2012年7月アーカイブ

阪神 9-2 DeNA 

(中) 荒波 .273
(二) 内村 .259
(三) 中村 .286
(左) ラミレス .309
(右) 金城 .241
(遊) 渡辺直 .276
(一) 後藤 .300
(捕) 黒羽根 .126
(投) 三浦 


今日の先発は番長三浦。
チームの連勝を伸ばせるかエースの投球を見せてもらいたい一戦。

初回、先頭打者荒波のスリーベースを足掛かりに1点を先制。
三浦も完璧な立ち上がりで3回までパーフェクトピッチング。

しかし、4回に突然にリズムを崩す。
先頭の平野に四球を出すと、送りバントを挟み、
3番鳥谷に逆転2ランを浴びてしまう。

さらに、この回ヒットでランナーを2人貯めたところで
痛恨の3ランホームランを喫してしまう。
打者一巡の攻撃で5失点。

チームのエースとして、このあと6回まで投げるも、
マートンに1発を浴び、結局7安打6失点と先発としての仕事を果たせず。
今シーズン最多失点と精彩を欠く内容での降板。

オールスター出場など、忙しいスケジュールで
疲労が抜けきっていなかったのだろうか。
今日のマウンドでは、安定感抜群の投球は影を潜めてしまった。

ベテラン選手だけに、夏場に向かうこの時期に
どれほど疲弊した状態か、一抹の不安。
次戦登板も今日のような結果になるようであれば、
リフレッシュ期間を入れることも考えられる。

溜め込んだダメージは簡単には抜けきらない。
気持ちで乗り切るしかない場面も今後は増える。
それには、勝ち星以上のサプリメントは存在しない。

大黒柱だけに、戦線離脱となると、チームの根幹が揺らぐ。
これまで、三浦に助けられてきたベイスターズナイン。
試合を楽に投げることができるような援護で、
三浦に白星をプレゼントしてもらいたい。

一方で、今日の試合でも出場機会がなかった小池と筒香。
怪我などの報道もなく、チーム内の実情は計り知れないが、
好調の波に乗っている選手はグラウンドに立たせてもらいたい。
また、不調の選手であってもファーム送りにしない限り、
ベンチで燻らせることは得策とは言い難い。
地元横浜高校出身の期待のフランチャイズプレーヤー候補。
なんとか、一軍での試合できっかけをつかみ、
頭角を現してもらいたい。

結局試合は。9失点での大敗。
同じ負けでも今日のような一方的な展開だと、
精神的にダメージは少ない。
上手な負け方と卒のない勝ち方で
ペナントを戦えるようになれると、勝率も上がる。

来週は苦手広島との3連戦。
阪神3連線と同じような戦い方をファンに見せて欲しい。
阪神 1-3 DeNA 

(中) 荒波 .269
(二) 内村 .259
(三) 中村 .289
(左) ラミレス .306
(一) 後藤 .333
(遊) 渡辺直 .292
(右) 一輝 .190 
(捕) 鶴岡 .199
(投) 藤井 


ベテラン藤井で連勝を狙うベイスターズ。

初回の攻撃で2四死球とエラーでワンアウト2・3塁の絶好機が訪れる。
ここで打席に立つのは、気温の上昇とともに調子を上げてきたラミレス。
期待にきっちり応えるライト前タイムリーで1点を先制。

続く打者、今季初先発の後藤はサードゴロ。
しかし、打球が弾んでいる間に三塁ランナーの中村ノリがホームイン。
2点目を先発藤井にプレゼントする。

藤井は要所を締めるピッチングで6回途中を1失点に抑える。
リズムの良さで、打撃陣の援護を受ける確率の高い藤井。
今日は後続のリリーフ陣に好影響を与える。

加賀→菊池→藤江
3人が6回から8回をパーフェクトリレーを見せる。

最終回のマウンドに登った山口には、藤井のご加護がなかったのはご愛嬌。
3本のヒットを浴びながらも無失点で切り抜けゲームセット。
9回の拙攻にも見られるように、チーム状態がどん底の阪神に価値ある連勝。

これで後半戦を五分の勝ち星にした。

今日はスタメンから、筒香の名前が消えた。
予告先発が左腕の岩田であった事からも、
横浜高校の先輩、右の後藤の起用となった。

代打での出場もなく、今日は打席に立つことなく試合を終えた。
あすの先発予告も左腕の能見と、先発落ちの可能性が高い。
千載一遇のチャンスをもらった後藤が結果を残すようだと、
完全にレギュラー降格となる。
高校の先輩とのスタメン争いで、正念場を迎えた筒香。
尻に火のついた状態から意地を見せてもらいたい。

一方で、昨日の殊勲者、小池の先発も期待されたが、
中畑監督は一輝を選択。
代打の切り札としてベンチに残して置きたかったのか。

チームの中堅からベテランの域に入りつつある松坂世代。
使い勝手の良い選手だからといって、
ベンチ要員に甘んじるつもりは毛頭ないであろう。
絶好調の今、是非先発で使ってもらいたい選手。
ここで、レギュラーを奪う活躍を見せてくれるかもしれない。

筒香と同じく、今日は出場機会に恵まれなかった小池。
一輝が結果を残せず途中交代となったことからも、
先発の機会が与えられるかもしれない。

右打者の外野手では、
同級生の森本、一学年下の一輝がベンチで出場機会を伺っている。
厳しい競争から、一人抜け出す活躍を見せてくれると、
チームの成績も安定してくれる。

明日の先発ライトに誰を起用してくるのか。
筒香は出場機会があるのか。
中畑監督の采配に要注目。
阪神 1-5 DeNA 

(中) 荒波 .269
(二) 内村 .250
(一) 中村 .291
(左) ラミレス .307
(右) 金城 .249
(遊) 渡辺直 .309
(三) 筒香 .194
(捕) 黒羽根 .130
(投) 高崎 



今日の先発は高崎。
後半戦はローテーションの柱として勝ち星を重ねてもらいたいところ。

序盤は毎回ランナーを出す不安定な投球。
3回に2本の長打で1点を失うも、後続をダブルプレーに打ち取る粘りのピッチング。
8回まで投げ切り、9本の安打を浴びながらも、
1四球と制球は崩さない卒のなさで、3回の1失点のみ。

打線は5回まで無得点と、嫌な流れとなる中、
6回に代打で登場した小池が価千金の逆転3ランホームランを放つ。
オールスター前からの好調の波をしっかり離さず保ち続ける。

高崎に4勝目をもたらす貴重な仕事。
左腕の先発が予想されるときは金城に代わり先発に抜擢されそう。

後藤も代打で出場。
松坂世代の横浜高校の同級生コンビが
スコアボードに名を連ねる場面も見られそう。

対して、スタメンサードの後輩の筒香は
プロの壁を越えることが出来ずに、苦しんでいる。
今日は7番サードでの先発。2打数1安打も3四死球。
押し出しのデッドボールで9回には打点を上げる。

7/7以来の今月2打点目。
ほぼ、5番で先発出場しながらも、この結果は寂しい。
今月に至ってはホームランはおろか、
タイムリーヒットすら放つことが出来ない。

今日のように、出塁することで
ゲームに参加している気分は味わえる。

毎試合望む成績を残すことは不可能。
理想を高く持つことは悪くはないが、
自らを縛り、精神的に追い込まれたような状況で
プロのピッチャーと対峙していては、
思い切ったフルスイングをすることは難しい。

押し出しによる打点とは言えども、
9回でのダメ押しはチームにとっては貴重な1点。

仕事は果たしたと、気持ちを楽にして明日の試合に挑んでもらいたい。

あすの先発はベテラン藤井。
6連敗中と不調に喘ぐ阪神。
連勝するチャンスは十分にある。
後半戦の成績を5分に戻し、
エース番長にバトンを渡すことができれば、
チームに勢いが生まれそう。
小気味良いピッチングで打線にリズムを与えてもらいたい。
巨人 6-4 DeNA 

(中) 荒波 .270
(二) 内村 .250
(一) 中村 .295
(左) ラミレス .308
(三) 筒香 .191
(遊) 渡辺直 .308
(右) 下園 .237
(捕) 鶴岡 .203
(投) クレイマー 


今日の先発は新外国人選手のクレイマー。
サウスポーということぐらいで、
まだ情報の少ない選手。
どのような投球を見せてくれるのか、注目。

攻撃陣は新戦力を強力に援護。
初回、中村ノリ・ラミレスが1打点ずつあげ、2点を先制。

しかし、先発のクレイマーは毎回安打を打たれ、
2回以降、毎回失点して、4回に逆転を許してしまう。
5回途中で9安打3失点で降板。
先発としての責任を果たすことはできなかった。

戦力として計算できるのかは、
今日の試合ではアピールできなかった。
首脳陣としても頭を悩ますところ。

試合はコツコツと反撃し、7回に逆転。
しかし、その裏に落とし穴。

ノーアウト満塁のピンチから、
篠原が痛恨の押し出し四球で同点に追いつかれる。
直後、サードゴロでホームゲッツー。
ピンチを切り抜けたかに思えたが、
敬遠四球で塁を埋め、2アウト満塁。
この場面でも、リリーフの大原慎が押し出しの四球を与えてしまう。

押し出しによる失点での逆転負け。
失点を最小限に抑えるためには、
時には押し出しも仕方がないところ。

しかし、この回は打たれたヒットは内野安打の1本のみ。
2死球3四球での2失点では、プロとして恥ずかしい。
押し出しによって逆転されるのは、あまり記憶にない負け方。

後半戦を2連敗でスタート。
明日からは、甲子園に舞台を移して、阪神との3連戦。
5位に沈み、調子の上がらない状態。
この3連戦で勝ち越すチャンスは十分にある。
高崎・三浦・藤井と勝ち星の計算が立つピッチャーを並べられる。

オールスター前の3連勝の勢いを取り戻す戦いをしてもらいたい。

巨人 6-2 DeNA 

(中) 荒波 .266
(二) 内村 .250
(一) 中村 .298
(左) ラミレス .301
(三) 筒香 .193
(遊) 渡辺直 .300
(右) 小池 .228
(捕) 鶴岡 .209
(投) 国吉 


後半戦の開幕を任されたのは、若手期待の国吉。
一軍復帰後、2戦を経て勝ち星は付かず。
前回の登板では7回7失点と結果を残すことが出来なかった。

オールスター前の3連勝が後半戦に入り、どこまで伸ばせるか。
チームの勢いを図る上でも、勝利で絶好のスタートを切りたい。

初回の攻撃でラミレスのタイムリーで1点を先制。
俊足内村が2塁からホームインと、理想的な点の取り方。

しかし、直後ウラの守りで、国吉が踏ん張りきれない。
先頭打者をヒットでの出塁を許すと、
送りバントで得点圏にランナーを背負い、
つづく打者にタイムリーツーベースを浴び簡単に失点。

ツーアウト後、更にタイムリーを重ねられ逆転を許す。
立ち上がりの不安定さに付け込まれしまう。

国吉は4回に2本のホームランを浴び5失点。
5回に代打を出され、降板となる。

反撃も8回のラミレスのソロホームランのみ。
攻撃陣では、骨折で石川の離脱がチームの勢いを消した形。
楽天から獲得した俊足内村が石川の穴を埋める活躍を期待したい。

後半スタートのオープニングを任された国吉。
白星を上げ、自身とチームに勢いを与えたかったところ。
しかし、首脳陣の期待に応えることができず。

若手投手がなかなか頭角を表すことができずにもがいている。
これまで、数人の先発候補を1軍に上げては、
失敗に終わり、2軍落ちとなる負のルーティン。

国吉は力のあるストレートが持ち味。
本格派ならではの一度勢いに乗ると、
トントン拍子で勝ち星を上げそうな期待感を漂わせる。

先発枠ひとつ潰す覚悟で、国吉の将来性に賭けてもファンは納得する。
攻撃陣も若手投手の芽を伸ばす強力援護も期待したところ。
後半戦は国吉の成長がどれほど見られるかに注目したい。

後半戦初戦は首位巨人に力の差を見せ付けられる完敗。
連勝も3でストップ。連勝のあとに連敗はしたくない。
明日は勝ち星を上げたいところ。
先発予定の新外国人の左腕クレイマーがどのような投球を見せてくれるか。
初物に弱い巨人相手で、勝利に貢献する投球を期待したい。
DeNA 4-0 ヤクルト 

(二) 石川 .289
(遊) 渡辺直 .286
(三) 中村 .295
(左) ラミレス .294
(一) 筒香 .197
(右) 小池 .237
(中) 荒波 .267
(捕) 高城 .000
(投) 小林太 


今日の先発は小林太。今季2度目の先発。
前回は3回6失点と先発に失敗。
中継ぎで結果を残し、1ヶ月ぶりに先発マウンドを得る。

マスクをかぶるのは高卒ルーキーの高城。
今日藤井に代わり1軍に昇格を果たし、即デビュー戦。
初出場を初先発で飾り、首脳陣の期待の大きさを感じさせる。

試合は小林太が毎回安打を打たれながらも我慢強い投球で零封。
打っても2回に自ら先制タイムリーを放ち、リズムに乗る。

高城は6回の3打席目で代打を送られ交代となるが、
5回まで小林の無失点を引き出す見事なインサイドワーク。
捕手としての資質の高さを首脳陣にアピール。

6回裏には絶好調の小池の2点タイムリーとエラーが重なり3得点。
4点のリードを持って試合終盤に入る。

5回8安打浴びながら無失点に切り抜けた小林太。
その後を受けたリリーフは、延べ6人をつぎ込んだ総力戦。

小林太(5回)→大原慎→菊地→藤江→篠原→加賀→山口
毎回ランナーを出しながら、
ヤクルトは16残塁で零点と拙攻にも助けられる。

チームは2ヶ月半ぶりとなる、今季2度目の3連勝。
オールスターブレイク前の9連戦を
4勝4敗1分と5割の成績で乗り切った。

気持ちよく、休養期間に入れるのは大きい。
勝率は.351と目先の目標となる4割までまだ遠い。

しかし、打撃陣に当たりが出てきたことで、
後半戦に向けて希望が持てる状況になりつつある。

借金は「22」と、ペナント争いという観点から見ると、完全に脱落。
チームの戦力アップを計りながらの戦い方とシフトチェンジを図りそう。

若手期待選手にこれまで以上にチャンスが与えられることになる。
その筆頭が打者では筒香、投手では国吉。

筒香は今日の4タコで打率は.197で前半を折り返し。
1割台と屈辱的な数字から、ファンの期待に応える巻き返しを見せて欲しい。

国吉は好投と炎上を繰り返す不安定な投球内容で、防御率は3.92。
チーム2番目の勝ち星を上げている藤井の防御率は3.51。
決して優秀な数字ではなくとも、4勝を上げている。

国吉にとって、色々と参考になることがあるはず。
勝てる投手を目指してもらいたい。
DeNA 6-2 ヤクルト 

(二) 石川 .286
(遊) 渡辺直 .296
(三) 中村 .292
(左) ラミレス .297
(一) 筒香 .201
(右) 森本 .248 
(中) 荒波 .266 
(捕) 黒羽根 .132
(投) 三浦 



今日の先発は番長三浦。
相性抜群の黒羽根が19試合ぶりにスタメンマスクを被る。

初回にいきなり中村ノリ・ラミレスの連続ホームランで2点先制。
絶好のスタートを切る。

3回にも中村ノリの2点タイムリーが飛び出し、4点リードを奪う。
先発の三浦は4回に1点を失うも、
2・4・9回以外は3人で切って取る抜群の投球。

攻守の切り替えのリズムが良く試合は坦々と進む。
8回には中村ノリの今日2本目のアーチと小池の連続ホームランで2点を追加。
9回は1点を失うも、116球の熱投で完投勝利で8勝目を手にする。

チームの連勝は先月6/22以来。勝率を.342まで戻す。
しばらくスタメンから外れていた黒羽根も無難なインサイドワーク。
危なげない試合運びは、試合展開を読めるベテランならではの白星。

明日の試合で、オールスターブレイクに入る。
勝てば9連戦を5分で乗り切ることが出来る。
先発の小林太を筆頭に総力戦で5/6以来2度目となる3連勝を飾ってもらいたい。

DeNA 7-5 ヤクルト 

(二) 石川 .286
(遊) 渡辺直 .308
(三) 中村 .285
(左) ラミレス .292
(一) 筒香 .205
(右) 金城 .239
(中) 荒波 .269
(捕) 鶴岡 .209
(投) 藤井 


今日の先発はベテラン藤井。連敗中のチームに勝ち星をもたらして欲しいところ。

試合は初回ラミレスのタイムリーで先制するも、
つづく2回の表に逆転されてしまう。
しかし、直後の裏の攻撃で再逆転。

つくづく、藤井登板の試合では、攻撃陣が活発になる。
4回にヤクルトに3点奪われ、逆転されてしまう。
しかし、攻撃陣も粘り強くヤクルト投手陣に喰らいつき、
4・5回に1点ずつ返し、同点に追いつく。
更に6回の攻撃では石川が3年ぶりとなる逆転2ランHRを放つ。

5回5失点と散々な試合内容にも関わらず、
攻撃陣がこまめな反撃で黒星を消す。

藤井には野手陣がリズム良く攻撃に移れる投球術があるのだろう。

連敗も4で止まり、勝率も.333と、1勝2敗ペースに戻す。
首位打者阿部の打率が.313。
ひとまず、オールスターブレイクまで逆転される可能性が低くなった。

9連戦2勝4敗1分。
明日の試合の先発は番長三浦。
連勝して、9連戦5割の可能性を残すピッチングに期待。
DeNA 1-7 広島 

(二) 石川 .279 
(遊) 渡辺直 .277
(三) 中村 .283     
(左) ラミレス .289  
(右) 下園 .234
(一) ルイーズ .200
(中) 荒波 .269
(捕) 鶴岡 .206
(投) 国吉 
 


今日の先発は国吉。交流戦前に2軍落ちしてから、
先週1軍復帰で好投を見せ、首脳陣にアピール。
2戦目の先発マウンドも与えられ、復帰後初勝利を掛ける。

初回は2者連続三振と幸先の良いスタートかと思われたが、
3番梵にソロホームランを浴びてしまう。
2回は三者連続三振と、力強い投球。

しかし、3回以降は毎回ピンチを背負う苦しい内容。
3回・5回・6回に1失点。
7回にはワンアウト満塁のピンチから、
パスボール・犠牲フライ・タイムリー2ベースで3失点。

7回を投げ7失点。先発としての責任を果たせず。
6回4失点の段階で降板させず、7回のマウンドを与えたのは、
中畑監督の期待の表れか、懲罰的な意味も含まれているのか微妙な所。

攻撃陣も広島新人野村投手に手も足も出せず完敗。
この日、中村ノリ・ラミレスが揃ってスタメンに名を連ねるも
得点は荒波の犠牲フライの1点のみと、全く見所の無い試合。

満員御礼の横浜スタジアムを盛り上げることすら出来ない。
3連休の中日とはいえ、カープ戦でスタンドが一杯になったのは驚き。
本格的野球シーズンの到来と、DeNAの営業努力の賜物。

しかし、この内容ではファンの心をつかみ、リピーターを獲得することは難しい。
勝って万歳をさせなければ「また来よう」という気持ちにはならない。

昼間開催されている夏の高校野球神奈川予選の熱気が残るナイター戦。
3連休全てハマスタで開催できる絶好の機会にも関わらず、虚しく2連敗。
明日の試合は何が何でも勝利し、プロチームとしての意地を見せて欲しい。

横浜高校出身の筒香は、不調に沈み、遂にスタメン落ち。
敗戦濃厚の終盤に途中出場するも、2打数無安打。結果は出ず。
このまま一軍に帯同させるのか、ファームで一から鍛え直すか、
中畑監督も頭を悩ますところ。

今の成績を見れば一軍スタメンの実力を備えているとは言い難い。
将来性を感じさせる飛距離あるホームランが魅力の筒香。
しかし、6/11楽天戦以来、一発が生まれていない。
今月は長打はおろか、タイムリーすら打てない状態。

迷いのあるスイングで、打撃フォームを完全に崩している。
当てにいく打撃で打率を追いかけても筒香の存在価値はそこにはない。
チームにはすでに中距離打者の駒は揃っている。
背番号「25」を背負う覚悟をシーズン通して貫いてもらいたい。

国吉・筒香と高卒プロ入り3年目期待の若手が共に精彩を欠く。
この2人は不甲斐ないチームにおいて、ファンの拠り所ともなっていた。
プロの壁にぶつかっているのは明らか。
乗り越えるための礎を今シーズン中に築いてもらいたい。

ホーム3連戦を3タテされるお粗末な内容。

オールスター前の9連戦、1勝4敗1分と早くも勝ち越しの目が無くなった。
明日からはヤクルトとハマスタでの3連戦。
ここで結果を残さなければ、オールスターブレイクの間に
チームに激震が走ることも充分考えられる。

今日の敗戦で勝率は.324。
セリーグ首位打者の阿部の打率が.318と拮抗してきた。
統一球になってからは、「いくらなんでも・・・」と思われた
首位打者と率を争う屈辱的な展開。

夢も希望も持てないベイファンに、さらに鞭打つ
「悪夢」を見せることは許されない。
もし、抜かれようものなら、沽券に関わるどころではない。
プロ野球球団としての存在意義も問われる。

1勝2敗でも勝率が上がる。
そんなチーム成績があっていいはずが無い。
今ここで、プロ野球再編(チーム数削減)を謳われても、
ベイスターズは文句を言う資格は無い。

ファンから生卵を投げつけられないだけでもありがたいほどの惨状。
実際投げられないという事は、
ファンもチームに熱い情熱を注ぐことが無駄だと諦めている証拠。
情けないにもほどがある。

明日負けると勝率は.319。まさに現実問題。
トーナメント戦に挑む必勝の覚悟で試合に臨んでもらいたい。
DeNA 3-8 広島 

(二) 石川 .283 
(遊) 渡辺直 .273
(右) 下園 .233
(左) ラミレス .285
(中) 金城 .239
(一) ルイーズ .216
(三) 筒香 .207
(捕) 鶴岡 .208
(投) 山本 


今日の先発は山本。前回好投後、2軍調整で2週間ぶりの登板。
しかし、初回・2回と1点ずつ失う。

主導権を握られ、試合は終始広島ペース。
結局追いつく事も出来ず敗戦。
山本は7回を投げ6失点と先発の責任を果たすことは出来なかった。

今日の試合では、勝利に対するベンチの執念が感じられなかった。

下園のタイムリーで3点差にした直後、セカンドゴロに倒れたラミレス。
やはり、体調不十分で1試合を任せられる状態ではないのであろう。
直後の6回の守りからラミレスを早々にで引っ込めてしまう。

そのため、7回に訪れたワンアウト2・3塁の絶好機の打席には、
交代で入った荒波が立つことになる。
疲れから、打撃の調子が急降下、スタメン落ちと絶不調の荒波。
結果もファーストゴロと伴わないから、
ラミレスの早すぎる交代が余計に浮き彫りとなった。

4番に座る選手はチームの大黒柱。
打順も4番を中心に組んであるのだから、
簡単に代えの利くポジションではない。

当然、チャンスに回ってくるように人員配置されているのだから、
今日のように絶好の場面で、打席に立てないようでは、
先発で起用すべきではない。

途中交代しなければならない体調であるのならば、
オールスターブレイク前の今なら2軍調整しても
欠場する試合数は最小限で帰ってこれる。

しかし、オールスターに人気投票で選出されているため
公傷扱いにならないとオールスター明けに登録抹消期間を上澄みされてしまう。
また、本人のモチベーションがオールスターに向かっている事も考えられる。

確かに、ファン投票で選ばれたからには、
ある程度は無理をしてでもオールスターに出場することは望ましい。
しかし、肝心のペナントレースが疎かになるようでは本末転倒。

今日は同じくファン投票で選出された中村ノリを休養のため
グラウンドに立つ機会は訪れなかった。

ファンサービスを大切にする中畑監督が
オールスターを重要視しているのだろうか。
正直、今はそれどころではないチーム成績。

これほど低迷しているチームからオールスターに出場することの方が憚れるレベル。
プロのチームとしてはありえない、.329という勝率。
これは、ワンカード3試合で1つ勝てるかどうかという数字。
こんなチームでいくら個人成績を残しても、
球宴に胸を張って出場することは支持できない。

死に物狂いでペナントの1勝を取りに行くことができない体調ならば、
グラウンドに立つこと自体がファンに対しても背信行為。

たとえ、オールスターで活躍するようなことがあっても
素直に喜ぶことなど出来そうもない。

万全の体調に再調整するために、
オールスターを犠牲することは決して褒められる行為ではないが、
深刻なチーム状況を鑑みればどちらにプライオリティーがあるかは明白。

とにかく、ベイスターズの勝ち星よりもファンの喜ぶプレーなどは存在しない。
最高のファンサービスはチームの勝利。
未だ1勝しかできない広島戦で、ホーム3連敗は許されない。
明日の試合にラミレス・中村ノリが先発起用されるのか、注目したい。
DeNA 4-12 広島 

(二) 石川 .281
(遊) 渡辺直 .256
(三) 中村 .284
(左) ラミレス .284
(一) 筒香 .210
(中) 金城 .242
(右) 小池 .211
(捕) 鶴岡 .207
(投) 高崎 

先発の高崎がまさかの大炎上。
4回を投げ、6失点。先発失敗。いつもの粘り強さが皆無。
前回の登板での熱投サヨナラ負けのダメージが抜け切らない。

全ての試合に結果を出せるわけもなく、
ましては、年に数回もない好投が報われずに
見殺しにされ、傷心のマウンドを経験した直後。

大量失点もとても責められない。
ファンにとってもフラストレーションが溜まるのだから、
このままでは、高崎のココロが折れてしまっても不思議ではない。

この負け方は、チームへの信頼関係が崩れている象徴。
粘りなく、連打を喫する姿は、やる気スイッチがオンにならない模様。

味方打線は序盤に大量失点してしまった時こそ、
強力バックアップ、たまのご褒美を与えられる様でなくては、
これまでの埋め合わせをすることは到底叶わない。

しかし、「高崎のために」という覇気は伝わってこない。
言い訳程度の反撃で見所なく大敗を喫してしまう。
今日のような試合でこそ、諦めない姿勢を見せて欲しかった。残念。

打線にはラミレスが4番に復帰。
いきなりの3安打2打点と結果を残し、体調面の不安を一掃。
ルイーズは先発落ちとなった。

気になるのは、中村ノリと筒香の起用法。
サードの中村ノリ、ファーストに筒香を起用した中畑監督。
今後の筒香の起用法に迷いが感じられるオーダー。

サードに戻さなかったのは、いつでも外野にシフトできるようにするため。
また、中村ノリをサードで固定し、守備位置の変化でリズムを崩さないため。

筒香は5打数無安打と結果を残すことが出来なかった。
そろそろ、中畑監督の我慢も限界に近づいている気配が漂う。
打率が.210と低迷。豪快なホームランも影を潜めている。
将来の期待も込めての先発起用は本人も自覚しているところ。
オールスターブレイクまで5連戦。
なんとかきっかけを掴む一打を放ってもらいたい。

また、絶不調に悩む荒波も先発落ち。
疲れが溜まり、バットが振れない状態。
当てるだけのスイングでは、荒波の良さは発揮されない。
おもいきってオールスター明けまで休養を取らせることも考えてよさそう。
2軍で結果を残す啓次郎あたりに出場機会を与え、様子を見てみたいところ。

とにかく、高崎・荒波あたりには精神的・肉体的リフレッシュが必要。
荒波に関しては、シーズンを通して働く体力はまだまだといったところ。
高崎には、勝ち星こそが最良の薬。
次回登板はオールスター明けとしばらく間隔を明けることが出来る。
攻撃陣はこのまま高崎を潰しかねないと覚悟して全力バックアップしてもらいたい。

シーズンも折り返し、代わりに出場する選手にとって数少ないチャンス。
一軍定着を目指し、目先の結果を求めるガムシャラさを見せても良い。
首脳陣への一番のアピールは、勝利への貢献。
ひとつの走塁でも「こいつを使えば勝てる」と思わせるプレーは可能。

9連戦を1勝2敗1分と1つの負け越しとなってしまった。
明日の試合は必勝の体制で挑んでもらいたい。
ヤクルト 6-6 DeNA 

(二) 石川 .277
(遊) 渡辺直 .250
(三) 中村 .287
(一) ルイーズ .212 
(右) 筒香 .216
(中) 金城 .234
(左) 小池 .217
(捕) 鶴岡 .212
(投) 加賀美 


2回に鶴岡のグランドスラムで4点先制も、
今季先発2試合目の加賀美がリードを守れない。
打者一巡の攻撃を受け、同点に追いつかれる。

加賀美は2回を投げ、6安打4失点で降板。
ファーストのルイーズの失策がらみだったとはいえ、
女房役の満塁弾で4点のリードをあっという間に使い切る。
気持ちよく試合を運べる勝ちムードを台無しにしてしまう。

これでは、先発ローテーションを任せることは難しそう。

試合は得点を取ると逆転されるシーソーゲーム。
最終回になんとか同点に追いつき、時間切れドローに終わる。

ラミレスは先発から外れるも、
5回からルイーズの代打として起用されると、
そのまま9回の打席まで出場。
心配された体調面は大事に至るほどのことではなさそう。

エラーをするなど、ルイーズではチームの中心を任せるのに心許ない。
ラミレスが万全の状態で戦列に復帰するまでの辛抱。
筒香に当たりが出れば、3番筒香4番中村ノリと打線が組める。
打率.216と低迷する将来の4番候補。
なんとか、1軍で自分のバッティングが出来るきっかけを
今シーズン中につかんでもらいたい。

中畑監督も覚悟を決めて、筒香を起用。
その期待になんとか応えてもらいたい。
ヤクルト 7-6 DeNA 

(二) 石川 .279
(中) 荒波 .270
(三) 中村 .281
(一) ルイーズ .226
(右) 筒香 .216
(左) 森本 .252 
(遊) 梶谷 .202
(捕) 鶴岡 .202
(投) 三浦 

昨日のベテラン藤井の好投を受け、
今日は大黒柱の番長三浦で連勝を狙う。

先発オーダーから、ラミレスが外れる。
昨日も6回の打席に代打を出され、
調子落ちのため休養を与える措置か。

今シーズンは2度、足の故障で戦線を離脱している。
今回は長期離脱を危惧してのものだろう。

空席となった4番に座ったのが、ルイーズ。
今だ打率2割そこそこと、調子が出ないが、長距離砲としての底力に期待。

試合は初回に中村ノリの先制2塁打。
しかし、三浦が直後の立ち上がりに2ランホームランを浴びて逆転を許す。

不安定な初回を切り抜けると、2回以降は本来に制球力を取り戻し、
昨日の藤井同様、リズム良く5回まで3人で切り抜ける完璧なリカバリー。

このリズムのよさに攻撃陣も反撃に移る。
3回に中村ノリ・ルイーズの連続タイムリーで逆転。
5回にもルイーズが2打席連続タイムリーと、4番としての責任を果たす。

三浦は7回を投げぬき、3安打2失点としっかりと試合を作る。
151勝目の権利を手にしてマウンドを後続に託す。

3点のリードを持って登板したリリーフ陣。
勝ちパターンの中、マウンドに上がった藤江・加賀の2投手が今日は誤算。
藤江は1失点後、満塁のピンチを作り降板。
ワンポイントの篠原が2アウトまで漕ぎ着けるも、
続く加賀が4番畠山に痛恨の満塁弾を浴び、逆転されてしまう。

連勝とならなかったベイスターズ。
昨日から始まった9連戦は神宮3連戦の後は、地元横浜で6戦。
全て関東圏での試合と、恵まれた日程。
相手はヤクルト→広島→ヤクルト。
苦手広島を攻略し、5割以上の勝率で勝ち星を稼ぎたいところ。

4番に入ったルイーズが結果を残し、
エース三浦が持ち前の粘り強さを見せる。
勝ち星が計算できた試合。

結果は痛恨の逆転負けとなってしまったが、
明日の試合を勝利すれば、再び勢いが生まれる。

ラミレスの体調次第だが、
ルイーズがこのまま波に乗り、
先発予定の加賀美が、前回の失敗を引きずることなく、
自身のベストピッチを見せれば
今日のように勝ちゲームの期待は大きい。

9連戦を勝ち越すために、常に白星を先行させておきたいところ。
オールスターブレイク前のロングスパート。
投手陣・野手陣総力戦で挑んでもらいたい。
ヤクルト 1-6 DeNA 

(二) 石川 .285
(中) 荒波 .257
(三) 中村 .274
(左) ラミレス .279
(右) 筒香 .217
(一) ルイーズ .185
(遊) 梶谷 .198
(捕) 鶴岡.200
(投) 藤井 

連敗中のベイスターズ。
今日の先発は藤井。安定感あるベテランのピッチングを期待。
初回にラミレスのタイムリーツーベースで1点を先制。

直後に同点にされてしまうも、
その後はリズム良く3人ずつ打ち取り、攻撃陣の援護を待つ。

藤井が投げる試合では、味方が良く得点の取ってくれる。
今日も5回に味方がエラーがらみで1点勝ち越す。
6回も中村ノリのタイムリーで3点目。

攻守が噛み合った試合展開。
6回ワンアウト、初回以来のランナーを出したところで、
マウンドをリリーフ陣に譲った藤井。

交代のタイミングが予想がつきやすいため、
後続投手も試合の波に乗りやすくヤクルトの反撃を許さない。
8回にはラミレスの代打で6回から試合に出場していた森本に
値千金の3ランホームラン。

リリーフ陣も零点に抑え込み、理想的な試合展開で連敗脱出。
藤井のリズムの良さは、高崎・国吉にとって参考になる。
勝ち星を重ねるためには、打撃陣の援護が不可欠。
4勝目を手にした藤井にこの2人が続いてくれれば
チームの勝率も4割復帰の可能性が高くなる。
今週は白星スタートと、勝ち星を重ねるチャンス。
明日の先発は番長三浦。150勝した勢いそのまま、連勝となることを願う。
中日 2-1 DeNA 

(遊) 石川 .289
(二) 内村 .375
(三) 中村 .272
(左) ラミレス .277
(一) 筒香 .221
(右) 金城 .240
(捕) 鶴岡 .200
(中) 荒波 .259
(投) 国吉 


今日の先発は国吉。
交流戦前に2軍落ちしてから、約2ヶ月ぶりとなる一軍のマウンド。
結果次第では今シーズン、先発のチャンスを失いかねない一戦。

プレッシャーのかかる立ち上がりを3人で退け、勢いを掴む。
7回まで1安打無得点に抑え込む。
自己最速の152km/hを記録するなど、直球の威力は充分。
1安打に抑えながらも5四球。
これが、終盤スタミナ切れを起こしてしまった要因。

7回のラミレスのソロホームランで1点リードのまま8回を迎えた国吉。
しかし、甘くなった変化球を連打されピンチを作ると、
ワンアウト1・2塁の場面で中畑監督は交代を決断。
勝ち投手の権利を持ったままマウンドを後にする。

2番手の加賀が代わりバナの1球目をセンター前に痛打され同点に追いつかれてしまう。
残念ながら、復帰戦での勝ち星はなくなってしまう。

8回途中、121球の熱投は首脳陣に充分にアピールすることが出来た。
終盤のガス欠で完投することはできなかったが、
四球で球数がかさんでしまったのは持ち味のひとつともいえる。

球威あるストレートを投げ込むには、
スナップを利かせて揚力を生むスピンを掛けることが必要。
ある程度の制球は目を瞑らないとならない。

国吉のウイニングショットは紛れもなくストレート。
この球で相手打者を打ち取らなくてはならない。
そのためには、少しでもストレートを
相手打者にとって脅威となる球にしなくてはならない。

国吉の直球のレベルはプロでも充分通用するものと自信を持ってよい。
配球などで直球の使い方を工夫すれば奪三振の数も増えてくる。
長身から角度ある低めのストレートは簡単には打たれることはない。
しかし、1打席のうちで何回も見せてしまっては、
プロの打者であれば、対応してしまう。

意識的に、真ん中高めに伸びのある直球を思い切り投げ込むこと。
これだけで打者の目線を上下させることが出来る。
150km/hを超える球であれば、高めの球は浮かんでくるように感じる。
長身の国吉が投げ下ろすボールであれば、その感覚は大きくなる。

また、高めコースでストライクを取れれば、
荒れ球でも空振りを取ることもできる。
打者の目線をずらすことはキャッチャーのインサイドワークのひとつ。
長身投手の特権である球の出所を有効にさせるためにも
高目を上手く使ってもらいたい。

それにしても、これだけの好投にチームが応えられなかったのは痛恨。
この試合で勝ち星を上げることができていれば、
国吉にとって大きな自信が得ることができたはず。

試合内容には充分満足できたであろうが、
結果として残らなければ、プレッシャーから開放されることはない。
勝ち星は不調に喘ぐ投手にとって「最良の薬」。
今日のピッチングは白星に充分値するもの。
今シーズンまだ1勝しか手にしてない若手投手にとって、
次の勝ち星は喉から手が出るほど欲しかったもの。

チームの勢いを生む可能性があった国吉の復帰戦。
期待には応えながらも、結果としてはサヨナラ負け。

好投に応えられなかった攻撃陣。
一昨日の高崎登板の時と同様、
相手チームの得意フィールドでの戦いに巻き込まれてしまった。

打線はあたりの出ないルイーズを遂にスタメン落ちさせ、
昨日2安打と結果を残した金城を起用。
国吉に少しでも援護点を与えようとする決断。

しかし、走力を活かした攻撃は見せることは出来なかった。
6・8・10回とそれぞれ得点のチャンスを迎えるも積極的な走塁は見られず。

6回ワンアウトからヒットで出塁した「石川」。
ここでは、送りバントによる進塁ではなく
盗塁を試みてもらいたい場面であった。
打席に入ったのが得点圏打率の高い中村ノリだったため、
首脳陣もその勝負強さに掛けたのだろう。
しかし2アウトからの打席では厳しい打席になる。
結果は内野ゴロと凡退。期待には応えられなかった。

8回のワンアウト2・3塁の絶好機では俊足「内村」に代打の下園を送り強攻策。
しかし、セカンド正面のゴロにゴロゴーの3塁走者「荒波」が本塁で刺される。
俊足の荒波・内村を使った攻撃(セーフティースクイズなど)も
選択肢のひとつとして考えられた。

10回ワンアウトからヒットで出塁した「荒波」。
代打ルイーズの場面で盗塁を待ってもらいたかったが、
あっさりとライトフライを打ち上げてツーアウト。
続く「石川」にライト前ヒットが出ていただけに、
仕掛けどころを一手間違えた印象が強く残る。

カンフル材的な策を打ち、
チームを鼓舞しようとする采配を良く見せる中畑監督。
その策を有効にするべきチームプレーが
一貫しているようには感じられない。

走力を前面に出すのか、打力に掛けて大量点を目論むのか、
はっきりとチーム色を打ち出し、
相手チームにアピールすることも必要。

中日相手では、打力に頼るよりは
走力に掛けた戦術を活かしたほうが勝利に近づきそう。
クイックも巧みな鉄壁の中日投手陣から盗塁することは至難の業。
しかし、ここから切り崩すことが出来れば
ロースコアゲームにおいて有効な手段となるのは明らか。

相手の戦い方に合わせるのではなく、
自ら仕掛けることが、万年最下位チームにとっては重要なこと。
格上相手に胸を出すような戦い方は無策で稚拙といっても良い。

連勝していくような勢いをチームに生むためには、
相手チームを自分たちのフィールドに誘い込む事は不可欠。
それがないゆえに、チームは勝率を伸ばせないでいる。

脱「マシンガン打線」から、
なかなか次のキャッチフレーズがつかないベイスターズ。
中畑監督の明るいキャラクターだけではなく、
ファンがドキドキする様なチーム色が付けられることを願う。
中日 9-5 DeNA 

(遊) 石川 .285
(二) 内村 .500
(三) 中村 .277
(左) ラミレス .272
(右) 筒香 .220
(一) ルイーズ .182
(中) 荒波 .250
(捕) 鶴岡 .208
(投) ブランドン 

昨日の投手戦とは打って変わって乱打戦となる。

先発のブランドンが3回途中5失点で降板、
2番手に登板した小杉も2失点、3回までに7点のビハインド。

4回に1点返すも、3番手福山も2点を失い試合の勝敗は決してしまう。
追いつかない程度の反撃でお茶を濁すいつもの展開。

5回以降のリリーフ陣は毎回3人で切って取る。
先発ブランドン2番手小杉が早々に試合を壊してしまう内容は
前回先発した阪神戦に続いて全く同じ結果。

ブランドンは沖縄遠征でリリーフ登板をしているが、
そのときは、1回を2安打される不安定な内容。
登板3連続で失敗していることから、
一度ファーム調整を挟む可能性が出てきた。

攻撃陣では、6番ファーストでスタメンに入っている
外国人選手ルイーズの処遇をそろそろ考えなくてはいけない。

今日も2打席結果が出ず、4回で交代させられてしまう。
代わりに入った金城が2安打と気を吐いていることからも
スタメンで調子が上がるのを待って入られない状態。

サードに守備位置を戻した中村ノリの当たりが止まっていることも気にかかる。
筒香をライト→ファーストと守備位置をコロコロ代える状態も頂けない。

外国人投手のハミルトンを退団させてまで、急遽獲得した選手だけに
高田GMとしても、我慢して使って欲しいところだろうが、
現場の選手たちのモチベーションにも関わってきてしまう。

二軍で再調整も止む無し。
チームの今後を考えても、
将来性豊かな若手選手とシーズン途中入団の外国人選手では、
我慢の為所は違って当然。

もっと言えば、吉村を2軍落ちさせてまで
ルイーズを使い続けることには納得がいかない。

この後ルイーズが爆発的な活躍をしてくれることになっても、
今はその準備段階として、2軍試合から調整し直すべき。
啓次郎あたりと入れ替えて、走れる選手をベンチに入れたいところ。

明日の先発予定は若手希望の星、国吉。
今季唯一の白星を上げている中日相手での復帰戦。

ローテーションに挑戦している若手投手が
いずれも失敗に終わっているベイ投手陣。
チームの柱に育ってもらたい国吉に掛かる期待は大きい。
なんとしてでも勝ち星をプレゼントして軌道に乗せたいところ。
連敗を止める意味でも明日の試合は必勝で挑んでもらいたい。
中日 1-0 DeNA 

(二) 石川 .276
(中) 荒波 .254
(三) 中村 .280
(左) ラミレス .272
(右) 筒香 .224
(一) ルイーズ .200
(遊) 梶谷 .202
(捕) 鶴岡 .202
(投) 高崎 


高崎が好投すると攻撃陣が点を取れない。
ジンクスのように続く負の連鎖。
今日の試合でもこの悪循環から抜け出すことが出来なかった。

今日の高崎のピッチングは気迫充分。
8回を無失点、142球の熱投。
非の打ち所のない結果を残すも、無情にも勝ち星は着かない。

今日の内容で駄目となると、気力から挫けてしまいそう。
シーズンでこのような仕打ちが何度もあると、攻撃陣との信頼関係は築くことは困難。
なぜ、こうまで高崎のときに限って巡り合わせが悪いのか。

「勝ち運がない」の一言で片付けるには余りにも残酷な結果。

ひとつには、横浜にはシーズンを戦っていく上で、
拠り所となるべき「型」がないことに尽きる。

相撲などで、自分の型に入ったら負けないという必勝パターン。

巨人は強力打線による打ち合い。
中日では、磐石の投手陣によるロースコアゲーム。

ここ最近に横浜には「これ」といった「型」が思いつかない。
いつも相手なりに戦ってしまう。
巨人戦では点の取り合い、中日戦では1点を巡る攻防。

試合としては拮抗して見えるかもしれないが、
常に相手の得意フィールドでの戦いを強いられている状態。
その傾向が、こと、高崎の登板試合となると顕著になる。

高崎のピッチングスタイルが試合の展開に流されやすい点にあるのが
ひとつの要因かもしれない。
攻撃陣が3点取ると3点取られるというタイプの投手。
試合は壊さず、イニングを稼いでくれる優等生ではあるが、
飄々と試合を進行させ、相手をねじ伏せる威圧感は漂わない。

コントロール良く、変化球でカウントを稼げるが、
高崎といえば「これ」という代名詞がない。

試合なりに結果を残してくれるので、チームメートも安心して試合に挑める。
しかし、チームの戦い方にも、高崎の投球内容にもこれといった「型」がない。
そのため、試合はこう着状態に入りやすくなる。

高崎の先発する試合においては、
チームとしての戦い方を明確に打ち出したほうが良さそう。

たとえば・・・
中日での先発試合ならば、1点を争うゲームになる可能性が高い。
それならば、ノーヒットで得点が奪えるようなオーダーを組む。
攻撃の中心となるクリーンナップにも手を加える覚悟も必要。

荒波(中)
梶谷(遊)
石川(二)
筒香(一)
金城(右)
内村(三)
森本(左)←二軍で結果を残している啓次郎を起用したいところ。
黒羽根(捕)
高崎(投)

走力(守備力)の劣る中村ノリ・ラミレス・ルイーズを先発から外すなど、
思い切った采配を取れば、それはひとつのカンフル剤。
出場している選手にも「自分がどうにかしなくては・・・」
という責任感が生まれる。
この打線の意味「走る」ことが義務ともなる。

試合終盤に見せた梶谷・荒波のセーフティーバント。
このような姿勢が1~9番全員に見られる打線で勝負する。

奇策を持って、無理やりにでもチームの「型」を打ち出すことで
高崎をバックアップしないと、
一昨年から続く「ジンクス」を打ち破ることは出来そうもない。

今日のサヨナラ負けのダメージは高崎にとっては強烈すぎる。
「何をやっても駄目」と諦めがよぎってもおかしくはない。
無力感にさいなまれる前に、何かしらの手を打ってもらいたい。
DeNA 3-6 巨人 

(二) 石川 .277
(中) 荒波 .258
(三) 中村 .281
(左) ラミレス .277
(右) 筒香 .229
(一) ルイーズ .235
(遊) 梶谷 .207
(捕) 鶴岡 .198
(投) 加賀美 


今日の先発は加賀美。今年初めての一軍のマウンド。
しかし毎回のようにランナーを出す不安定な内容。
5回を投げ7安打5失点と結果を残すことが出来なかった。

加賀美には、もう一度チャンスを与えられそう。
しかし、結果を残さないと再びファームで鍛え直し。
次戦が今シーズンの集大成になる覚悟でマウンドに登ってもらいたい。

若手に登板の機会を与えている中畑監督。
しかし、国吉、田中、王、須田、加賀美とローテーションに収まることが出来ない。
三浦・藤井など、ベテランが安定した成績を残す中、若手の台頭が見られない。

一軍の壁を乗り越える若手が一人現れれば、
連鎖反応で投手陣に活気が生まれる。
その期待の一番手が本拠地開幕投手を任された国吉。

1つしか勝ち星を上げることができず、交流戦を前に無念の2軍落ち。
下半身から作り直して再起を図ることを狙い、無期限の調整中。
1軍ローテーションが定まらない現状で、復活を果たして欲しい投手。

直球に自信を持ち、変化球の制球力をつけるには、
まずは下半身の安定を求められた若手長身右腕。
潜在能力は首脳陣も認めるところ。
同い年の筒香と共にチームの顔に成長してもらいたい選手のひとり。
なんとか、今年中に一軍マウンドに戻ってきてもらいたい。

DeNA 4-3 巨人 

(二) 石川 .269
(中) 荒波 .263
(三) 中村 .281
(左) ラミレス .273
(右一) 筒香 .227
(一) ルイーズ .154
(捕) 鶴岡 .202
(遊) 梶谷 .204
(投) 三浦 


今日の先発は150勝目が掛かる番長三浦。
昨日の雨天中止から志願のスライド登板。
チームの士気も自然と上がる。

試合は3回に番長が捕まってしまう。
4本の長短打で3失点、前回の登板と同様、一気に失点を重ねるパターン。

しかし、今日は打線が番長を強力援護。
すぐ裏の攻撃で中村ノリ・ラミレスの連続タイムリーで3得点。

5回には1・2番の石川・荒波コンビで1点をもぎ取る。
梶谷・石川の並びから石川・荒波の並びに代えたオーダー。
打率の面から見ても、今はこの並びが最適。

1割後半から2割6分台まで打率を急上昇させた石川。
一時はリーディング争いに名を連ねた荒波。
今シーズンは色々な経験をしてきた横浜高校コンビ。

自分なりの形をつかんで、レギュラーの座を確固たるものにしてもらいたい。

先発の三浦は、3回以降は要所を締める見事な投球。
7回1アウト3塁と1点覚悟の場面を
長野・古城を連続三振に仕留めると会心のガッツポーズ。

7回を勝ち投手の権利を持ち、リリーフ陣に後を託す。
8回に3人の投手を起用する気迫の采配を見せた中畑監督。

左のワンポイントで起用した篠原が、
阿部に四球を出すと、続く打者が左の高橋にも関わらず、
守護神山口を8回2アウトから投入。

絶対に三浦の勝ち星を消してはならないという、
チーム全体から覇気を感じられるナイスゲーム。
回跨ぎの守護神も最終回を危なげなく切って取りゲームセット。

チームの顔とも言えるベテラン投手が地元ハマスタで
記念となる150勝目を上げる。

試合後のインタビューで
「横浜に残ってよかった!」と泣ける一言。

主力放出でチーム力は落ちる一方。
自身もここ数年は満足な結果を残せず、ジレンマの日々は想像に難くない。
それでも、低迷するチームを引っ張り続ける大黒柱として大復活を果たし、
今年はオールスターに選ばれるまで成績を残す。

エースの座も完全に高崎から奪い返した番長。
チームはオーナーが代わり、激動の時。
今がどん底で、ここからは浮上するしかない状態と信じて
チームを引っ張ってもらいたい。
若手が台頭すれば、リーグでお荷物状態から脱却も可能。
プロ選手として屈辱的なシーズンを過ごさなければならないここ数年のベイスターズ。
今日のピッチング同様、我慢してきたからこそ、
ファンから熱い支持も得られる。
今日の番長への声援はファンの心からの賛辞。
記念の勝利に気を緩めることなく、
今シーズン勝ち星をひとつでも多く重ねてもらいたい。

広島 2-1 DeNA 

(中) 荒波 .260
(二) 石川 .259
(右) 金城 .239
(左) ラミレス .269
(三) 筒香 .226
(一) ルイーズ .200
(遊) 梶谷 .200
(捕) 鶴岡 .200
(投) 山本 


今日の先発は2ヶ月ぶりに1軍のマウンドに帰ってきた山本。
ここで結果を残して、ローテーションの一角に食い込みたいところ。

試合は2回2アウトの先制機でライト前ヒットも、
本塁クロスプレーで筒香がアウト。
惜しくも得点することが出来ず。

その後は両チームの先発が踏ん張りを見せる。
5回にエラー絡みで先制したベイスターズに対し
裏の攻撃でスクイズで同点に追いつくカープ。

投手戦で試合は進み、山本は6回を投げきり降板。
復帰戦を2安打1失点と、見事先発の役割を果たす。

しかし、リリーフ陣が7回に痛恨の勝ち越しタイムリーを浴びる。
この1点が決勝点となり連勝とならず。
沖縄→広島に及ぶ大遠征を1勝4敗で終えることになった。

今日勝てば2勝3敗と勝率4割でなんとか形になっていたが、
遠征5戦は1勝どまりの勝率は2割。
肉体的にも精神的にも厳しい1週間となってしまった。

来週はホーム横浜に戻り、首位巨人を迎え撃つ。
週末は2位中日と名古屋で3連戦。
勝ち星を稼ぐには厳しい1週間となりそうだが、
なんとか5分の勝ち負けで乗り切ってもらいたい。

疲れが見えた中村ノリをスタメンから外し、
筒香をサードで先発起用した中畑監督。
来週以降の筒香起用法はどうなるか、注目したい。

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