの日」にお祭り騒ぎの大勝を見事に演出した。

昨日の試合の粘りを見事に今日の試合の結果に結びつけたベイスターズ打線。
筒香が3番に座り、ラミレスへの一極集中マークが緩和されたのか。
昨日今日と打点を稼ぐ4番の働きを取り戻す。

後続の中村・吉村に長打が生まれたのも大きな収穫。
今日のような大勝は一年に数えるほどしかないが、
打線が自信を取り戻すことは非常に大きい。

大味な試合の後は、得てして打てない試合が多い。
明日の試合、ロースコア・最少得点で勝利できるようだと、
勝ち試合の作り方のレパートリーが増え、連勝街道に乗ることも出来る。

苦手中日から連勝することが、連勝への第一歩。
勢いを取り戻しつつあるラミレス・吉村に注目したい。
DeNA 3-3 中日 

今日のスタメン
(中) 荒波 .296
(遊) 渡辺直 .192
(三) 筒香 .333
(左) ラミレス .200
(一) 中村 .281
(右) 吉村 .133
(二) 石川 .158
(捕) 黒羽根 .094
(投) ブランドン 


9回の攻撃を迎え、2点ビハインドでマウンドには中日の守護神岩瀬。
試合の体制はほぼ決したこの場面でベテラン2選手が奮起。

先頭のラミレスが今シーズン1号となるホームランをレフトスタンドに叩き込む。
ベイスターズ移籍後初アーチはチームに勇気を与える一発。
つづく中村ノリもレフトポール際に連続アーチを架ける。

苦手中日投手陣から3得点。
9回の土壇場からの同点劇。
ムードメーカーラミレスの一発。

明日のゲームに向けて価値ある引き分けに持ち込んだベイスターズ。
ゴールデンウィーク9連戦(1雨天中止)を1勝4敗1引き分け。
残り2戦のため勝ち負けを五分にすることは叶わなくなったが、
完全な負け試合を免れたことは、チームの雰囲気を好転させるには充分。

中日戦今季初勝利するには絶好の舞台が整った。
今日の勢いをそのまま明日の試合に繋げてもらいたい。

明日の試合の予告先発は番長三浦。
前登板後は、1軍登録抹消されることなく中6日での登板。
今シーズン始めて1週間明けてのマウンドとなる。
ここで好投すれば、首脳陣もローテーションピッチャーとしてスケジュールしやすくなる。
勝ち星に直結する活躍を期待したい。

DeNA 3-1 ヤクルト  

今日のスタメン
(中) 荒波 .300
(遊) 渡辺直 .217
(三) 筒香 .667
(左) ラミレス .194
(一) 中村 .271
(右) 吉村 .182
(二) 石川 .164
(捕) 黒羽根 .069
(投) 高崎 


打線の得点能力が末期的状況の中、高田GMがテコ入れを示唆。
今日、2軍から筒香が召集される。
今週の火曜日から合流の予定を見送り、
調子が上がるのを待つと思われたが、チーム事情から見切り発車のような形での昇格。

一昨日1軍登録された山本省吾投手を翌日に抹消させるという、
ベンチワークのドタバタぶりに不安を感じずにはいられない。

しかし、そんな杞憂を払拭させる活躍を筒香が見せる。
1軍登録されると即スタメン・3番サードでの起用に見事に応える。
2安打でチームの12日ぶりの勝利に貢献する。

先発した高崎も今季初勝利を上げ、ようやくチームの一員としてスタートを切れた。
開幕前に投打の柱として期待された、高崎と筒香。
今後の2人の活躍如何でチームの浮沈が左右されそう。
シーズン通してコンスタントに活躍できないようであればレギュラーの座は奪えない。
一日だけの結果に満足せず、攻撃陣の核となる活躍を期待したい。

一方で、ここまでチームを引っ張ってきた森本は打率.259と勢いを失い、スタメン落ち。
4番として活躍を望まれるラミレスも打率.194で、今だノーアーチと調子は上がらない。
今日も6回の打席後早々とベンチに退いてしまう。明日以降先発出場が危惧される。

攻撃陣は、この日も2打点の活躍したベテラン中村ノリに「おんぶに抱っこ」の状態。
中村に当たりが無い試合では勝ち星どころか、得点すら望めない打線。
それだけに筒香の戦線復帰は、チームとしてもこれ以上は待てないギリギリのタイミング。
本調子ではないであろうが、試合に出ながらコンディションを上げるしかない。
精神的には2安打放ち、チームも勝利と上々の出だし。
このまま波に乗って4番を奪うくらいの活躍をして欲しい。

筒香から刺激を受けて欲しいのは、同じ長距離砲の吉村と横浜高校の先輩石川。
この2人が持ち味を発揮できるようであれば、打線に厚みを増す。
それぞれの特徴であるホームラン・盗塁の数を伸ばしてもらいたい。

毎年のようにフリーエージェントで去るベイ選手。
その穴を埋めるのは生え抜きの選手でなければ、チームの将来の見通しは立たない。

筒香・吉村・石川にはファンからの期待値も高い。
当然活躍すれば観客をスタジアムに呼べるスター候補。
ベテラン選手に負けないでハマスタに熱気を取り戻してもらいたい。

DeNA 0-7 ヤクルト 

今日のスタメン
(右) 一輝 .250
(中) 森本 .263
(三) 中村 .262
(左) ラミレス .203
(一) 吉村 .143
(遊) 渡辺直 .150
(二) 山崎 .185
(捕) 鶴岡 .143
(投) 山本 

5月からの一軍登録がアナウンスされていた筒香。
しかし、今日の戦線復帰は見送られた。
二軍での成績が打率.222、本塁打はまだ出ていない状態。

一軍では即先発でクリーンアップを期待される選手。
中途半端な状態で上げても、即戦力として見込めない。
空回りして自信を無くす位ならもう少しファームで調整すべきとの首脳陣の判断。
連敗が続き、藁をも掴みたいこの状況で、冷静な采配。

試合の方でも、長期的展望を見せてもらいたいところ。

ゴールデンウィークに入ってから、まだ勝ち星が付かない。
引き分けにすら持ち込めず、今日で黄金週間9連戦で4敗目。
明日負けるようだと、早々と勝ち越しの可能性が無くなる。

それにしても、点が取れない。

今日の零封負けで連休に入ってからの4試合で得点がたったの1。
打線の調子は末期的状況といえる。
ヒットで得点を上げるイメージが浮かばない。

そうなると、ランナーを2塁に置いても得点のチャンスは小さい。
いかにして、1アウト3塁の状況を作れるかに掛かってくる。

オープン戦の時の戦術に戻って、スタメンにずらりと走れる選手を並べることも必要。

ノーアウト1塁で素直にバントをしていても、1アウト2塁まで。
得点の気配は生まれない。

バントをわざと空振りして盗塁のアシスト、
盗塁を前提に、直球が来たときのみランエンドヒット、
ウエイトされた時にスクイズばりに飛びつく、
ありとあらゆる策を労してノーアウト2塁の体制を作る。

そこから、3塁にランナーを送り、
スクイズ・タッチアップ・ゴロゴーなど
ヒットに頼らない得点シーンを重ねる。

プロとしては華が無く、格好の良くない、「せこい」野球。
選手にしてみても、今更高校野球張りの戦法はフラストレーションの溜まるもの。
しかし、勝率.261という現状。
一戦必勝トーナメント戦の気構えで戦わなければ、
とても勝ち星を連ねることは叶いそうもない。

プロは勝ち星こそがプライドと割り切って「せこい」野球に徹して欲しい。
中畑ベイはこういうチームだという印象を相手チームに刷り込むことが出来れば、
そこから、裏を斯いたり、主導権を握ることも出来るようになる。

今はその種を撒く時期と割り切って、盗塁機会を増やすことも大事。

ここまでチーム盗塁数は12球団最小の4。
開幕前のチームカラーからは信じられない数。
オープン戦で植えつけた中畑ベイの印象は全く反映されていない。

12回の盗塁機会で成功は4。
つまり盗塁成功率は.333。
これが、走れる選手の積極性を奪っていることは事実。

しかし、チーム打率.191の惨状を考えれば、
3回に一度は成功している盗塁の方が可能性は高い。
チーム全体で盗塁アシストをすることを徹底してもらいたい。

走者の覚悟を後押しするベンチからのサイン。
打者による空振りなどの霍乱アシスト。
スコアラーによる投手の癖、捕手の配球の解析。

色々加味すれば、盗塁成功率を5割近くに引き上げることは出来る。
攻撃陣の打力を補う戦い方で、ノーヒットで得点を目指す。

援護が期待できない状態が開幕から続いている投手陣。
ここまでなんとか踏ん張ってきているが、
今日のように瓦解する試合もチラリホラリ生じ始めている。

ロースコアで勝ち星を稼ぐ可能性がある内に、
なんとか投手陣の労に報いて欲しい。
プライドをかなぐり捨てた、泥臭さ満載の野球スタイルで
閉塞感を脱してもらいたい。

このアーカイブについて

このページには、2012年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2012年4月です。

次のアーカイブは2012年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。