2012年6月アーカイブ

広島 2-6 DeNA 

(遊) 梶谷 .194  
(二) 石川 .264
(三) 中村 .281
(左) ラミレス .274 8
(右) 筒香 .224
(一) ルイーズ .250
(中) 荒波 .265
(捕) 鶴岡 .195
(投) 藤井 


沖縄から広島への大遠征中のベイスターズ。
今日の先発の藤井は初回に1点を失うも、
のらりくらりと5回を投げ2失点。
打っても2回の打席で同点タイムリーを放ち、チームに流れを持ってくる。

3回にもバッテリーを組む鶴岡の2点タイムリーで逆転。
中盤に勝ち越し、救援陣も広島打線に1安打も与えないパーフェクトリリーフ。
苦手意識を払拭する見事な試合運び。

3勝目を手に入れた藤井。
ベテラン投手がここまでプロ生活を続けることが出来た一端を垣間見せた一戦。
5回を投げ5安打3四球と内容は決してほめられたものではない。
しかし、失点を最小限で抑えることで、逆転の目を潰さず試合を作る。

この粘り強さが勝ち星を自らの手に収めるために必要なスキル。
これが、打線に反撃させるためのリズムを生んでいる。
好投しながらも勝ち星が伸びない高崎やブランドン。
ベテラン投手から学ぶべきことはまだまだ多い。

8戦目にして、今季広島戦初勝利を上げた中畑ベイスターズ。
厳しい遠征でも、ようやく白星を手にすることができ、
明日の試合は気持ちよく挑むことが出来そう。

今日のスタメンでも筒香は5番ライトでの起用。
試合後半からは、中村ノリを引っ込め、サードに戻す。
コロコロと守備位置を変えられるのは、
まだ首脳陣からの信頼を得ていない証拠。
プロとしてポジションをしっかり掴むには結果を残すしかない。
ライトでの出場に甘んじることなく、
ホットコーナーは譲らない気構えでシーズンに挑んでもらいたい。
広島 2-1 DeNA 

(遊) 梶谷 .202
(二) 石川 .250
(三) 中村 .284
(左) ラミレス .276
(右) 筒香 .223
(一) ルイーズ .250
(中) 荒波 .262
(捕) 鶴岡 .193
(投) 高崎 


沖縄遠征から広島でのビジター戦。
この遠征でまだ勝ち星がないため、チームの雰囲気の消沈気味。
相手はまだ今シーズン白星を上げていないカープ。
しかも先発はノーヒットノーランを喰らった因縁の前田健太。

上り調子の高崎を配して、3連戦の頭を取りたいところ。

初回はラミレスの犠牲フライで先制。
幸先のよいスタートを切る。
しかし、裏の守りで高崎が捕まってしまい、逆転を許してしまう。

これが相性の悪さなのか、そのあとはお互い点数を取れず。
決して調子の良くないマエケンを攻略しきれない。
2アウト1・2塁から筒香のセンター前ヒットも
走者中村ノリが本塁で刺され、1点差が重く圧し掛かる。

9回も1アウトから四球で出塁した梶谷が
積極的に盗塁を試みるも失敗で、万事休す。
1点差のまま試合終了。これで広島戦は7戦全敗。
完全に鴨にされてしまっている。

首脳陣も対策を打たなかったわけではない。
元楽天のルイーズを一軍登録即先発で使う。
しかし、結果は4打数1安打と可もなく不可もなく。

問題はルイーズの起用位置。
ファーストを守らせることで、守備陣形が大幅シフト。
ファーストの中村ノリをサードに回し、
サードの筒香をライトで起用。

この采配には疑問。
将来性充分の筒香をサード定位置で使わない理由として、
新外国人ルイーズの起用では納得しかねる。

バリバリの大リーガーや、大型内野手の加入など、
ファンとしても仕方がないと思わせる説得力がない。
恐らくは1年も在籍しないであろうと推測されるルイーズを優先し、
今後10年はホットコーナーでチームの顔としての活躍が見込まれる
筒香のポジションを外野の移動。

長期的ビジョンで考えれば、和製大砲を内野手として育てることは
チームとして大きな財産となる。
外野手の長距離打者は各球団に顔を揃える。
筒香はサードを守らせてこそ、その価値が高くなる。
ファンも将来的に日本代表の4番サードを張ることを夢見ている。

チームのスター候補が
楽天を解雇された外国人選手にポジションを譲るような形。
正直おもしろくない。

チームが勝利したなら、なんとか納得できたのだが、
黒星を喫すると、このように不満が爆発してしまう。
しばらくはこの起用法でのチーム編成となるのだろう。
この采配が正しいのだと、ファンを納得させるには勝利するしかない。
広島戦のこり2試合をなんとか勝って結果を出してもらいたい。
DeNA 4-9 ヤクルト 

(遊) 梶谷 .211
(二) 石川 .251
(一) 中村 .276
(左) ラミレス .276
(三) 筒香 .219
(右) 金城 .235
(中) 荒波 .261
(捕) 鶴岡 .177
(投) ジオ 


沖縄遠征2連戦の最終日。
連敗で帰路に就くとなるとまさに、骨折り損のくたびれもうけ。
何とか1つ勝って、気分良く大遠征を終えたいところ。

しかし、先発のジオが結果を残せない。
4回に3安打3四球の大崩れで4点を先制される。
このビハインドだと走力を使った機動力野球は機能しにくい。

4点を追うとなると、ランナーを貯めなくてはならなくなり、
盗塁という選択肢を取りにくくなる。
先発が一気に失点を重ねてしまうケースが目立ち始めたベイスターズ。

気になるのは先週の土曜日から先発マスクが鶴岡に固定されていること。
リード面よりも打撃を選択してこの起用なのか。
それにしては、鶴岡の打率も1割台と精彩を欠く。

強肩の黒羽根と大黒柱の三浦のコンビを別れさせてまで、鶴岡の起用。
黒羽根の体調が思わしくないのだろうか、
今のところそういった報道は耳にしない。

恐らくは日曜日の登板となるであろう、番長。
そこまで鶴岡で固定していくのか、中畑監督の腹積もりが分かる。
金曜日以降のスタメンマスクに注目したい。
DeNA 6-8 ヤクルト 

(遊) 梶谷 .211
(二) 石川 .242
(一) 中村 .280
(左) ラミレス .270
(三) 筒香 .218 
(右) 金城 .235
(捕) 鶴岡 .173
(投) 須田 .000
(中) 荒波 .265 


先発は須田、前回の登板では5回4失点の負け投手となっている。
今シーズン2回目のマウンドではあるが、
結果次第では2軍落ちもありうる瀬戸際の登板。

本人も充分自覚していたマウンド。
気合が入るというよりは、重圧となって初回から不安定な投球。
1安打2四球で満塁のピンチを作る。なんとか無失点に切り抜けるが、
2回以降も立ち直りの気配は見られない。

3回は3連打1失点。続く打者を三振、併殺打で切り抜ける。
4回は三者連続三振と、裏の攻撃で打線も応え同点に追いつく。
チームの雰囲気も上がり、須田もここから波に乗るかと思われた。

しかし、5回ヤクルトの先頭からの3回り目の攻撃で捕まってしまう。
制球が定まらず、先頭打者を四球で塁に出し、自らの首を絞める。
送りバントでワンアウト後、ここから2連打で2失点目。

続く打者、ベイスターズの天敵外国人バレンティンを四球で塁に出し満塁。
塁上にランナーを貯めながらも粘りの投球で凌いで来た須田。
ここも、守りきれば、先発としての責任を果たせる場面であったが、
無情にも、タイムリーツーベースを喫してしまう。

ここで降板。5回5失点と、前回よりも成績を落としてしまう。

沖縄での長遠征試合。
移動で体力を失う厳しい状況であったとはいえ、
結果は先発としてローテーションを任せるには値しないもの。

2軍には、国吉や育成の富田など、
先発枠に空きが出るのを待ち構える選手が揃う。
須田は今日の結果を受け、次戦も先発のマウンドが用意されるか厳しい立場。
コツコツと2軍で結果を残し、やっとの思いで掴んだ1軍のマウンドであったが、
再調整となる公算が高い。

若手投手陣がしのぎを削る先発投手陣枠。
今のところ、ドングりの背くらべ。
ここから抜け出す投手が出てくることを切に願う。

攻撃では、スタメンをいじってきた中畑采配。
1・2番に梶谷・石川。調子落ちの荒波を9番に配し、
俊足3人を変則的に並べたオーダー。

交流戦のビジター・DH制で発揮した走り回る野球をセリーグでも試みる。
7回の反撃で3選手のつながりが効果を発揮する。
2アウトから四球・ヒットで1・2塁から3人に回る。

荒波・梶谷が連続で四球を選び1点を返すと、
石川が走者一掃のタイムリーツーベース。
俊足のランナーを貯めての、価値ある一打。
中村ノリもタイムリーを放ち、一気に5得点で1点差まで詰め寄る。

やはり、走れる選手が塁上を賑わすとチームにリズムが生まれる。

チーム全体で走れるチームを目指した今年のオープン戦。
開幕後、1・2番を任された石川・梶谷の極度の不振で
その構想は一度は頓挫したが、交流戦での働きで中畑監督の腹も決まった模様。

生え抜き7年目の内野手藤田を楽天の俊足内村と交換トレード。
とにかく、走れる選手を欲している中畑ベイスターズ。
緊急トレードからもその決意が窺える。

効果的な攻撃で1点差まで追い上げることに成功するも、反撃もここまで。

2番手の小杉が取られた6回の2失点が悔やまれる敗戦。
小杉はブランドン先発失敗の救援時にも失点を重ねており、
ロングリリーフとして結果を残せていない。
先発候補の2軍待機選手との入れ替えの可能性も出てくる。
大量失点差のゲームとはいえ、緊張感を持ってマウンドに登ってもらいたい。

走力を前面に出すチームスタイルは1点ずつコツコツと戦うこと。
投手陣が最小失点で粘ることが大前提となる。
先発陣・ブルペン陣総力でクロスゲームとなるよう粘りのマウンドを期待したい。
阪神 5-2 DeNA 

(中) 荒波 .269
(二) 石川 .236
(一) 中村 .274            
(左) ラミレス .275              
(三) 筒香 .215
(右) 金城 .242
(遊) 梶谷 .209
(捕) 鶴岡 .181
(投) 三浦 



昨日の試合に引き続き、先発が崩れる。
今日の先発は150勝目が掛かる大黒柱の三浦。
しかし、2回5失点と立ち上がりに捕まってしまう。

2試合連続で先発が2回5失点で、試合を壊してしまっては、
チームとしても手の打ちようがない。

大乱調の番長。
昨シーズンの大復活からコンビを組んできた黒羽根ではなく、
今日のマスクは鶴岡がかぶる。
こういった面からも、リズムは崩れることもある。
打撃面で結果を残せていない黒羽根。
しかし、守りの要として絶大の信頼関係を作りつつある
番長とのバッテリーを崩してまで、鶴岡を起用する意味はあったのだろうか。

黒羽根は試合後半に代走として起用されたことからも、
体調面に問題を抱えているとは思えない。

首脳陣の思い付きで、これまで結果を残してきたコンビを解消されたのでは、
ファンとしても納得がいかない。
統一球時代の守り重視の野球では、バッテリー間の呼吸は非常に大事。
色々と試行錯誤をしながら、積み上げてきた実績を崩してしまったようで残念。

今日の敗戦の代償は大きく付くかもしれない。
三浦と黒羽根の信頼関係にひびが入ることがないことを祈る。
まさかの大失速で天皇賞・春を11着と惨敗を喫したオルフェーヴル。
精神的スランプも取り出され、宝塚記念の出走すら危ぶまれた。
立て直す期間もままならぬスケジュールで、
出走に漕ぎ着けたこと自体が驚き。
ここで再び惨敗を喫するようなら、進退問題にまで発展する恐れをはらんだレース。

厩舎・鞍上にかかるプレッシャーは相当なもの。

レースは大方の予想通り、ネコパンチが大逃げを打つ。
前半1,000mを58.4秒とハイペースで流れる。
折り合いに問題を持つオルフェーヴルにとっては絶好の展開。

今日は鞍上の池添騎手と喧嘩することなく、道中中段から追走。
しかし、いつ暴走するか分からない、緊張感漂うレース模様。
向こう正面を越えて先頭集団を追う集団のペースが速くなる。

この場面、オルフェーヴルのやる気がどこまで回復しているかの試金石。
馬にエンジンが掛かるのかに注目されたが、追走に苦労することなく、
馬群のペースに上手に乗り、コーナーを逸走もせず、
なによりも、競走馬として走ることに嫌気を刺してない姿を見せてくれる。

今日のオルフェーヴルの走りの最大のポイントはここから。

4コーナーから進出を開始するところで、いつもとは違う展開になる。
大外から一気に他馬を抜き去る鬼脚を見せるのがオルフェーヴル。
今日は鞍上の池添騎手が馬群をぬって、驚きのインコースからの大まくり。

阪神コースはすでに内側が荒れ、有力馬は馬場の良い外側を選択するのが常套手段。
オルフェーヴルの走るラインは、今年の皐月賞を思い起こさせる意表策。

しかも、前走大敗後で、どこまで建て直しているのか模索しながらのレース。
精神的に追い込まれている馬と騎手とは思えない判断。
荒れた馬場を通り、脚を取られまたしても馬のやる気を失いかねないと、
ファンとしては危惧ばかりが先立つ。

しかし、三冠馬の持つポテンシャルは、やはり別格。
前方に遮るものがいなくなった途端に爆発させた伸び脚。
出走馬中ただ1頭、上がり3Fを34秒台。加速した王者に並び立つものはいなかった。

2着に入ったルーラーシップに2馬身の差をつける圧勝劇。
まさかの春シーズンとなったが、5冠目を苦労の末に獲得。
絶望視された凱旋門賞出走の可能性も復活。
日本の大エースとして改めて存在感を示した。

大外まくりではない、正攻法といえる馬群からの抜け出し。
いつものスタイルではない勝ち方は今後予想される欧州遠征に向けて
大きな収穫となった。

徹底マークで馬群に閉じこまれる可能性もある海外でのレース。
今日見せた新たな一面は、ウィークポイントを解消させたことで、
陣営にも大きな勇気を与えた。

英雄ディープインパクトですら、戴冠が叶わなかった大きな壁。
暴君オルフェーヴルが日本競馬の新たの1ページを綴る事が出来るのか。

一度はしぼみ掛けた野望を再燃させ、
ファンに大きな夢を与える絶対王者として大復活を遂げた。
今秋の大一番に向け、無事に夏を越えてもらいたい。
阪神 7-3 DeNA 

(中) 荒波 .275
(二) 石川 .235
(一) 中村 .275
(左) ラミレス .271
(三) 筒香 .214
(右) 森本 .264
(遊) 梶谷 .205
(捕) 黒羽根 .121
(投) ブランドン 


今日の先発はブランドン。
前回のソフトバンク戦で今シーズン初勝利を上げ、
ようやく悪い流れから抜け出した外国人投手。
しかし、同僚外国人のハミルトンが契約解除されたばかりと、
周りからのプレッシャーが大きくなる状態でのマウンド。

ブランドンの先発した試合では、
援護点をプレゼントできていないベイ打線。
ここまで9度の先発試合で援護がない試合が4試合。
平均でも、1点しか挙げられていない。

今日の試合では、初回に中村ノリのソロホームランで先制点をプレゼント。
しかし、直後のマウンドでせっかくの援護点を守りきれない。
ヒットと四球でランナーを溜め、ホームランを浴びるという最悪な立ち上がり。

この後も復調の気配を見せることなく、2回に2点を失い降板。
今シーズン最短の2回5失点という内容で撃沈。
外国人枠を争っていたハミルトンの退団が精神的に影響をあたえてしまったのか。
これまでで、最悪なパフォーマンス。

三浦・高崎につづき、ローテーションの一角として
先発の責任を果たしてもらいたい投手。
1シーズンのうち、今日のような調整失敗は何試合か生じてしまうのは仕方のないこと。
この後の登板で同じ過ちを繰り返さないことを願う。

2番手の小杉も予想よりも早い登板で気持ちが入りきらなかったのか、
登板直後の3回にワンアウトも取れぬうち、
ブラゼルに痛恨の2ランホームランを浴びてしまう。

先発が崩れた時のロングリリーフを任される小杉。
マウンドは常に劣勢の状況での登板を強いられる厳しい立場。
しかし、ここで結果を残していけば、先発の機会は必ず訪れる。
予告先発投手の体調不良など、急遽チャンスが生まれる事も予想される。
与えられた仕事を着実にこなして首脳陣の信頼を勝ち取る働きをしてもらいたい。

6点差も付けられ、マウンドには阪神エースの能見。
打線も6回の攻撃で2点を返し、4点差とするのが精一杯。

7回の攻撃で先頭打者として四球を選び出塁した梶谷。
4点ビハインドを負った終盤の場面では、無理をして盗塁する分けにもいかず。

ひとつの走塁・盗塁が流れを変えることもある。
序盤と大量失点も中盤までにコツコツと点差を縮めていけば
終盤に走力を活かす機会は訪れる。

相手チームにプレッシャーを与えるためにも、
先発失敗のケースでも被害は最小に抑えて、
攻撃陣も一気に追いつくことを狙わず、
1点ずつ反撃を繰り返す粘り強さが欲しい。

荒波・石川・梶谷にはビハインドの場面でこそ、
勇気ある走塁でチームに反撃ムードを作り出して欲しい。
また、積極的な采配で3人に勇気を与える中畑監督の後押しにも期待したい。

一方、チームを後押しするのがフロント。若干迷走気味なのが気にかかる。

先日、元楽天のルイーズ内野手の獲得を発表してDeNAベイスターズ。
これにより、70人の選手枠を外国人野手の獲得で食いつぶしてしまった高田GM。

獲得した元楽天の一塁手ルイーズの腕試しの打撃練習で
バッティングピッチャーを任されたのが育成投手富田。
150km/h超えの直球でルイーズにヒット性の当たりを1本も許さず猛アピール。
これが中畑監督のお目に掛かる。

しかし、登録枠はルイーズで使い切ってしまい、戦力に抜擢するには枠はゼロ。
そこで、外国人選手の契約を解除することで一枠作り出す荒業。
ドタバタに巻き込まれたハミルトンには気の毒ではあるが、
これぞまさにプロの世界。
今日の試合で先発失敗となったブランドンも「明日はわが身」。
慢心せず次戦に向け万全の調整で挑んでもらいたい。

先発投手の駒不足の中、
中村ノリの活躍で、空席のない一塁手を獲得したフロントの判断には
クビをかしげるが、育成枠に有望視される選手が出現したことは吉報。
今はまだ背番号「111」を背負う富田投手。

シーズン中の支配下選手登録の期限は7月末。
昨年はタイムリミットぎりぎりで
国吉投手が育成選手から支配下選手に昇格させブレイク。
富田投手もこの流れに乗ることが出来るか、期待して待ちたい。
阪神 1-2 DeNA   

(中) 荒波 .275
(二) 石川 .229
(一) 中村 .271
(左) ラミレス .276
(三) 筒香 .220
(右) 金城 .244
(遊) 梶谷 .198
(捕) 鶴岡 .188
(投) 高崎 


交流戦明け、リーグ戦の再開幕のマウンドに立ったのが高崎。
若手左腕投手田中に代わり1軍に戻ってきた、今シーズンの開幕投手。
先発投手陣が不足なベイスターズにとって、復活は不可欠。
今日の試合で結果を残して再起したいところ。

2回に阪神の新井・金本に連打を浴び、内野ゴロの間に1点を奪われる。
しかし、その後は立ち直りを見せ、6回を投げ3安打1失点と先発投手の責任を果たす。

攻撃陣もその好投に応える。
6回2アウト1・2塁の場面で迎えるバッターは筒香。
速球派メッセンジャーの変化球を捕らえ、ライト線に逆転スリーベースを放つ。
高崎の後を継いだ救援陣が阪神打線をノーヒットに抑えたため、
筒香の一打が決勝点となった。

筒香の最大の特徴でもある膝の柔らかさを活かした粘り腰を見せた見事なバッティング。
横浜高校の先輩で筒香のコーチも務めた鈴木尚典のバッティングフォームを連想させる。
打球の速さも先輩に負けず劣らず、飛距離面では凌駕している筒香。

内角球の捌きも上手く反対方向にも強い打球を打てる。
それだけに今の打撃成績はもどかしい。
.220で5本塁打。

ホームランの固め打ちなど、大爆発を見せていないため
長距離打者としての怖さは感じられない。
コンスタントに打率を残してもいないため、得点機の威圧感も不足。

ファンとしてはリーグ屈指のアーチストを目指してもらいたい。
ハマスタライトスタンド上段に相手投手の度肝を抜く一打を数多く見せて欲しい。

高崎は今季3勝目を、リーグ戦再開とともに手にする絶好のスタートが切れた。
三浦に続くローテーションの柱としての働きをすれば、
1週間6試合のうち、2ゲームを確勝として計算することが出来る。

2枚看板となれば、2カードで3タテされる可能性も低くなる。
連敗地獄で負け数が嵩む事もなくなり、
勝率4割の目標も早い段階でクリアできそう。

チーム状態は底を抜け出し、登り調子。
オールスターブレイクまで1ヶ月弱。
梅雨の時期だけに、スケジュールをどれだけ消化できるかは難しいが、
22試合が組まれている。
ここを5割で乗り切れれば、勝率は4割程度に戻すことが出来る。

現在のチーム勝率が.370。
筒香と高崎。2人のキーマンが期待通りの活躍をしてくれれば、
不可能な数字ではない。

開幕直前のケガで約1ヶ月出遅れたスラッガー筒香。
不調による再調整でファーム行きとなった開幕投手高崎。
第一目標の4割復帰に向けて全力投球フルスイング。
オールスターブレイクでぶっ倒れるくらい、チームを牽引してもらいたい。
楽天 2-6 DeNA  

(中) 荒波 .276
(二) 石川 .221
(一) 中村 .276
(指) ラミレス .276
(三) 筒香 .218
(右) 金城 .242
(左) 小池 .190
(捕) 鶴岡 .197
(遊) 梶谷 .205 

(投) 藤井 

交流戦最終日で打者一巡の猛攻を見せ、快勝。
明後日からのレギュラーシーズンに勢いをつけた。

4回の攻撃を振り返ると、
先頭の中村ノリの2ベースから始まり、
ラミレスも2ベースで先取点、筒香がセンター前ヒット。

金城のレフトフライと筒香の盗塁死で2アウト。
小池が死球で出塁すると、ここから打線が数珠つなぎ。

鶴岡のタイムリーで2点目。
梶谷→荒波→石川の3連続内野安打で2点を追加。
打順一回りし、中村ノリのレフトフライで3アウトチェンジ。

2アウトからの内野ゴロ3連発で2点ももぎ取った俊足3人は見事。
まさに「せこい野球」を体現した攻撃。

相手チームにもダメージを与える走力を充分に見せつけられたことは大きい。
週末金曜日からセ・リーグでの戦いに戻る前に、
ベイスターズの新たな一面を各チームに印象付けられた。
こういった活躍を続けられれば、新スーパーカートリオとしてファンにも認知されそう。

開幕直後の大不振で2軍落ちしていた梶谷も3安打猛打賞の活躍で
気持ちの面でも吹っ切れた模様。
荒波も2安打と調子落ちの状態から復調の気配。
石川も打率が少しずつ持ち直してきている。

荒波・石川・梶谷の3選手がどんどん走り、チームに勢いを与えてもらいたい。

交流戦はこれで9勝14敗1分と勝率は.391と、最低ラインの4割には1勝足りなかった。
借金は5つ増えてしまったが、勝率自体は交流戦前の.333から.358と上昇。
まずは、勝率を4割に戻すことが直近の目標。
負け数を減らし、チーム状態は上向いていると考えることも出来る。

勝率4割を目標にすることは決して褒められた事ではない。
しかし、シーズン勝率3割台と低迷するチームにとって
まずはこの現状から抜け出すことが大事。

全ての試合に勝つことは出来ないので、
負け数を減らすことは、連敗を減らすことに尽きる。
今は、確実に勝ち星が計算できる投手の登板する試合を
必勝で望むことが連敗しないための手立て。

区切りの150勝がかかる番長・三浦に
出来るだけ勝ち星を付けることがチームの安定につながる。
シーズン終盤で最多勝争いを繰り広げられるようだと、
勝率4割超えは問題なくクリアできそう。
ベテラン投手を中心にチームを盛り上げてもらいたい。
DeNA 3-7 日本ハム 

(中) 荒波 .272
(二) 石川 .220
(一) 中村 .276
(左) ラミレス .276                
(三) 筒香 .209
(右) 金城 .235
(遊) 梶谷 .173
(捕) 鶴岡 .190
(投) 須田 


今日の先発は須田。2軍で結果を残し、今季初昇格で即先発のマウンドを任される。
しかし、苦労の末に掴んだチャンスで固くなったのか、3回にミスが出る。

8番鶴岡にヒットを打たれ、続くピッチャーの多田野。
100%バントの場面で1塁側に転がされる。
ここで、ファーストの中村とタイミングが合わず、アウトを取り損ねる。

続く糸井にヒットを浴び、ノーアウト満塁。
犠牲フライでいとも簡単に先制点を奪われる。
2アウト後、日ハムの眠れる主砲に痛恨の3ランを喫する。

今シーズン、ここまで打率1割台と、
4番を任せられながら、栗山新監督の期待に応えきれないスラッガー。
交流戦開幕直後に西武のおかわり中村選手に喫したホームランを連想させる一発。

パリーグのチームにとっては迷惑千万。
恨み節の一言も聞こえてきそうな、ベイ投手陣の被弾。

おかわり君同様、2打席連続アーチをプレゼントする太っ腹。
交流戦明けの中田翔の打席に他球団のファンながら注目してしまうほど。

無念の先発須田。
新人の昨年はほぼ一年間ローテーションを守った投手。
勝ち星が伸びなかったため、首脳陣からの覚えが今ひとつ。
2軍で一つ一つ結果を積み重ね、やっとの思いで掴んだ念願のマウンド。

しかし、中田ひとりにやられてしまった印象。
5回を投げて4失点。
大きく崩れた3回のマウンド以外はそこそこの内容。

2軍には、高崎をはじめ、1軍のマウンドを虎視眈々と狙う投手たちが揃う。
あと、一度くらいは先発の機会を与えられるであろう。
なんとか、首脳陣にアピールする投球を見せてもらいたい。
ソフトバ 1-0 DeNA 

(中) 荒波 .278
(二) 石川 .226
(一) 中村 .272
(指) ラミレス .271
(三) 筒香 .207
(右) 金城 .234
(遊) 藤田 .243
(捕) 黒羽根 .115
(左) 下園 .222 

(投) 三浦 


先発投手陣の柱、三浦の投げる試合は必勝を期さなければならない。
しかし、今日の試合においては、攻撃陣にピリッとしたものが感じられなかった。

ランナーは毎回のように出し、
チャンスも作るが詰めの甘さで得点をするまでには至らない。
9回の攻撃でいつかは点を取れるだろうと、
高を括っているうちに試合は終盤に差し掛かり、
零封されてしまった印象。

2回の攻撃はノーアウト1・3塁のチャンス。
相手にしてみれば、1点は覚悟の場面。
ここから7番藤田がセカンドフライでワンアウト。
8番黒羽根のとき、1塁ランナー金城の盗塁で2・3塁とチャンスを広げる。

Wプレーの心配が無くなりバッター圧倒的有利な状況。
しかし、結果は最悪の空振り三振で2アウト。
続く9番下園はセンターに大きなフライを打ち上げ3アウト。

黒羽根と下園の結果が逆であったら、
簡単に得点を取れたと考えずにはいられない。
打順の巡りあわせとはいえ、確実に1点は取れた場面での無得点は
ベンチの気分を重くしてしまう。

下位打線での先制機。
スクイズ・ゴロゴー・外野フライとベンチで仕掛けることはいくらでもあった。
3回にソフトバンクに卒なく先制を許してしまった場面からも
チームとして1点に対する執着心の差を感じられた。

マウンドで投げ合う投手の力量の差に油断して、
エースを見殺しにしてしまったベンチ・攻撃陣。
勝ち星を計算していたゲームだけに今日の負け方は痛恨。

交流戦は勝率4割で乗り切ることは最低ライン。
今日の敗戦でそのラインを割ってしまった。
残りの2戦を何とか連勝し、リーグ戦に向けて勢いをつける姿を見せて欲しい。
ソフトバ 0-1 DeNA 

(中) 荒波 .282
(二) 石川 .225
(一) 中村 .277
(指) ラミレス .270
(三) 筒香 .213
(右) 金城 .234
(遊) 藤田 .248
(捕) 黒羽根 .117
(左) 下園 .232 


(投) ブランドン 


今日の先発はプランドン。今季は勝ち星から見放されている。
直球に力があるが、ランナーを出すと、途端にボールが甘くなる。
肝心のところで適時打を喫してしまう印象。
自分の球に自信を持つためにも、1勝目をあげたい。

攻撃陣は初回に1点を挙げ、ブランドンに先制点をプレゼント。
このあとも、得点を重ねたいところであったが、
ソフトバンクの攝津を捕らえきれない。

今日は投手陣の踏ん張りがチームに勝利をもたらす。
ブランドンが3回まで1人の走者も許さない完璧な立ち上がりを見せる。

4回にワンアウト1・2塁のピンチをダブルプレーで切り抜け、
ランナーを背負うと崩れる悪癖を封印した姿を見せる。

最大のピンチは5回。
ピッチャー返しを足に受け、
初勝利の権利を寸前で逃してしまうのかと思われたが、執念の続投。

6回を投げ無失点で先発の仕事を果たす。
リリーフ陣も、ブランドンの気迫に応える力投。

加賀→篠原→藤江→山口 

ベイスターズ救援陣の最強布陣でソフトバンク打線を零封。
初回の1点を守りきる、相手チームにとって最もダメージの大きい勝利を手にする。
終盤の失点で1点差で負けることはシーズン通してよくあるため、
次に向けて気持ちを切り替えることも難しくない。

しかし、初回に1点を先制され、この点差を埋められない展開は精神的に厳しい。
投手陣の踏ん張りで1点以上の失点を許さず、攻撃陣の反撃を待つ流れが、
2回から9回まで続く。

結果を残す投手陣に対して、1点すら奪えない攻撃陣。
この間に何度も得点機は訪れ、その都度一喜一憂させられる。
期待に応えられない攻撃陣にはプレッシャーが蓄積され、
最後まで重い気分を払拭することが出来ずにゲームセットとなる。

明日の試合まで、鬱積した気分を抱えたままで過ごすことになるソフトバンク打線。
ここで、再びベイ打線が先制できるようだと、精神的な重圧は更に増す。
先発はサンデー番長、三浦投手。
通算150勝の掛かるマウンドでチーム全体の士気も高い。

今日の勝利で交流戦を8勝12敗と勝率4割に戻す。
交流戦を5割近い勝率で乗り切ることが出来れば
チームにもこの先の戦いに手応えが生まれる。

交流戦は残り3試合。ひとつでも勝ち星を伸ばしてもらいたい。
オリックス 5-4 DeNA 

(中) 荒波 .288
(二) 石川 .224
(一) 中村 .278
(指) ラミレス .265
(三) 筒香 .212
(右) 金城 .240
(遊) 藤田 .257
(捕) 鶴岡 .203
(左) 森本 .275 

(投) 王 


先発は台湾出身の長身左腕、王投手。
先日のプロ初先発に続き、2試合目の登板。
前回は5回途中3失点で負け投手。
今回は結果を残し、首脳陣にアピールしたいところ。

しかし、肝心の立ち上がりに制球が定まらない。
1死球1四球でランナーを貯めた所で、
オリックス主砲の李に痛恨の3ランを浴びてしまう。

2回も四球がらみで1失点。
2回4失点で降板。
今日の結果では、次の登板機会が与えられるか、非常に厳しい。

2番手で登板した小杉は3回2/3を投げ1失点とまずまずの内容。

2軍戦で結果を残している先発候補も1軍の席を虎視眈々と狙う。
眞下・山本・阿斗里・須田は結果も伴い、
近々昇格の可能性も高い。

2軍調整中の高崎も控える先発投手陣。
この競争が高いレベルまで選手の能力を引き上げてくれることを願う。

オリックス 1-2 DeNA 

(中) 荒波 .295
(二) 石川 .225
(一) 中村 .270
(指) ラミレス .258
(三) 筒香 .220
(右) 金城 .240
(遊) 藤田 .267
(捕) 鶴岡 .211
(左) 一輝 .242 

(投) 藤井 



先発の藤井がガマンの投球を見せ、6回を1失点で切り抜ける。
ベテランらしく、試合を作り、1-1の引き分けのまま中継ぎに後を託す。

リリーフ陣も踏ん張り、試合後半を零封する。
これが勝利に直結、8回中村ノリの逆転ソロホームランに繋がる。

2-1での派手さの無い勝利であったが、理想的なゲームといえる。
こういう内容で勝ち星を手に入れることが出来ると、
今後白星を重ねることも可能。

懸念された荒波の足の具合も問題ない模様。
今日は5打数1安打と、打率を落としてしまったが、最後までグランドに立っていた。
3三振と、バットが湿り勝ちなところが気にかかるところ。
調子自体は下降気味かもしれない。
シーズンを乗り切る体力が備わっているのか、
どれだけ走れるか、走塁面を注目したい。
DeNA 1-5 楽天 

(中) 荒波 .298
(二) 石川 .223
(一) 中村 .271
(左) ラミレス .264
(三) 筒香 .219
(右) 金城 .240
(遊) 藤田 .278
(捕) 黒羽根 .111
(投) 田中 



先発は田中、今季2試合目の登板。
前回は5回途中を3失点。今日の登板で結果を残しておきたいところ。

初回から死球を与えてしまうなど、不安定な立ち上がり。
なんとか無失点で抑えるも、3回に捕まってしまう。

ヒットと四球でワンアウト満塁からタイムリー2ベースを喫し2失点。
更に3ランホームランを浴び、この回5失点。
無念の降板となってしまう。

打線も相手投手美馬を攻めあぐね、
最終回に筒香のソロホームランで1点を返すのがやっとの完敗。

高卒5年目の田中投手。
今季は同学年が大卒で入団してきたため、
本人にとっても期する思いは強い。
今日の調子では先発ローテーションに割って入る事は厳しい。

このまま、ファームで出直しとなってしまうか、
一度中継ぎに入り、結果を残していくのか、
若手左腕の起用法に注目したい。

気になるのは荒波の途中交代。
5回の打席での内野ゴロで1塁に駆け込むとき、足を捻ってしまった模様。
軽い捻挫でも無理してプレーを続けると大きなケガにつながる恐れもある。
ましてや、走力が売りの選手。

打率も3割を下回り、疲れも溜まり始める頃。
森本との併用で休みを入れながらの起用でケガの様子を見たい。

DeNA 6-2 楽天 

(中) 荒波 .304
(二) 石川 .222
(一) 中村 .277
(左) ラミレス .265
(三) 筒香 .215
(右) 金城 .239
(遊) 藤田 .280
(捕) 黒羽根 .114
(投) 三浦 


今日の先発はチームの大黒柱・三浦大輔。
区切りの150勝目の掛かったホームでのマウンド。

しかし2回、楽天下位打線に連打され先制点を許す。
4回にも再び下位打線に1点を奪われてしまう。

打線は高卒ルーキーの釜田を打ちあぐねていたが、
4回裏、藤田がセンター前にポトリと落ちるタイムリーで追い上げる。

エース番長もピンチを毎回のように背負いながらも粘りのピッチング。
7回2アウトランナー3塁の場面で中畑監督が非情の決断。
150勝の掛かった試合であったが、個人の記録よりもチームを勝利を優先。
サウスポーの篠原をリリーフに送る。

この回を無失点で凌ぎ、中畑采配がチームに勝利への執念を灯す。
8回に打ちあぐねていた釜田がマウンドを降りたのを期に
打線がつながりを見せる。

中村・筒香が四球を選びワンアウト1・2塁をチャンスを作る。
金城がレフト前タイムリーを放ち同点。
藤田がライト前に今日2本目のタイムリーでついに逆転。
途中出場の鶴岡が右中間を破るタイムリー3ベースでダメ押し。
ツーアウト後、荒波の俊足で稼いだ内野エラーで更に1点を追加。
一挙5得点で試合を決める。

試合後のインタビュでも中畑監督の執念の三浦降板劇だったことが話される。
勝利しなければ、何の意味も成さない交代であったと明かす。
その気持ちがベンチ全体に一体感を生む。

気持ちの優しい選手が多いと評される横浜ナイン。
それは勝負の世界では、決してほめ言葉ではない。
一打席、一球に喰らい付く執念は、チーム内に結束すべき材料があると強くなる。
今日の試合では、それが番長の降板。

何か種が無いと、執念を燃やせないのは当然。
それが、ペナント奪取を本気で狙えるようになれば、チームに簡単に齎される。
しかし、今のチーム状況では、選手一人一人が同じ目標を持つことは難しい。

今日のように色々とその種を用意することもベンチワーク。
先日のデニーコーチのマウンドでの一喝もその一つ。
シーズンを通して勝利への執念をチームに植えつけてもらいたい。

DeNA 1-4 日本ハム 

(中) 荒波 .305
(二) 石川 .221
(一) 中村 .274
(左) ラミレス .271
(右) 下園 .238
(三) 筒香 .200
(遊) 藤田 .270
(捕) 黒羽根 .116
(投) ブランドン 

2軍で調整中から復帰して2戦目のブランドン。
前回は7回無失点ながらも勝ち星には恵まれなかった。
今日の試合で今季初勝利を目指す。

序盤の3回は無安打無失点に抑えるも、
4回に4安打を浴び2失点。その後もソロホームラン2本を喫し、
7回を投げ、4失点。

打線も最終回に1点を返すのがやっと。
完敗で3連敗。今週に入り、まだ勝ち星が無い状態。
8安打とヒットが出ないわけではないが、
攻撃のリズムが悪く、走者を進塁させることが出来ず
得点機を作り出すことにも一苦労。

走れる選手が積極的に次の塁を狙う姿勢が必要。
先日の2盗塁死が精神的にストップを掛けてしまっているのか、
荒波・石川の横浜高校俊足コンビに盗塁が記録されない。

二人の出塁率は決して悪くは無い。
後は、ベンチが後押しをして上げるしかない。

スーパーカートリオの一角として名を馳せた
高木豊ヘッドコーチにはチームの走塁面での改革も期待される。
チームの意識を変えるには、失敗を恐れ方向転換しないよう
歯を食いしばってシーズン通して走り続けるしかない。

走塁面にスランプは無いといわれるが、
精神面がその日のプレーに大きく左右することは間違いない。
中畑監督の明るさで、選手の気持ちをバックアップしてもらいたい。

今日の敗戦でチーム成績は15勝30敗と、まさに1勝2敗ペース。
勝率.333は余りにも低すぎる数字。
目先の目標として、勝率4割を目指してもらいたい。

目安としては、28勝42敗といった数字。
この場合の借金は「14」。
今ある借金「15」を「25」試合掛けて1つ減らせばよい。
これが出来れば、チームに5割ペースのゲーム運びも体感できる。

シーズンは長く、長期的な目標ではどうしてもぼやけてしまう。
最下位を独走すると、当然チームへの忠誠心は徐々に薄れてしまい、
個人成績に気持ちがシフトしてしまう。

この先、例え荒波が首位打者争いをしたとしても、
チームが勝てなければ、それはただの慰めにしかならない。
プロのチームとしての面目を保つためには最低でも勝率は4割。
このラインは死守する気持ちで戦い抜いてもらいたい。
ロッテ 3-2 DeNA 

(中) 荒波 .307
(二) 石川 .213
(一) 中村 .275
(指) ラミレス .265
(左) 下園 .230
(三) 筒香 .209
(右) 金城 .230
(捕) 鶴岡 .180
(遊) 藤田 .267 

(投) 王

今日の先発は王。台湾出身の189cm長身左腕。
日本での初登板が先発。首脳陣期待の抜擢。
直球とチェンジアップ主体のパワータイプ。

毎回ランナーを出すも、4回までは無失点。
1点リードの5回のマウンド。
勝ち投手の権利まであと少しの場面で連続長打を浴びてしまう。
2失点と逆転を喫したところで降板。
試合も許したリードを挽回できず、初黒星を喫してしまった。

初先発とプレッシャーもあったのだろう、
ストレートは140km台前半と見た目ほどスピードは出ず。
大きな体を活かし、体重の乗ったボールをコンスタントに投げるようになれば、
ローテーションをシーズン通して任せることが出来そう。

タイプとしては、去年先発を経験した20歳の若手、眞下と同じ長身左腕。
今シーズンは調子が上がらず、2軍暮らしの期待の一人。
王は眞下と先発枠を争うことになりそう。
将来的にこの2人が1本立ちしてくれるようなら、ベイ投手陣の未来も明るくなる。

ホームの開幕戦に先発を指名された国吉も1軍復帰を目指しファームで調整中。
国吉は196cmの大型本格派右腕。
王・眞下・国吉の長身トリオがローテーションに名を連ねるようになれば、
中畑政権下で投手王国を作り上げることも夢ではない。

まずは、今日先発した王が結果を残し、若手2人に刺激を与えてもらいたい。
次戦の登板は2軍イースタンリーグで対戦していない、
西日本のチームで腕試しをしたいところ。
来週のオリックス・ソフトバンク戦あたりで登板する姿を見たい。
ロッテ 4-2 DeNA 

(中) 荒波 .310
(二) 石川 .211
(一) 中村 .281
(指) ラミレス .272
(左) 下園 .228
(三) 筒香 .217
(右) 金城 .238
(捕) 黒羽根 .119
(遊三) 藤田 .253 

(投) 藤井

今日の先発は藤井。前回オリックス戦で移籍後初勝利を上げたベテラン左腕。
これまで2度の先発で共に5回約80球でマウンドを降りている。
ローテーションの一角としてもう少しイニングを稼ぎたいところ。

試合は3回に先制されるも、6回2アウト満塁の場面で
主砲ラミレスが2点タイムリーを放ち逆転。

勝ち投手の権利が転がり込んできた藤井は、6回の裏もマウンドへ。
しかし、タイムリー3ベースを打たれ同点に追いつかれてしまう。
ここで無念の降板。

マウンドを継いだ菊地が犠牲フライを打たれ逆転されてしまう。
結果、この1点が決勝点となり、藤井は勝ち星を逃し、黒星を喫してしまう。
6回途中87球3失点での降板。試合を崩さないベテランの働き。
好不調の波をできるだけ小さくし、チームへのダメージを最小限に控える投球。
この先も安定感あるピッチングを期待したい。

今日も2安打と好調の荒波。しかし、期待の走塁面で消極的場面が窺えた。
初回いきなりのヒット出塁も盗塁死。このプレーが今日の積極性を奪う。
8回のワンアウト2塁の場面でライトにライナー性のヒット。

この打球にランナー荒波が帰塁し、3塁に進めないという失態を犯す。
走力を売りにする選手にとって、あってはならないプレー。
ダイビングキャッチと、判断が難しい当たりではあったが
荒波の足なら進塁しなくてはならない。

打撃好調のため、このプレーを引きづらないようにしてほしい。
ベンチから盗塁サインやヒットエンドランなど、迷いを消し去る采配にも期待したい。
今は荒波と石川の1・2番コンビが波に乗り始めているところ。
この流れを後押しするチームプレーも徹底してもらいたい。

今日はともに盗塁を失敗してしまったが、この積極性は失わないでもらいたい。
2人で1試合2回盗塁機会を作ることが出来たら、成功率は5割は欲しい。
身体能力に頼るだけでなく、ベンチから色々なデータを持って
準備万端、自信満々の精神状態で盗塁を試みることが出来れば理想的。

投高打低の統一球野球で盗塁の価値は大きく上がった。
チーム盗塁数が18と、機動力を活かしきれていないベイスターズ。
ポイントとなる荒波・石川には
走ることを義務付けてしまうくらいの采配をしても良い。
相手が脅威に感じるような選手を目指して今シーズン走りきってもらいたい。
2番人気のストロングリターンが安田記念を制覇。
コースレコードとなる1分31秒3での完勝劇。
大混戦のGⅠでマイル王として名乗りを上げた。

美浦・堀調教師とリーディングトップを走る福永騎手との相性抜群のコンビ。
2着に入ったグランプリボスをクビ差制しての戴冠。

今年の春シーズンは東京・京都ともにタイムの出やすい高速馬場での施行となったGⅠレース。
東京コース最後の安田記念でもコースレコードがたたき出された。

今日のレースも高速馬場を意識した展開となる。
前残りの可能性が高くなるコース状態のため、東京マイル戦を始めの3Fを33.8秒で通過。
ハイペースの流れとなり、逃げ馬シルポート始め、先行集団には厳しい展開。

勝ち馬は3コーナーでは後方待機。最後の直線を3F33.8秒と、
レース序盤のタイムをひっくり返した上がりで先頭ゴール。
騎乗した福永騎手の見事なレース展開判断。
2着に入ったグランプリボスと馬体を合わせるようにゴール板を駆け抜ける。

2歳限定戦・牝馬限定戦・ダート戦・海外戦以外のGⅠは、高松宮記念以来という福永騎手。
今日の勝利でひとつの壁を越えることが出来たのか今後の騎乗に期待。

美浦の所属馬はビクトリアマイルに続くGⅠ勝ち。

その美浦所属馬で未完の大器と謳われる「ペルーサ」。
苦手とされたスタートを決めると
そのままハイペースの先頭集団に取り付き、
いつもよりも前目の位置取り。

しかし、得意のパターンではないため、前半に脚を使ってしまう。
爆発的な末脚を見せることなく、屈辱的なしんがり負け。
マイル適正うんぬんよりも、
馬にとっては自分の走り方をゼロから作り直すやり方についていけなかった感じ。

終始追われ通しで、行き着く暇も無く、頭の整理も出来ずパニック状態のままレースが終了。
全く見所なし、未完のまま現役を終えてしまうのではないかという心配すら頭に浮かぶ。
GⅠ勝ちどころか、重賞すら勝ちきれない大スランプの藤沢厩舎。
この先のローテーションがどのような選択になるのか注目したい。

西武 5-7 DeNA 

(中) 荒波 .305
(二) 石川 .207
(一) 中村 .280
(指) ラミレス .273
(左) 下園 .226
(三) 筒香 .228
(右) 金城 .225
(捕) 黒羽根 .122
(遊) 藤田 .250 

(投) 三浦

今日の先発はサンデー番長。
前回のオリックス戦では今シーズン最悪の投球内容、5回4失点で先発失敗。
チームの大黒柱として続けて試合を崩すことは避けたいところ。

しかし、4回にベイスターズの天敵ともいえるおかわり君中村選手に3ランHRを浴びる。
昨日に引き続き塁上にランナーを貯めて痛恨の一撃。
交流戦に入り不調に喘いでいたおかわり君のエンジンを掛けたのがベイスターズ投手陣。
精神的に完全に飲み込まれているかのように、ホームランボールが集まってしまう。

ベテラン三浦を持ってしても、おかわり君に失投。
相性の悪さは決定的。勝負を避けることも戦術のひとつ。
打たれてはいけない場面では、徹底した方針をベンチが示すことも必要。

早々と3点のビハインドを負ってしまったベイ。
しかし、今日は打線が番長を援護。
次の回に西武先発のサブマリン牧田を捕らえる。

筒香のヒット、藤田の四球で2アウト1・2塁の場面。
先頭の荒波に打線が戻ったところから猛攻を見せる。

1番・荒波の2ベースで2点を返すと、2番・石川もタイムリー3ベースで同点。
3番・中村ノリがタイムリー2ベースで逆転すると、ラミレスがセンター前ヒットで追加点。

打者一巡の攻撃でこの回5得点の逆転劇。
5回裏に番長がソロホームランを浴び1点差に追い上げられるも、6回を4失点。
前回の登板に引き続き調子は良くはなかったが、打線の助けで勝ち星の権利を持って降板。

この後、両チーム1点ずつ加え試合終了。
見事逆転勝ちで番長三浦に6勝目をプレゼント。
チームの勝ち頭に順調に白星が積み重なる好循環。
番長登板試合では、チームが一丸で勝利を目指す雰囲気が生まれている。
1週間で必勝の試合を勝ち切ることが出来たのは大きな収穫。
シーズンを通してこの流れを続けてもらいたい。

打線では1番荒波の働きが大きい。
昨日は途中交代を送られて、体調面の故障を心配されたが、何事も無く先発。
5打数3安打3打点1盗塁の大活躍。

打率も3割に戻し、セリーグのリーディングヒッターにも名を連ねる。
キャプテン石川同様、横浜高校出身の地元期待の星として
チームを牽引する存在になってもらいたい。
西武 7-4 DeNA 

(中) 荒波 .294
(二) 石川 .205
(一) 中村 .275
(指) ラミレス .275
(左) 下園 .245
(三) 筒香 .221
(右) 金城 .234
(捕) 黒羽根 .128
(遊) 藤田 .231 

(投) 高崎

先日のソフトバンク戦を欠場したラミレスが1試合で復帰。
違和感を覚えたという足の状態が気になるところであったが、
1回の打席でいきなりの2ランホームランを放ち、一安心。

しかし先発の高崎が背信。
序盤はまずまずの滑り出しを見せるも4回に西武クリーンアップに捕まり
同点に追いつかれてしまう。

続く5回はさらに打ち込まれる。
上田・おかわり君に2本のホームランを喫し4失点、
さらにこの回もう1点を失ったところで中畑監督の堪忍袋の緒が切れる。

5回持たずに7失点と4月の巨人戦以来の最悪の結果。
5月は4試合を投げ、計8失点で2勝2敗と安定感を見せていたが、
月が替わった今日の登板では首脳陣の期待を裏切ってしまう。

初回にラミレスの援護弾が飛び出していただけに、惜しい試合を落とした。
前回の対決でも絶不調のおかわり君の眠りを起こしてしまう
2本のホームランを浴びたベイ投手陣。

相性の悪さもあるのだろうが、今日も打たれてはいけない場面での3ラン。
ソロホームランならば、傷口も小さいがランナーを貯めての一撃はダメージ大。
攻撃陣はこまめに追い上げ4点を奪うも、
高崎が喫した7失点を取り返すまでには至らず。

対戦相手によって、急にバットが振れてくる選手がいる。
西武の中村にとって、それがベイスターズ。
天敵といってもよい。

明日以降、ヒットはしょうがないと割り切り、
フルスイングさせないような配球で真っ向勝負は避けてもらいたい。

気になるのは、7回の攻撃で先頭の荒波に森本を代打で送った場面。
この代打にホームランという最高の結果を残した森本。
采配の妙を感じることも出来るが、
4点を追うこの場面で出塁する可能性の高い打者を交代させたのは驚き。

体調面に何か問題でも起きたのであろうか。
いまや、ベイのリードオフマンとして欠かせない戦力。
ケガなどで長期休養とならないことを祈る。

明日のスターティングメンバーに注目。

DeNA2-2ソフトバンク

(中) 荒波 .301
(左) 森本 .277
(三) 筒香 .216
(一) 中村 .282
(右) 吉村 .213
(二) 石川 .204
(遊) 藤田 .234
(捕) 黒羽根 .120
(投) ブランドン 

ラミレスが左足に違和感を覚え、欠場。
調子が上がってきたタイミング、長期休養の必要がなさそうなのが救い。
主砲を欠いた今日の試合は森本をレフト、吉村をライトで起用。

試合は2回に下位打線から好機を作り2点を先制。
先発のブランドンを援護。

そのブランドンは7回を投げて無失点、勝利投手の権利をもって降板。
しかし、8回からマウンドを継いだ加賀・篠原・藤江が
それぞれヒットを打たれてしまい、痛恨の2失点。

その裏の攻撃で中畑監督が奇策を打つ。
2死1・3塁、2ストライクに追い込まれた代打一輝の場面で、
1塁ランナーがリレードスチール。
その隙を突いて3塁ランナーが本塁に突入。
しかし、マウンドのベテラン投手の岡島は落ち着いて本塁に送球。

中畑マジックは炸裂するに至らなかった。
しかし、このような印象に残るプレーを年に1・2回はやらなければ、
相手チームに余裕を持って采配されてしまう。

今後のペナントレースでプレッシャーを与える意味でも、
ただの失敗ではない価値あるプレーであった。
周りからは非難の声も耳に入ることもあろうが、
めげずに続けて行くことが重要。
何を仕掛けてくるか分からないというチームカラーは
戦力が落ちるベイスターズにとって大きなアドバンテージと成り得る。

開幕前から「せこい野球」を看板にしてきた中畑ベイ。
コツコツとせこいプレーを積み重ねて、勝利を目指して欲しい。

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